少年トッパ

外国映画ベストテン2013(日本インターネット映画大賞投票用)

 では、続いて外国映画を。
 書き忘れたたけど、鑑賞本数は日本映画が86本で外国映画が61本。
 世間の興行収入と同じく邦高洋低となりました。
 あ、『モンスターズ・ユニバーシティ』と同時上映の『ブルー・アンブレラ』や
 『シュガー・ラッシュ』と同時上映の『紙ひこうき』とかを入れると、
 もうちょっと本数が増えるかな。

[作品賞投票ルール(抄)]
■選出作品は3作品以上10作品まで
■持ち点合計は30点以下。ただし投票本数が3本の場合は30点(10点×3作品)とする
■1作品に投票できる最大は10点まで

-----------------------------------------------------------------

『 外国映画用投票テンプレート 』

【作品賞】(3本以上10本まで)
「ヒンデンブルグ 第三帝国の陰謀」9点
「モンスターズ・ユニバーシティ」3点
「ローマでアモーレ」3点
「L.A.ギャングストーリー」3点
「スター・トレック イントゥ・ダークネス」2点
「オーガストウォーズ」2点
「PARKER パーカー」2点
「ワイルド・スピード EURO MISSION」2点
「オブリビオン」2点
「最後のマイ・ウェイ」2点

【コメント】

『ヒンデンブルグ 第三帝国の陰謀』は3時間ぐらいのテレビドラマ
として作られた作品を2時間ぐらいに編集したものだそうで、
そのせいか話の筋が不自然だったりする箇所もあるんだけど、
にもかかわらず観ている最中は、ものすごく興奮しました。
まさしく手に汗握る展開、という感じ。

『モンスターズ・ユニバーシティ』は、言うまでもなく
大傑作『モンスターズ・インク』の前日譚。
だからこそ不安も大きかったんだけど、それは杞憂だった。
ストーリーの組み立て方、キャラクター造型など、どれも実に見事。
ただ、残念ながら『モンスターズ・インク』には及ばなかった……かな。

『ローマでアモーレ』は、ウディ・アレンが肩の力を抜いて
(いつも抜いてる気もするけど)作った軽妙なコメディ。
バラバラに進んでいたストーリーが収束しなかったのは残念だったけど、
観ている最中は大いに楽しめた。

『L.A.ギャングストーリー』は典型的なギャングもの。
1920年代のアメリカのファッションが大好きなこともあって、
これまた大いに楽しめた。

『スター・トレック イントゥ・ダークネス』『PARKER パーカー』
『ワイルド・スピード EURO MISSION』は、典型的なハリウッド娯楽作。
「観ている最中だけ楽しけりゃいいじゃん」という映画なので、
特に感想らしい感想はないや。失敬。

『オーガストウォーズ』は、観る側の予想や先入観を思いっきり覆す快作。
始まって10分ぐらいまではファンタジーSFかと思っていたら、
次第に生々しい戦争映画になっていった。いやはやビックリ。素晴らしい。

『オブリビオン』はSF映画の基本をしっかり押さえた秀作。
とはいえ、トム・クルーズという絵になるスターが主役でなければ
退屈な映画になっていたかも、という気もする。

次点は以下の通り。例によって次点が多いです。観た順で。

アウトロー/トールマン/フライト/ジャンゴ 繋がれざる者/
ルビー・スパークス/シュガー・ラッシュ/きっと、うまくいく/
パシフィック・リム/マン・オブ・スティール/マラヴィータ/
ゼロ・グラビティ

面白さという点では『マン・オブ・スティール』もスゴかったけど、
前日譚モノとしては明らかにやりすぎ。

—————————————————————–

【監督賞】
[フィリップ・カデルバッハ] (「ヒンデンブルグ 第三帝国の陰謀」)
【コメント】「ベストワン作品の監督=ベスト監督」という
自分内ルールに則って決定。とはいえ、この作品の監督の名前、
さっき急いで検索して調べたところです。たぶん、覚えるのは無理。

【主演男優賞】
[ジェイソン・ステイサム] (「PARKER パーカー」)
【コメント】『アウトロー』『オブリビオン』のトム・クルーズも良かったけど、
やっぱり今年もジェイソン・ステイサムで。やっぱり絵になる男だわ、ホント。
『マジック・マイク』でのチャニング・テイタムの踊りっぷり、
『最後のマイ・ウェイ』でのジェレミー・レニエの歌いっぷりも見事すぎ。
ロバート・デニーロも『マラヴィータ』で存在感を示した。
あと、忘れちゃいけないのが『ワイルド・スピード EURO MISSION』の
ポール・ウォーカー。早すぎる逝去は、ただただ残念です。

【主演女優賞】
[エマニュエル・リヴァ] (「愛、アムール」)
【コメント】『セロ・グラビティ』のサンドラ・ブロック、
『キャリー』のクロエ・グレース・モリッツとの三つ巴決戦を制して、
エマニュエル・リヴァ様の貫録勝ち。
『オーガストウォーズ』のスベトラーナ・イバーノブナも良かった。

【助演男優賞】
[マイケル・ダグラス] (「恋するリベラーチェ」)
【コメント】ド派手な衣装に身を包んだスーパースターのピアニスト、
という役柄。これがもう似合うのなんの。やっぱりマイケル・ダグラスはスゴい!
『マジック・マイク』『ペーパーボーイ 真夏の引力』のマシュー・マコノヒーも、
負けず劣らずの怪演。主役の存在感を霞ませる強烈さだった。
ケヴィン・ベーコンも『ゴースト・エージェント/R.I.P.D.』で
名バイプレーヤーっぷりを発揮。顔面崩壊シーンは最高だった。
他に印象に残ったのは『ジャンゴ 繋がれざる者』のクリストフ・ヴァルツ、
『悪の法則』のブラッド・ピット、『ゼロ・グラビティ』のジョージ・クルーニー。

【助演女優賞】
[ディアナ・アグロン] (「マラヴィータ」)
【コメント】可愛いのに暴力的で情け容赦ない、というキャラクターが
ディアナ・アグロンに似合いすぎ。いや、殴られたいとは思わないけどね。
『ペーパーボーイ 真夏の引力』のニコール・キッドマンと
『悪の法則』のキャメロン・ディアスは、
下劣な立ち振る舞いが堂に入っていて見事。

【ニューフェイスブレイク賞】
[ゾーイ・カザン] (「ルビー・スパークス」)
【コメント】女優としてのキャリアは5年ぐらいあるそうだけど、
『ルビー・スパークス』では自ら書いた脚本のヒロインを自分で演じる、
という多才ぶりを見せてくれた。アッパレ。

【音楽賞】
「最後のマイ・ウェイ」
【コメント】こういうショウビズものって、ステージ上での
パフォーマンスとか演奏とかがショボいと台無しじゃん。
その点、2013年の『最後のマイ・ウェイ』『マジック・マイク』
『恋するリベラーチェ』は、どれも実に見事。惚れ惚れした。
その中でも『最後のマイ・ウェイ』は音楽家の生涯を赤裸々に
描いた作品ということで、すごく見応えがあった。

—————————————————————–

【私が選ぶ価格設定アッパレ賞】
「クロニクル」
【コメント】誰でも1000円という価格設定はうれしい限り。
とはいえ、上映回数が少なすぎ。名古屋では初日は1日1回だけだもん。
あとから1日2回に増えたけど、それでも少ないんじゃない?

—————————————————————–
この内容(以下の投票を含む)をWEBに転載することに同意する。
(同意しない方は「同意する」を「同意しない」に書き改めて下さい)
—————————————————————–
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「 映画に関する話題アレコレ」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事