＜09年4月4日公開作＞ 『トワイライト 初恋』など

　週末恒例「名古屋で公開される新作映画の注目作はコレ」のコーナー！
　☆印付きのは絶対に観るつもり。あとは優先順位が高い順に並べましたが、途中からはテキトーです。なお、特に劇場名を記していない作品は、シネコンなど複数の映画館で上映されます。

☆『トワイライト　初恋』（米）122分
　人間とバンパイアの禁断の恋を描いたファンタジー……らしい。面白そう。アメリカじゃ大ヒットしたそうです。しかし、上映館がミッドランド スクエア シネマ、TOHOシネマズ名古屋ベイシティ、中川コロナと、自分が会員になってないところばかりだってのは切ないぞ。この機会にミッドランドの会員になっちゃおうかなぁ。

『SR サイタマノラッパー』80分
　地方都市でラッパーを目指す若者たちの青春模様を描く異色の音楽ドラマ……らしい。ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2009オフシアターコンペティション部門（長いっ）でグランプリに選ばれた話題作。シネマスコーレにて。

『彼女の名はサビーヌ』（仏）85分
　フランスの女優サンドリーヌ・ボネールが自閉症の妹を25年間にわたって撮ったドキュメンタリー……らしい。勉強になりそうなので、できれば観たいと思ってます。名古屋シネマテークにて。

『ザ・バンク　堕ちた巨像』（米）117分・PG-12
　国際銀行の悪行に立ち向かう捜査官の苦闘を描くクライム・サスペンス……らしい。主演はクライブ・オーウェンとナオミ・ワッツ。かなりスケールがデカい話のようです。ナオミ・ワッツは大好きなんですが、その割には出演作を半分ぐらいしか観てません。ナオミ、すまん。

『ヒトリマケ』118分・PG-12
　敗者に借金全額を背負わせるゲームに参加した債務者たちの攻防戦を描く異色サスペンス……らしい。清水ミチコ、スピードワゴンの井戸田潤などが出演。なんと、全キャスト、全スタッフがノーギャラだったそうです。中川コロナにて。

『ゼラチンシルバーLOVE』87分
　盗撮する男と盗撮される女の奇妙な関係を官能的に描く異色ドラマ……らしい。永瀬正敏、宮沢りえ、役所広司、天海祐希と、なかなかの豪華キャスト。監督はベテラン写真家、操上和美。予告編ではアート系ダメ映画の匂いが漂ってましたが、実際はどうなんでしょ。伏見ミリオン座にて。
　操上和美といえば、フリーペーパー『AtOnce』での寺島進の写真がカッコよすぎ。シビレました。

『イケメンバンク　THE MOVIE』83分
　貯金箱「イケメンバンク」を原案にしたラブストーリーだそうです。そういや、一時期ちょっと話題になりましたね。というか、つまり完全にPR映画ってこと？　シネマスコーレにて。

『女バス』（米）98分
　アメリカの高校の女子バスケ部が奮闘する姿を７年間にわたって追い続けたドキュメンタリー……らしい。最初にタイトルを見た時は「女ばっかり乗ってるバスの話？」と思ったけど、「女子バスケットボール」の略だったわけですね。名古屋シネマテークにて。

『ストレンジャーズ　戦慄の訪問者』（米）85分・PG-12
　正体不明の訪問者に襲われたカップルの恐怖を描くサスペンス・スリラー……らしい。主演はリブ・タイラー。109シネマズ名古屋にて。

「映画館大賞」が発表されました。これは全国の独立系映画館のスタッフによる投票で決められるもので、1位『ダークナイト』、2位『ぐるりのこと。』、3位『おくりびと』、4位『歩いても 歩いても』、5位『トウキョウソナタ』と、ものすごく意外性のない結果。まあ、大人数で選ぶベストテンってのが没個性的になるのは当然ですよね。
　それよりも注目すべきは、リバイバル上映された作品のベストワンが市川崑監督の『幸福』だってこと。これ、僕も初公開時に観て、映像表現の巧みさに感嘆した記憶があります。しかし、なぜかビデオ化・DVD化されておらず、フィルムも一本しか残ってないんだって。もったいねー。ややこしい版権の問題とかがあるんだろうけど、いいものは後世に残さなきゃ。

　映画好きの間でトンデモ作品として話題になった『ボディ・ジャック』、4／11から中川コロナで上映されるそうです。うーん、観てみたい気はするけど、同じ日から『愛のむきだし』が始まるからなぁ。

　あ、そうだ。「映画秘宝」を立ち読みしていたら、『ハルフウェイ』が酷評されまくってました。この映画、人によってものすごく評価が分かれてますよね。僕としては全面的に擁護したい気分なんですが、実は「最初の30分ぐらいで終わらせれば大傑作だったのに」とも思っています。

　えー、『ワルキューレ』と『マーリー　世界一おバカな犬が教えてくれたこと』と『ドロップ』を観ました。どれも楽しめたけど、『ワルキューレ』が一番かな。見応えありました。