少年トッパ

<2021年6月25日・26日公開作> 『夏への扉 キミのいる未来へ』『Arc アーク』など

週末恒例「名古屋で公開される新作映画の注目作はコレ」のコーナー!

『夏への扉 キミのいる未来へ』 <シネマトゥデイ>
ロバート・A・ハインラインのSF小説、まさかの映画化。いや、映画化自体は大いに可能性があったわけですが、まさか日本で作られるとは思っていませんでした。監督は三木孝浩、主演は山崎賢人。
ちなみに原作はめちゃめちゃ大好き、と言いたいところなんですが、もう40年以上前に読んだきりなので大まかな内容しか覚えておりません。
※上映館/ミッドランド スクエア シネマ109シネマズ名古屋イオンシネマ・ワンダー中川コロナシネマワールドイオンシネマ大高イオンシネマ名古屋茶屋

『Arc アーク』 <シネマトゥデイ>
こちらはケン・リュウのSF短編の映画化。不老不死が現実となった近未来が舞台だそうです。監督は『蜜蜂と遠雷』の石川慶、主演は芳根京子。
※上映館/ミッドランド スクエア シネマイオンシネマ・ワンダー中川コロナシネマワールドイオンシネマ大高イオンシネマ名古屋茶屋

『彼女来来』 <シネマトゥデイ>
シュールな味わいの恋愛ドラマのようです。
※上映館/伏見ミリオン座

『いとみち』 <シネマトゥデイ>
越谷オサムの小説の映画化。青森が舞台の青春ドラマだそうです。監督は横浜聡、主演は駒井蓮。
※上映館/センチュリーシネマ

『1秒先の彼女』 <シネマトゥデイ>
台湾映画。消えてしまった「七夕バレンタインデー」をめぐるラブストーリーだそうです。よく分からないけど面白そう。
※上映館/ミッドランド スクエア シネマ

『王の願い ハングルの始まり』 <シネマトゥデイ>
ソン・ガンホ主演の韓国映画。ハングルが誕生する過程を描いているようです。
※上映館/伏見ミリオン座

『ピーターラビット2 バーナバスの誘惑』 <シネマトゥデイ>
ヒット作の続編。ピーター、ますますワルへの道を突き進んでいるみたいです。
※上映館/ミッドランド スクエア シネマ109シネマズ名古屋イオンシネマ・ワンダー中川コロナシネマワールドイオンシネマ大高イオンシネマ名古屋茶屋

○『潔白』 <シネマトゥデイ>
韓国映画。農薬入りマッコリ集団殺人事件の真相に迫るサスペンスだそうです。
※上映館/シネマスコーレ

『僕が君の耳になる』 <シネマトゥデイ>
※上映館/名演小劇場

『BanG Dream! Episode of Roselia II:Song I am.』 <シネマトゥデイ>
※上映館/ミッドランド スクエア シネマイオンシネマ・ワンダー

『それいけ!アンパンマン ふわふわフワリーと雲の国』 <シネマトゥデイ>
※上映館/ミッドランド スクエア シネマイオンシネマ・ワンダーイオンシネマ大高イオンシネマ名古屋茶屋

●ドキュメンタリー

『デニス・ホー ビカミング・ザ・ソング』 <シネマトゥデイ>
香港の歌手、デニス・ホーの音楽活動の軌跡と民主活動家としての姿を追ったドキュメンタリーだそうです。
※上映館/名古屋シネマテーク

『ビリー・アイリッシュ 世界は少しぼやけている』 <シネマトゥデイ>
※上映館/ミッドランド スクエア シネマ109シネマズ名古屋

『息子のままで、女子になる』 <シネマトゥデイ>
※上映館/シネマスコーレ

●リバイバル

『田舎司祭の日記』
※上映館/名古屋シネマテーク

『死霊のえじき』
※上映館/シネマスコーレ

●特集上映

<カトリーヌ・スパーク レトロスペクティブ>
※上映館/名古屋シネマテーク

シネマスコーレでは『あのこは貴族』を上映。僕にとっては現時点での今年ベストワン作品です。日曜には岨手由貴子監督のリモート舞台挨拶もあるとのこと。行きてぇ~。
https://ameblo.jp/rengousekigun/entry-12682690291.html

*     *     *     *     *

●観た映画

『RUN/ラン』※心臓が弱い方以外にはオススメ
冒頭からハラハラドキドキの連続。マジで心臓に悪いです。とにかくもう、母親が怖い怖い。美人であるだけに余計に怖くて、何度も「やめてーっ」と声を出しそうになりました。
<ネタバレ>クライマックスは、ちょっと呆気ない気がしました。しかし、その後のエピソードは、なかなか強烈。そりゃまあ、簡単に許せるはずないっすよね。

『クワイエット・プレイス 破られた沈黙』※心臓が弱い方以外にはオススメ
これまたハラハラドキドキの連続。明らかに前作よりも予算が増えた分、スケールアップした描写を楽しめる……というより、ビビらされました。こんなんばっかり観てたら寿命が縮みそう。

『漁港の肉子ちゃん』※観る価値あり!
すこぶる良質なアニメーション。柔らかな描線も鮮やかな色づかいも素晴らしいし、大竹しのぶをはじめとする声優陣も見事です。特に感心させられたのが、声優初挑戦らしいCocomiの声と喋り方。初々しくも説得力があって、何とも魅力的でした。
ただし、この作品、致命的な欠点があります。それはモノローグが多すぎること。冒頭で肉子の経歴を紹介する部分はともかく、その後も長々とモノローグによる説明が続くわけです。いくら魅力的な声でも、あまりに事細かに説明されると少々げんなり。
『花束みたいな恋をした』を観た時にも思ったんですが、テレビを主戦場にしている方々は言葉で説明しないと観客や視聴者は理解できない、という思い込みが強いのかもしれませんね。モノローグを半分以下に減らせば傑作になったと思います。

『ヒノマルソウル 舞台裏の英雄たち』※観る価値あり!
オリンピック礼賛映画、もしくは便乗映画、はたまたプロパガンダ映画かと思いきや、さにあらず。晴れ舞台に出られなかったスポーツ選手の苦悶や嫉妬心が丁寧に織り込まれた作品であり、なおかつ「オリンピックの運営サイドが競技を遂行させるために(もしくは日本のチームに金メダルを獲らせるために)、いかに裏方に無茶な任務を強いるか」ということをあからさまに描いた作品でもありました。一種の告発作品と言ってもいいかも。
ありきたりの感動作のように見せかけて、しっかりと毒を仕込んだ作り手の姿勢に敬意を表します。

●読んだ本
『見るレッスン~映画史特別講義~』蓮實重彦

●テレビの話題
『パネルクイズ アタック25』が終わると知って超ショック。ずっと前から好きな番組でしたが、ここ3年ほどはほぼ毎回欠かさず見ていました。音楽番組とドラマ、ニュース番組以外で唯一見ている番組でもあります。終わってしまうなんて本当に残念!
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