少年トッパ

<12年5月25・26日公開作> 『ミッドナイト・イン・パリ』など

 週末恒例、「名古屋で公開される新作映画の注目作はコレ」のコーナー!
 ☆・◎・○・無印の順で「観たい度数」を記しました。優先順位が高い順に並べたつもりですが、その時の気分次第なので基本的にはテキトーです。あと、特集上映やリバイバル作品は最後に並べます。いわゆるライブビューイング作品に関しては情報を追っかけきれないので、すんませんが割愛させていただきます。

『ミッドナイト・イン・パリ』(スペイン/アメリカ)94分
 ウディ・アレン監督の新作。1920年代のパリにタイムスリップした青年が主人公の幻想的なラブコメディー……らしいです。主演はオーウェン・ウィルソン。他にレイチェル・マクアダムス、キャシー・ベイツ、エイドリアン・ブロディなど、なかなかの豪華キャスト。ここんとこ好調なウディ・アレンなので、今回も楽しみです。
※上映館/ミッドランド スクエア シネマTOHOシネマズ名古屋ベイシティ

『キリング・フィールズ 失踪地帯』(アメリカ)105分
 犯罪多発地帯を舞台に、タブーに挑む刑事たちの奮闘を描いた犯罪サスペンス……らしい。マイケル・マン監督の娘、アミ・カナーン・マンの初監督作だそうです。サム・ワーシントン、クロエ・グレース・モレッツなどが出演。クロエちゃん、『ダーク・シャドウ』にも出てるし、すっかり売れっ子になりましたね。
※上映館/センチュリーシネマ

『メン・イン・ブラック3』(アメリカ)105分
 説明不要ですよね。人気シリーズの第3弾。今回はタイムスリップして活躍するそうです。そこそこ面白いのは間違いなさそう。ちなみに1作目は今夜テレビでオンエアされます。
※上映館/ミッドランド スクエア シネマ109シネマズ名古屋イオンシネマ・ワンダー中川コロナシネマワールドTOHOシネマズ名古屋ベイシティワーナー・マイカル・シネマズ大高

『MY HOUSE』(日本)93分
 ホームレスの男とその周囲の人々との交流を描いた人間ドラマ……らしい。『ケイゾク』『トリック』『20世紀少年』『SPEC』などなど、数多くのヒット作を持つ堤幸彦監督の新作です。「本当に撮りたかった衝撃作」とのことで、かなり気合いが入ってるみたい。主演はシンガーソングライター、いとうたかお。ずっと前に一度、ナマで歌を聴いたことがあります。
※上映館/109シネマズ名古屋名演小劇場

『ガール』(日本)?分
 恋愛、仕事、結婚、子育てなどの悩みを抱えつつも逞しく生きる女性たちの姿を描いた群像劇……らしい。原作は奥田英朗の同名小説で、香里奈、麻生久美子、吉瀬美智子、板谷由夏が主演。監督は『神様のカルテ』などの深川栄洋。
 原作は2年ぐらい前に読みました。面白かったです。で、後輩に貸したら、そのまま返ってこない、という状態です。
※上映館/ピカデリー109シネマズ名古屋イオンシネマ・ワンダー中川コロナシネマワールドTOHOシネマズ名古屋ベイシティワーナー・マイカル・シネマズ大高

『君の好きなうた』(日本)100分
 男女の友情をテーマにした新感覚ラブストーリー……らしいです。
※上映館/中川コロナシネマワールド

『HESOMORI ヘソモリ』(日本)103分
 福井県の越前和紙の工場を舞台に繰り広げられるファンタジー……らしい。主演は永島敏行。谷村美月も出てるみたいなので、ちょっと気になります。
※上映館/中川コロナシネマワールド

『サニー 永遠の仲間たち』(韓国)124分
 女子高生仲良し7人組が25年ぶりに再会し、絆と思い出を取り戻していくさまを描いた人間ドラマ……らしい。
※上映館/伏見ミリオン座

『“私”を生きる』(日本)138分
 日本の教育現場で進んでいるとされる言論と思想の統制をめぐるドキュメンタリー……らしい。
※上映館/名古屋シネマテーク

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 テレビの話題。今日22:00からオンエアされる『J-POP青春の’80』に、甲斐よしひろが出演! それにSHOW-YAも。
http://www.nhk.or.jp/bs/jpop80/

 って、当日に書いても遅い? まあ、どっちみち僕はBSを視聴できないので、完全に蚊帳の外です。
 ちなみに、その時間には、たぶん『オールナイトニッポンGOLD』を聴いてると思います。今回はオーケン登場。
http://www.allnightnippon.com/gold/45/

 そういえば、先週の週刊アスキーでのオーケンと寺田恵子の対談、すごく興味深かったです。寺田恵子、「曲によっては実は半音下げて歌ってる」みたいなことを自分で言っちゃうところが実に潔いです。

 あ、そうだ。甲斐さんは明日の『レッドカーペット』にも出るそうです。
http://www.fujitv.co.jp/b_hp/redcarpet/index.html

 土曜日の『ミュージック・フェア』には阿部真央。ただ、歌が流れるのは、その次の回みたい。あと、エレカシや中川翔子も出ます。
 この番組、最近やたらと1回ごとの出演者が多くなりましたよね。まとめて一度に撮った方が予算的に都合がいい、ってことでしょうが。
http://www.fujitv.co.jp/MUSICFAIR/

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 『レンタネコ』を観ました。つまらん! ホントにもう、つまらんとしか言いようがない映画でした。僕は猫好きであり、猫さえ出ていれば内容が面白くなくてもそれなりに許せるわけですが、この面白くなさは我慢の限度を超えていました。荻上監督、どうしちゃったんだろ。『めがね』あたりから迷走してる気はしたけど、もはや「何がマトモか」も分かっていないように思えます。そして、その暴走を止める者が周囲にいないとしたら、それも大問題。作ってる最中、誰も「この内容、ヘンじゃないですか?」とか「まったく面白くないですよ」とか言わなかったんでしょうか。

 『キラー・エリート』も観ました。ジェイソン・ステイサム、ロバート・デ・ニーロ、クライヴ・オーウェンの3人がそれぞれ持ち味を思いっきり活かしていて、実に見応えありました。ただ、登場人物が多すぎて、誰がどんな立場なのか、誰と誰が仲間なのか途中でどんどん分からなくなっていったのは痛かったです(作り手の意図的なものもあるだろうけど)。あと、いわゆるB級アクションだと思ってたら骨太な社会派ドラマだったので、ちょっと驚きました。実話に基づいた物語だそうです。
 というわけで依然として好調なジェイソン・ステイサム、10月には『SAFE/セイフ』『エクスペンダブル2』と、なんと2本の新作が公開されます。

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 そうそう、『アイアンキング』のことを書いておかなきゃ。まあ、誰も待っててくれなかったと思いますが。
 結論から言うと、小学生の時にあんなに怖かったタイタニアンは、やたらとショボいだけでした。ゴム製らしき白いお面をかぶってるわけですが、ところどころ汚れたり破れそうだったりして、すごく安っぽいです。もちろん、それが味わい深かったりもしたわけですが。
 そもそも、この『アイアンキング』、ツッコミどころが多すぎます。「1分しか活動できない」という設定(それも短すぎると思うけど)なのに、回によってはどう見ても数分間、戦ってるし。一度なんか、アイアンキングが戦ってる間に主人公の弦太郎がスエットスーツに着替えて湖に潜り、また普段の服に着替えてクルマを運転している、ということがありました。あと、日本の危機、というよりも地球規模の危機を救っているはずなのに、援軍が少なすぎ。
 この『アイアンキング』という作品の最大の特徴は、変身ヒーローであるアイアンキングよりも、まったく普通の人間である静弦太郎(しずか・げんたろう)の方が圧倒的に頼りになる、ってところです。でかい怪獣を倒す時も最後には弦太郎がトドメを刺す場合が多いもんね。まさに超人的パワー。
 で、その弦太郎を演じているのが石橋正次。小学生の頃、僕にとって一番の憧れの存在でした。当時の姿を見るのはもう数十年振りだったんですが、やっぱりカッコいいです。シビレました。浜田光夫との掛け合いも楽しいし、ギターを弾きながら歌う場面もたくさんあるし、とっても楽しめました。それだけに、タイトルロールであるところのアイアンキングに存在感なさすぎ、ということがますます際立ってしまうわけですが。
 ちなみに、アニメ主題歌とかは別にすると僕が自分で最初に買ったレコードは石橋正次の『鉄橋をわたると涙が始まる』でした。
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