すんません、またしても時間がないので、半分ぐらいは説明文ナシです。
☆『エージェント・ウルトラ』(アメリカ)95分 <シネマトゥデイ> <ムービーウォーカー>
政府により殺人マシンに改造された男をジェシー・アイゼンバーグが演じるそうです。クリステン・スチュワートも出演!
※上映館/センチュリーシネマ
☆『ザ・ウォーク』(アメリカ)123分 <シネマトゥデイ> <ムービーウォーカー>
ワールド・トレード・センターでの空中闊歩に挑んだフランス人の姿を描く実話ドラマ……らしい。監督はロバート・ゼメキス、主演はジョゼフ・ゴードン=レヴィット。
※上映館/ミッドランド スクエア シネマ/109シネマズ名古屋/イオンシネマ・ワンダー/中川コロナシネマワールド/TOHOシネマズ名古屋ベイシティ/イオンシネマ大高/イオンシネマ名古屋茶屋
◎『モーターズ』(日本)83分 <シネマトゥデイ> <ムービーウォーカー>
ボーカリストであり俳優でもある渡辺大知の監督作。自動車整備工場で働く冴えない男が主人公の人間ドラマだそうです。主演は渋川清彦。
※上映館/名古屋シネマテーク
◎『ハッピーアワー』(日本)317分 <シネマトゥデイ> <ムービーウォーカー>
30代後半の女性4人が自分自身を見つめ直すさまを描いた人間ドラマ……らしい。なんと5時間17分! キネ旬ベストテンで3位になるなど評価は高そうなので大いに気になっていますが……。
※上映館/シネマスコーレ
◎『禁じられた歌声』(フランス/モーリタニア)97分 <シネマトゥデイ> <ムービーウォーカー>
イスラム過激派に占拠された街で、音楽を愛する父親と娘が戦いへの道を歩み始める姿を描いたヒューマンドラマ……らしい。セザール賞で最優秀作品賞に選ばれています。
※上映館/名古屋シネマテーク
◎『ヘリオス 赤い諜報戦』(中国)118分 <シネマトゥデイ> <ムービーウォーカー>
核兵器を狙う犯罪組織ヘリオス対香港警察、さらに中国や韓国を巻き込んでの激戦を描いたサスペンスアクション……らしい。
※上映館/ピカデリー
○『メモリーズ 追憶の剣』(韓国)120分 <シネマトゥデイ> <ムービーウォーカー>
イ・ビョンホン主演作。高麗末期を舞台に4人の剣士たちの愛と復讐を描くアクション……らしい。
※上映館/109シネマズ名古屋/TOHOシネマズ名古屋ベイシティ/イオンシネマ大高
○『愛しき人生のつくりかた』(フランス)93分 <シネマトゥデイ> <ムービーウォーカー>
※上映館/名演小劇場
○『信長協奏曲(のぶながコンツェルト)』(日本)126分 <シネマトゥデイ> <ムービーウォーカー>
※上映館/ミッドランド スクエア シネマ/109シネマズ名古屋/イオンシネマ・ワンダー/中川コロナシネマワールド/TOHOシネマズ名古屋ベイシティ/イオンシネマ大高/イオンシネマ名古屋茶屋
『手裏剣戦隊ニンニンジャーVSトッキュウジャー THE MOVIE 忍者・イン・ワンダーランド』(日本)64分 <シネマトゥデイ> <ムービーウォーカー>
※上映館/109シネマズ名古屋/イオンシネマ・ワンダー/中川コロナシネマワールド/TOHOシネマズ名古屋ベイシティ/イオンシネマ大高/イオンシネマ名古屋茶屋
『PERSONA3 THE MOVIE #4 Winter of Rebirth』(日本)105分 <シネマトゥデイ> <ムービーウォーカー>
※上映館/109シネマズ名古屋
●ドキュメンタリー
『料理人ガストン・アクリオ 美食を超えたおいしい革命』(ペルー/アメリカ)75分 <シネマトゥデイ> <ムービーウォーカー>
※上映館/伏見ミリオン座
●特集上映
<エルンスト・ルビッチ特集>
『結婚哲学』『極楽特急』など全11本。
※上映館/シネマスコーレ
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<観た映画>
●の・ようなもの のようなもの
『の・ようなもの』の続編であるわけですが、それよりもむしろ、いかにも松竹映画っぽい人情劇、という印象を受けました。
つまり、いささか古めかしいギャグが散りばめられたドラマ。食い足りなさも感じるものの、なかなか楽しめます。北川景子の長い脚は何とも魅力的。
●白鯨との闘い
さすがロン・ハワード監督!
捕鯨船の乗組員たちとデカい白鯨とのバトルに敗れて大海を彷徨うさまも、生き残った乗組員から作家が当時の事実を聞き出すさまも、実に見応えありました。
現在のシーンが夜で屋内、過去のシーンが開放感あふれる屋外(というか、まったく遮蔽物のない海の上)という対比も鮮やか。
●ブリッジ・オブ・スパイ
さすがスピルバーグ!
冷戦下という重苦しい時代の中であくまで信念を貫こうとする者たちの凛々しい姿を、ほどよい娯楽要素を加味して見事に描いていました。
ソ連のスパイを演じた役者さんの演技が真に迫っていたのにも感嘆。
<読んだ本>
●知らないと恥をかく世界の大問題 (6) 21世紀の曲がり角。世界はどこへ向かうのか?/池上彰
このシリーズ、とりあえず最新刊まで読みました。
とりあえず世界中で戦争の火種がくすぶっていること、日本の経済状況が深刻であることは、よく分かりました。
しかし、中東の問題はややこしくて、まだまだ正確には把握できてません。
●呪文/星野智幸
さびれていくシャッター街を舞台にした物語。とある店へのクレームをネットで拡散しようとした不届き者の行動から話が転がっていくわけですが、これが何ともシュールでありながらリアル。
こんなこと起こるわけないじゃん、と思いつつも、実際に起こり得るかも、と背筋が寒くなるような現実味がありました。
だって実際「なんてこんな宗教に騙されるんだ?」という事例が世の中には数多あるわけだからね。
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そうそう、『民主主義って何だ?』の感想を、というご要望を頂戴していたので、遅くなりましたが書いておきます。
人間、年を重ねるにつれて「最近の若いヤツは」と文句を言いたくなる傾向にあるようですが、
僕はどちらかといえば「最近の若いヤツらは大したもんだ」と思うタチです。
特に感心させられるのは、せっせと被災地などへ行ってボランティア活動を行う若者たちと、
政府の方針に反発してデモを行う若者たち。その行動力には、ただただ頭が下がる思いです。
熱心にデモを行う若者たちに関して言えば、その考え方もさることながら、
デモを含む一連の活動をエンターテインメント化しよう、という意識にも感心します。
ほら、昔のシュプレヒコールは主張を大声で繰り返すばかりだったけど、
最近はラップ調になって、そこで使われるBGMも凝ってたりするじゃん。
ある意味、エンターテインメント化というかテーマパーク化というかフェス化というか、
デモを「楽しめる場」へと変革させようとする気概が伝わってくるわけです。
昔ながらの活動家にとって、それは邪道と思えるかもしれないけど、
しかし、そうした若い連中の取り組みによって実際にデモに参加する人数が増え、
社会現象になっていくというのは、なかなか素晴らしいことだと思っております。
で、この『民主主義って何だ?』は、
そうした活動の先端に担っているSEALDs(自由と民主主義のための学生緊急行動)の面々と
作家の高橋源一郎による座談会の模様を収めた一冊。
読み進めるにつれ、SEALDsの面々が良い意味で無防備な若者であることが分かり、
なんとも微笑ましい気持ちになりました。
つまり、さほど策略を練って世間に認知される存在になったわけではない、ということ。
先が読めないまま、時には悪あがきしながら個々に活動してきたからこそ、
その正直さに世間が引っ張られたんじゃないかという印象を受けました。
って、ほとんど本の感想になっていないですね、すんません。
そうだ、ひとつ改めて思ったのは、議論をする際には言葉の定義をしっかりしておくべき、ということ。
この本ではタイトル通り「民主主義」について語り合われているわけですが、
その民主主義は「直接民主主義」なのか「議会制民主主義」なのか、と座談会の中で高橋源一郎が問いかけます。
これは確かに重要な指摘。ひとつの事柄を話し合う時、その事柄に関しての認識をある程度共通させておかないと、
いつまで経っても会話が噛み合わなかったりするわけですからね。