少年トッパ

<11年7月15・16日公開作> 『メアリー&マックス』など

 週末恒例、「名古屋で公開される新作映画の注目作はコレ」のコーナー!
 「☆=絶対に観る!」「◎=できれば観たい!」です。あとは優先順位が高い順に並べますが、途中からはテキトーです。

『メアリー&マックス』(オーストラリア)94分
 オーストラリアに暮らす少女とニューヨークに住む孤独な中年男性が文通を通して絆を育んでいく様子を描いたクレイアニメーション……らしい。アカデミー賞短編アニメ賞を受賞したアダム・エリオット監督の長編デビュー作だそうです。
※上映館/伏見ミリオン座

『コクリコ坂から』(日本)91分
 ご存知、ジブリの新作。東京オリンピックを目前に控えた1963年が舞台だそうです。それ以外は何も知らないで臨むつもり……と言いたいところですが、主役の声を担当するのが長澤まさみと岡田准一であることも、監督がトホホな『ゲド戦記』の宮崎吾朗であることも知ってます。でもまあ、先入観は排して観ます。
※上映館/ミッドランド スクエア シネマ109シネマズ名古屋イオンシネマ・ワンダー中川コロナシネマワールドTOHOシネマズ名古屋ベイシティワーナー・マイカル・シネマズ大高

『大鹿村騒動記』(日本)93分
 長野県の村で300年の伝統を持つ大鹿歌舞伎を題材にした群像劇……らしい。監督が阪本順治、主演が原田芳雄という大物同士の組み合わせ。他に大楠道代、岸部一徳、松たか子、佐藤浩市、三國連太郎、 太など、かなり豪華なキャスティング。
 しかし、原田さん、すっかりやつれちゃいましたね。また元気になって、憎々しいぐらい存在感のある役を演じてほしいもんです。
※上映館/ピカデリーイオンシネマ・ワンダー中川コロナシネマワールド

『ムカデ人間』(オランダ/イギリス)90分
 「人間ムカデ」を作り上げるという野望を持つマッドドクターによって手術を強要された男女の恐怖を描いたホラー……らしい。悪趣味っぽくて楽しそう。こういうカルト化しそうな映画は観ておきたいところですが、ちょい無理かも。
※上映館/センチュリーシネマ

『アベックパンチ』(日本)86分
 手をつないだ男女ペア2組がリング上で戦う架空の格闘技「アベック」に挑む若者たちの熱い日々を描いた青春映画……らしい。バカバカしそうだけど面白そう。気になります。
※上映館/シネマスコーレ

『酔拳 レジェンド・オブ・カンフー』(中国)116分
 苦難の果てに最強の武術「酔拳」を完成させた伝説の武術家、蘇乞兒の激動の半生を描くカンフー・アクション……らしい。
※上映館/シネマスコーレ

『素晴らしい一日』(韓国)124分
 借金をめぐって険悪になった男女の珍道中を描いたロードムービー……らしい。日本の小説の映画化だそうです。
※上映館/ゴールド・シルバー劇場

『ミス・ギャングスター』(韓国)109分
 平均年齢65歳の3人の女が旅行資金のために銀行強盗を働く姿を描いた犯罪コメディー……らしい。主演の3人は、みんな韓国のベテラン女優だそうです。
※上映館/ゴールド・シルバー劇場

『プッチーニの愛人』(イタリア)84分
 天才作曲家、ジャコモ・プッチーニの身に実際に起きた出来事を映像化したドラマ……らしい。もちろん、プッチーニの音楽が使われているそうです。
※上映館/伏見ミリオン座

『デビル』(アメリカ)80分
 高層ビルのエレベーターで繰り広げられるショッキングな密室劇……らしい。M・ナイト・シャマランの原案を映画作家たちが映画化するプロジェクトの第1弾だそうです。
※上映館/TOHOシネマズ名古屋ベイシティ

『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』(イギリス/アメリカ)130分
 説明不要ですね。シリーズ最終章の後編。結局、このシリーズとは無縁の人生を過ごしています。
※上映館/ミッドランド スクエア シネマ109シネマズ名古屋イオンシネマ・ワンダー中川コロナシネマワールドTOHOシネマズ名古屋ベイシティワーナー・マイカル・シネマズ大高

『劇場版ポケットモンスター ベストウイッシュ ビクティニと黒き英雄 ゼクロム』『劇場版ポケットモンスター ベストウイッシュ ビクティニと白き英雄 レシラム』(日本)
 ご存知「ポケモン」の劇場版。2本立てではなく、別々に上映されるそうです。
※上映館/ピカデリー109シネマズ名古屋イオンシネマ・ワンダー中川コロナシネマワールドTOHOシネマズ名古屋ベイシティワーナー・マイカル・シネマズ大高

<VIVA ロードレース!>
 自転車競技に関するドキュメンタリーの特集上映だそうです。『ブラッド・スウェット&ギアーズ』『チェイシング・レジェンド』『ロード・トゥ・ルーベ』の3本
※上映館/名古屋シネマテーク

『青空どろぼう』+東海テレビドキュメンタリー特集(日本)
 1960年代から1970年代にかけて社会問題となった公害「四日市ぜんそく」の記録を続ける男性に取材したドキュメンタリー……らしい。併せて、東海テレビ放送が制作した傑作ドキュメンタリーの中から12本が上映されるそうです。
※上映館/名古屋シネマテーク

『庭にお願い』(日本)78分
 福岡在住のミュージシャン、倉地久美夫に密着した音楽ドキュメンタリー……らしい。監督は『パンドラの匣』の冨永昌敬。
※上映館/名古屋シネマテーク

*     *     *     *     *

 『127時間』を観ました。不注意により遭難してしまった若い登山家の苦闘を描いた作品。すごく見応えがあり、手に汗握る臨場感がありました。主人公は明朗快活なアメリカンで、見方によっては「チャラい」と思えてしまいそうなんですが、ところどころに挿入されるエピソードが、彼が幼い頃からコンプレックスを抱えて生きてきたことを示します。このあたりの描き方が端的で秀逸。ジェームズ・フランコの確かな演技力もあって、とても魅力的な人物像になっています。
 ただ、自分がオチ(というか、どうやって脱出したのか)を知っていたので、それほどのハラハラ感がなかったのも事実。まあ、実際に起きたことの映画化なわけだから、そういうのは仕方ないですね。

 『ふゆの獣』は、「四角関係」になった2組の男女による修羅場を描いた泥沼ドラマ。ドキュメンタリーのような生々しいセリフの応酬が見事です。常識的に考えれば誰が一番悪いのは明白なんですが、悪い者の方が魅力的だったりするから始末が悪いっすね。それは実人生に於いても同じなわけですが。
 形勢が逆転しそうと判断するや否や反撃に乗り出す浮気男の描き方がリアルすぎて笑えます。一途さと寛容さと母性を体現した主演女優、加藤めぐみの演技もアッパレ。いろんな意味で観る価値充分です。

 『アイ・アム・ナンバー4』も観ました。てっきり主人公は超能力者だと思ってたんですが、なんと他の星からやってきた、という設定でした。それはそれでいいんですが、どうも描き方に説得力がなく、薄っぺらい内容に感じちゃいました。
 しかし、その不満を跳ね飛ばしたのが、主人公の同級生である女子生徒を演じたダイアナ・アグロン! めっちゃ可愛いじゃん。誰かに似てるなぁ、と思いながら観てたんですが、途中で判明しました。若かりし頃のジーナ・デイビスです。
 と、ここで両者の画像を検索して載せたいところなんですが、ちょっと時間がないので、またそのうち。

 今週は妙に矢継ぎ早に仕事が入ってきたり、治りつつあった耳の調子が(って、この話題、ブログじゃ伏せてたっけ?)が急に悪化して病院に行ったりとバタバタしてたので、ゆっくりアレコレ書いてる時間がありませんでした。というか、こんなこと書いてないので、来週分の仕事に取りかからなきゃ。じゃ、また!
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