＜07年10月6日公開作＞

　週末恒例「名古屋で公開される新作映画の注目作はコレ」のコーナー！
　☆印付きのは絶対に観るつもり……ですが、今回はゼロ。とは言いながらも、上から3本目ぐらいまでは時間があれば観るつもり。なお、特に劇場名を記していない作品は、シネコンなど複数の映画館で上映されます。

『サウスバウンド』114分
　型破りな父親に振り回される家族を描いた作品。監督は過去に愚作も凡作も秀作も撮っている森田芳光で、豊川悦司、天海祐希、北川景子などが出演。前にも書いた通り、原作は大傑作でした。なのに、いまひとつ観る気が起こらないのは何故？

『サイボーグでも大丈夫』（韓）107分
　精神クリニックを舞台に、孤独な男女の恋模様を描くコメディ……らしい。タイトルを聞いてもさほど興味は湧かなかったんですが、予告編を見たらすげー面白そう。シネマスコーレにて。

『チャーリーとパパの飛行機』（仏・独）100分
　父が亡くなった事実を受け入れられない少年が遭遇する不思議な出来事を描くファンタジー……らしい。監督はセドリック・カーン。どっかで聞いたことがある名前だと思ったら、残忍な青年の無軌道な日々を描いた『ロベルト・スッコ』の監督じゃん。今回は作風が全然違うのかな？　名演小劇場にて。

『パンズ・ラビリンス』（スペイン・メキシコ）119分・PG-12
　残酷な現実と恐怖の幻想世界を行き来する少女の心の闇を描くダーク・ファンタジー……らしい。監督は『ヘルボーイ』のギレルモ・デル・トロ。あちこちで絶賛されているようです。おすぎも週刊文春で「必見」だって。名古屋市内では伏見ミリオン座にて。

『リトル・レッド　レシピ泥棒は誰だ!?』（米）81分
　CGアニメ。童話「赤ずきん」をもとにした犯人捜しのミステリー……らしい。日本語吹替版での公開。声を担当するのは上野樹里、加藤浩次、ケンドーコバヤシなど。名古屋市内では伏見ミリオン座と109シネマズ名古屋にて。

『ローグ アサシン』（米）103分・PG-12
　FBI捜査官と殺し屋による壮絶な死闘を描くアクション……らしい。主演は『トランスポーター』シリーズや『アドレナリン』のジェーソン・ステイサムと、個人的には最近ご無沙汰のジェット・リー。他に石橋凌、ジョン・ローン、デボン青木など。

『未来予想図　ア・イ・シ・テ・ルのサイン』115分
　ドリカムの楽曲『未来予想図』の世界観を映画化したラブ・ロマンス……らしい。主演は松下奈緒。他に西田尚美、関めぐみ、加藤雅也、石黒賢、松坂慶子など。

『北極のナヌー』（米）84分
　北極で誕生した白クマの子どもの成長を追ったドキュメンタリー・ドラマ……らしい。日本語版での上映。ナレーションは稲垣吾郎。意外と小規模な公開らしく、名古屋市内ではピカデリー系のみ。

『朧の森に棲む鬼』177分
　演劇の舞台を上映する「ゲキ×シネ」の第5弾。壮大なスケールの“悪”の物語……らしいです。主演は市川染五郎。他に古田新太、阿部サダヲ、真木よう子など。ミッドランド スクエア シネマにて。料金は2500円均一。

『GLASTONBURY　グラストンベリー』（英）138分・R-15
　30年以上の歴史を誇るイギリスの音楽祭「グラストンベリー」の軌跡を辿る音楽ドキュメンタリー……らしい。レディオヘッド、コールドプレイ、ビョーク、デビッド・ボウイなどのライブ映像もあるみたい。シルバー劇場にて。

『水になった村』92分
　ダム建設地となった岐阜県徳山村で暮らす老人たちの暮らしぶりを追ったドキュメンタリー……らしい。名古屋シネマテークにて。

『馬頭琴夜想曲』55分
　映画美術の巨匠・木村威夫の監督作。幻想的な作品らしいです。先日亡くなったファッションモデルの山口小夜子や、映画監督の鈴木清順などが出演。名古屋シネマテークにて。

『ストレンジャー・コール』（米）87分
　『夕暮れにベルが鳴る』のリメイク。姿なき犯罪者に翻弄される美少女の運命を描くスリラー……らしい。イオンシネマ・ワンダーにて。
　そういえば僕、『夕暮れにベルが鳴る』は観てるはず。確か名鉄東宝で『エレファントマン』と2本立てじゃなかったっけ。違うかな？

『カタコンベ』（米）94分・R-15
　広大な地下墓地に迷い込んだヒロインの壮絶な恐怖体験を描くスリラー……らしい。TOHOシネマズ名古屋ベイシティにて。

＜韓流シネマ・フェスティバル2007　〜ルネサンス〜＞
　シネマスコーレにて第2弾が開催。『マイボス・マイヒーロー2　リターンズ』『サム〜SOME〜』『ソウルウェディング』『恋愛の目的』が上映されます。また、コロナ系でも一部の作品が公開中ですし、イオンシネマ・ワンダーでは11月に何本か上映されるそうです。