『やつらの足音のバラード』スガ シカオ ☆
<オリジナル:かまやつひろし>
ズルいくらいに上手い歌い手。切ないバラードを歌っていても、どこか冷めた気配を感じさせる歌い手。それがスガ シカオである。この曲はもちろんオリジナルではないが、オリジナル以上にスガ シカオのイメージに合った曲ではないだろうか。無常観と虚無感を聴く者に抱かせながらも、同時に安堵感を覚えさせる。アッパレ。
『雪が降る』藤圭子 ☆
<オリジナル:アダモ>
上手いっす。それ以外に何も言うことはありません。
『雪列車』甲斐よしひろ ☆
<オリジナル:前川清>
作詞が糸井重里、作曲が坂本龍一というゴージャスなコンビによって作られた曲。前川清によるオリジナルも良かったが、甲斐よしひろのどこか力を抜いたような歌い方が楽曲の世界観と見事に合っていて良い感じ。
『夢先案内人』bird
<オリジナル:山口百恵>
映画『ロボコン』では、この曲を長澤まさみが歌っていた。あのシーン、良かったなぁ。そのままCD化してくれないもんだろうか。
『夢で逢えたら』桑名晴子
『夢で逢えたら』キンモクセイ
<オリジナル:吉田美奈子>
この曲のカバーはやたらと多い。僕が知らないのも結構あるんだろうね。
『夢見るシャンソン人形』レ・モーヴェ・ギャルソンヌ ☆
『夢見るシャンソン人形』細川ふみえ
<オリジナル:フランス・ギャル>
何度も書いた気がするけど、レ・モーヴェ・ギャルソンヌがどうして大ブレイクしなかったのか不思議。歌いっぷりもアレンジも、すんげーカッコよかったのに。
細川ふみえバージョンは、サエキけんぞうプロデュース。こちらも可愛らしくて好き。ちなみに、「わたしは夢見るシャンソン人形」って部分は「わたしはいわゆるシャンソン人形」と歌っている。
『夜明けのスキャット』ザ・イエロー・モンキー ☆☆
<オリジナル:由紀さおり>
欧米のロックの影響を思いっきり受けたサウンドでありながら、同時に日本の歌謡曲にも多大な影響を受けていることが明確に伝わってくる。ごく簡単に言えば、それがイエローモンキーの音楽だ。その志向が凝縮されたのが、この『夜明けのスキャット』ではないだろうか。って堅苦しい言い方しちゃったけど、何とも言えず艶と哀愁がある歌声とサウンドなのよ。ギターソロの部分は泣けますわ。
『夜霧のブルース』ダウン・タウン・ブギウギ・バンド
<オリジナル:ディック・ミネ>
竜童さんの声、渋いなぁ。まだかなり若い頃の声なのにね。
『夜霧よ今夜もありがとう』吉田拓郎
<オリジナル:石原裕次郎>
淡々とした歌いっぷりが逆に味わい深い。というか、拓郎の声って、やっぱ好きだなぁ。
『横須賀ストーリー』RAG FAIR
<オリジナル:山口百恵>
似たようなアカペラグループが一時期やたらとたくさん出てきたけど、その中でもRAG FAIRはかなりの実力派ではないんだろうか。このカバーを聴いた限りでは、そう思う。
『与作』水戸華之介 ☆☆
<オリジナル:北島三郎>
イントロにディープ・パープルの『SMOKE ON THE WATER』を使うというアイデアが面白い。しかも、歌に入っても全然違和感なく聴ける。これはお見事。毒気を孕みつつも伸びやかな歌いっぷりも、これまたお見事。もうちょっと世間で高く評価されてもいい歌い手の一人だと思うよ。
『夜と朝のあいだに』ISSAY
<オリジナル:ピーター>
完成度が高いのに新鮮味が感じられないのは、歌い手のキャラクターと楽曲の世界観が合いすぎているせいじゃないかな。いや、好きなんだけどね。
さあ、残るは<ら行>と<わ行>。この調子なら年内には終わるかな。
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