少年トッパ

外国映画ベストテン2015(日本インターネット映画大賞投票用)

続いて外国映画を……と思って書き始めたら、急にまた仕事が忙しくなっちまって一時中断。

なんだかんだで毎年、締め切り日にまとめてる気がします。

※     ※     ※     ※     ※

[作品賞投票ルール(抄)]
◾選出作品は3作品以上10作品まで
◾1回の鑑賞料金(通常、3D作品、字幕、オムニバス等)で1作品
◾持ち点合計は30点
◾1作品に投票できる最大点数は10点まで
◾各部門賞に投票できるのは個人のみ
◾ニューフェイスブレイク賞は俳優か女優個人のみ
◾音楽賞は作品名で投票
◾以上のルール満たさない場合は賞の一部を無効
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『 外国映画用投票テンプレート 』

【作品賞】(3本以上10本まで)
「セッション」 5点
「イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密」 4点
「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」 4点
「ナイトクローラー」 4点
「博士と彼女のセオリー」 3点
「君と生きた証」 2点
「ドローン・オブ・ウォー」 2点
「アデライン、100年目の恋」 2点
「ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション」 2点
「スター・ウォーズ フォースの覚醒」 2点

【コメント】
『セッション』では血沸き肉躍る展開に大興奮。
意地悪の塊のような鬼教師に感化されて教え子も鬼と化していくさまは、まさに圧巻でした。
『イミテーション・ゲーム』でも、やたらめったら感情を揺さぶる展開に興奮。
善悪の基準についても大いに考えさせてくれました。
『バードマン』は「どうやって撮ったんだ?」の連続。実験的ながら、笑える要素も満載でした。
『ナイトクローラー』は痛快なピカレスクロマン。
主人公は徹底的にいけ好かない野郎ですが起業人としての発想力や行動力は抜群で、見習うべき点も多い……かも。
『博士と彼女のセオリー』は基本的にはサクセスストーリーなんですが、
他者との良好な関係を保ち続けることの難しさもしっかり描かれていました。
『君が生きた証』は、観る者の倫理観や道徳観念を試すような物語。
鋭い問いを突き付けられたような気分になりました。
『ドローン・オブ・ウォー』は、遠隔操作による爆撃が可能になった時代を象徴する戦争映画。
『アデライン、100年目の恋』は。タイムスリップ映画に似た面白さを味わえるファンタジー。
後半の展開には胸が熱くなりました。後味は最高。
『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』では、
体を張ってサービス精神を発揮しまくるトム・クルーズに改めて感嘆。これからもついていきます!
『スター・ウォーズ フォースの覚醒』は懐かしさと新しさのバランスが絶妙。
新キャラであるレイとフィンのやり取りも実に楽しかったです。

もう10本選んでいいなら(アカンと思うけど)、この10本を。
●フォックスキャッチャー
●マッドマックス 怒りのデス・ロード
●クリード チャンプを継ぐ男
●激戦 ハート・オブ・ファイト
●アメリカン・スナイパー
●プリデスティネーション
●トランスポーター イグニション
●コードネーム U.N.C.L.E.
●グリーン・インフェルノ
●ヴィジット

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【監督賞】
[デイミアン・チャゼル] (「セッション」)
【コメント】
例によって「ベスト作品の監督=ベスト監督」という自分ルールに則って。

【主演男優賞】
[ジェイク・ギレンホール] (「ナイトクローラー」)
【コメント】
これは文句ナシでしょ。素晴らしい存在感でした。
他に候補になったのは、『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』のトム・クルーズ、
『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』のベネディクト・カンバーバッチ、
『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』のマイケル・キートン、
『博士と彼女のセオリー』のエディ・レッドメイン、『Dearダニー 君へのうた』のアル・パチーノ、
『007 スペクター』のダニエル・クレイグ。

【主演女優賞】
[ブレイク・ライヴリー] (「アデライン、100年目の恋」)
【コメント】
『スター・ウォーズ』のヒロインを務めたデイジーとのデッドヒート、と思ったわけですが、
デイジーさんをニューフェイスブレイク賞に回したので、めでたくブレイクさんに決定。
この映画での彼女は実に毅然とした立ち振る舞いで、上品な美しさを醸し出していました。
他の候補は『アクトレス~女たちの舞台~』のジュリエット・ビノシュ、
『博士と彼女のセオリー』のフェリシティ・ジョーンズ、
『マッドマックス 怒りのデス・ロード』のシャーリーズ・セロン、
『グリーン・インフェルノ』のロレンツァ・イッツォ、
『マイ・ファニー・レディ』のイモージェン・プーツ。

【助演男優賞】
[レイ・スティーブンソン] (「トランスポーター イグニション」)
【コメント】
『トランスポーター イグニション』では主演のエド・スクレインも好演していたけど、
その父親を演じたレイ・スティーブンソンの飄々とした佇まいに惚れ惚れ。
あんなオッサンになりたいもんです。
次点は『グリーン・インフェルノ』でいけ好かない野郎を演じたアリエル・レビ。
ホント、いけ好かないったらありゃしない。

【助演女優賞】
[クロエ・グレース・モレッツ] (「アクトレス~女たちの舞台~」)
【コメント】
こんなクロエを待っていた! と思わず叫びたくなってしまいました。
『アクトレス』での彼女は出番は少ないものの、最高にキュートで邪悪で素敵でした。
他の候補は、同じく『アクトレス』のクリステン・スチュワート、
『シン・シティ 復讐の女神』のジェシカ・アルバ、
『コードネーム U.N.C.L.E.』のアリシア・ヴィキャンデル。

【ニューフェイスブレイク賞】
[デイジー・リドリー] (「スター・ウォーズ フォースの覚醒」)
【コメント】
主演女優賞にしようとも思ったんですが、そちらはブレイク・ライヴリーに、
ってことでデイジーさんに決定。
彼女のアグレッシブな立ち振る舞いが新しい『スター・ウォーズ』の魅力を
倍増させたのは間違いないと思います。

【音楽賞】
「君が生きた証」
【コメント】
『JIMI:栄光への軌跡』『ジェームス・ブラウン~最高の魂を持つ男~』
『ラブ&マーシー 終わらないメロディー』『Dearダニー 君へのうた』『EDEN/エデン』
『ストレイト・アウタ・コンプトン』といった事実を基にした作品や、
『ラスト5イヤーズ』『踊るアイラブユー♪』のようなミュージカル、
音楽業界を舞台にした『はじまりのうた』、さらに『君が生きた証』
『ピッチ・パーフェクト』『ピッチ・パーフェクト2』『ゴッド・ヘルプ・ザ・ガール』
『ボーイ・ソプラノ ただひとつの歌声』『エール!』と2015年は音楽映画が目白押しで、
そのほとんどが面白かったという素敵な1年でした。
そんな中で1本だけ選ぶなら……うーん、やはり『君が生きた証』かな。
物語の重さばかりが語られがちな作品ですが、
主人公がバンド活動をやっている時の生き生きした表情が実に印象的でした。

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【私が選ぶ「最優秀動物」賞】
「ホワイト・ゴッド 少女と犬の狂詩曲」の犬たち
【コメント】
100頭以上の犬が街路を駆けるシーンは何とも詩的で刺激的で、想像力を喚起させられる名場面でした。

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 この内容(以下の投票を含む)をWEBに転載することに同意する。
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●日本インターネット映画大賞の公式サイトは、こちら→http://www.movieawards.jp/
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