基本的に、気になってる作品以外の説明は省略。タイトルの下の<シネマトゥデイ><ムービーウォーカー>という文字をクリックすると紹介文を読めますので、そちらをご参照ください。
◎『5つ数えれば君の夢』(日本)85分 <シネマトゥデイ><ムービーウォーカー>
アイドルグループ「東京女子流」主演作。女子高を舞台にした青春群像劇だそうです。このタイトル、すごくいい感じ。
※上映館/シネマスコーレ
◎『ワールズ・エンド 酔っぱらいが世界を救う!』(イギリス)109分 <シネマトゥデイ><ムービーウォーカー>
酔っぱらい連中が街を操る何者かと戦うさまを描いたSFコメディー……らしい。監督・脚本は『ホット・ファズ 俺たちスーパーポリスメン!』のエドガー・ライト。面白そう。
※上映館/センチュリーシネマ
◎『アクト・オブ・キリング』(デンマーク/ノルウェー/イギリス)121分 <シネマトゥデイ><ムービーウォーカー>
1960年代にインドネシアで行われた大量虐殺の実態に迫るドキュメンタリー……らしい。なんと、加害者たちに当時の行動を再現させたそうです。
この虐殺が行われた時にインドネシアにいたデヴィ夫人のコメント、こちらで読めます→http://www.webdice.jp/dice/detail/4161/
※上映館/名演小劇場
◎『L・DK』(日本)113分 <シネマトゥデイ><ムービーウォーカー>
人気マンガの映画化。恋に奥手な女子高生と学校一のイケメンの恋愛を描いたラブストーリー……らしい。主演は剛力彩芽。ちなみにタイトルの「・」の部分は、正式にはハートマークです。
※上映館/109シネマズ名古屋/イオンシネマ・ワンダー/中川コロナシネマワールド/TOHOシネマズ名古屋ベイシティ/イオンシネマ大高
○『クローズEXPLODE』(日本)129分 <シネマトゥデイ><ムービーウォーカー>
シリーズ3作目。なんと監督が豊田利晃! 最近は『モンスターズクラブ』『I’M FLASH!』などパッとしない作品が多かったけど、今回はどうでしょ。主演は朝ドラ『ごちそうさん』でも注目された東出昌大。
というわけで気になっているんですが、、どうもこの手の話(不良たちの縄張り争い)が苦手なので、パート2もパスしちゃいました。たぶん今回も。
※上映館/ミッドランド スクエア シネマ/109シネマズ名古屋/イオンシネマ・ワンダー/中川コロナシネマワールド/TOHOシネマズ名古屋ベイシティ/イオンシネマ大高
『家族の灯り』(ポルトガル/フランス)91分 <シネマトゥデイ><ムービーウォーカー>
姿を消した息子の帰りを待ちわびる老夫婦と義理の娘の質素な日常を淡々と描いた家族ドラマ……らしい。監督のマノエル・デ・オリヴェイラ、なんと100歳を超えているそうです。すげえ。
※上映館/名古屋シネマテーク
『俺たちの明日』(日本)108分 <シネマトゥデイ><ムービーウォーカー>
EXILEのMAKIDAI主演作。天才的な泥棒が主人公のクライムアクションだそうです。
※上映館/109シネマズ名古屋
『怒れ!憤れ! ステファン・エセルの遺言』(フランス)88分 <シネマトゥデイ><ムービーウォーカー>
アフリカからヨーロッパに渡った少女の目を通して、社会の理不尽さと、それに立ち向かう人々を描いているそうです。
※上映館/名古屋シネマテーク
『サイレント・ウォー』(中国/香港)120分 <シネマトゥデイ><ムービーウォーカー>
「春のプチ香港・中国エンターテイメント映画まつり」の一本。トニー・レオンが出てるそうです。
※上映館/シネマスコーレ
『テーター・シティ 爆・殺・都・市』(イタリア)73分 <シネマトゥデイ><ムービーウォーカー>
『北斗の拳』など日本のコミックやアニメに影響を受けまくったSFバイオレンスアクションだそうです。
※上映館/シネマスコーレ
『世界の果ての通学路』(フランス)77分 <シネマトゥデイ><ムービーウォーカー>
ケニア、アルゼンチン、モロッコ、インドなどで何時間もかけて通学する子どもたちの姿を追ったドキュメンタリー……らしい。僕は45分ぐらいかけて徒歩通勤してるわけですが、その程度じゃ偉そうなことは言えませんね。
※上映館/名演小劇場
『60万回のトライ』(日本)106分 <シネマトゥデイ><ムービーウォーカー>
高校ラグビーの強豪、大阪朝鮮高級学校のラグビー部を追ったドキュメンタリー……らしい。
※上映館/シネマスコーレ
『パンドラの約束』(アメリカ)87分 <シネマトゥデイ><ムービーウォーカー>
原発礼賛のドキュメンタリーとして話題になっている作品。監督はもともと「反原発」だったけど、「原発支持」へと転向したそうです。
※上映館/伏見ミリオン座
『パラノーマル・アクティビティ 呪いの印』(アメリカ)82分 <シネマトゥデイ><ムービーウォーカー>
シリーズ第5弾。もちろん、一度も観たことありません。
※上映館/イオンシネマ・ワンダー/中川コロナシネマワールド/TOHOシネマズ名古屋ベイシティ/イオンシネマ大高
『トパーズ』(日本)113分 <ムービーウォーカー>
村上龍が自著を映画化した作品を35㎜ニュープリントでリバイバル公開。すんません、観たような気もするけど、さっぱり覚えてません。
※上映館/名古屋シネマテーク
<未体験ゾーンの映画たち2014>
どれも1回か2回しか上映されないので、ご注意を。
◎『ポール・ヴァーホーヴェン/トリック(オランダ)89分 <シネマトゥデイ><ムービーウォーカー>
ポール・ヴァーホーヴェン監督の新作! もっと大々的に公開されてもいいと思うんですが。
◎『アタック・オブ・ザ・50フィート・チアリーダー』(アメリカ)84分 <シネマトゥデイ><ムービーウォーカー>
ロジャー・コーマン製作。タイトルだけでもバカバカしさ満開で素敵です。
◎『ガンズ・アンド・ギャンブラー』(アメリカ)89分 <シネマトゥデイ><ムービーウォーカー>
クリスチャン・スレイターとゲイリー・オールドマンが主演。その割には公開希望が小さすぎ。
そういえば『サンブンノイチ』で「クリスチャン・スレイターは日本での評価が低すぎ」みたいなセリフがあったけど、アメリカでも高くないんじゃない?
『最強ゾンビハンター』(アメリカ)93分 <シネマトゥデイ><ムービーウォーカー>
ダニー・トレホ主演作。コテコテのB級映画っぽいですね。
『フィンランド式残酷ショッピングツアー』(ロシア/フィンランド)70分 <シネマトゥデイ><ムービーウォーカー>
これもコテコテのホラーっぽいですね。
※上映館/ピカデリー
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この1週間で観た映画は4本でした。
●リベンジ・マッチ
デニーロとスタローンがボクサーとしてリング上で対決! ということ以外はなるべく情報を仕入れずに観たわけですが、これが大正解。シリアスな映画かと思っていたら序盤からパロディー満載のコメディー仕立てで、大いに笑いました。とにかくもう、二人とも自虐的なギャグを連発して楽しませてくれます。ぬるいと言えばぬるいけど、これはこれでいいじゃん。僕は大好き。オススメです。
●大人ドロップ
高校生同士の苦い恋愛の記憶を綴った作品。好いたり好かれたり、好きなのに距離を置いてみようとしたり、かと思えば意に反して急接近しちゃったりと、まあ、いろいろありますよね。そんなアレコレが時にリアルに、時にほんわかと描かれています。
主演の池松壮亮は『愛の渦』に続いて今回も好演。ヒロインの橋本愛も、ところどころ『あまちゃん』を想起させるシーン(海岸で絶叫したりなど)があったりして、存在感を示してくれました。しかし、この映画で何よりも印象に残ったのは、ヒロインの友人役(まあ、どっちもヒロインなんですが)の小林涼子という女優さん。男勝りで少々ガサツという役どころなんですが、乱暴な言葉づかいで池松君に接する時の口調や仕草が途轍もなく魅力的でした。
●鷹の爪7 女王陛下のジョブーブ
無料上映だけあって、ほぼ満員。みんなタダには弱いですね。映画自体の面白さは中の中の上といった程度なんですが、タダなので満足できました。
ちなみに上映時間は45分ぐらい。僕の横に座った若いヤツはポップコーンとホットドッグとジュースを抱えていたんですが、終わった時点で食べきれてませんでした。考えてから買えよ!
●サンブンノイチ
面白い映画を作りたいという意志は伝わってきます。タランティーノが好き、B級アクション映画が好き、ハリウッドの娯楽映画が好き、という気持ちもよく伝わってきます。アート志向に走らず大衆向け娯楽映画を作り続けている姿勢にも好感が持てます。しかし、出来上がった作品がこうも中途半端では、やっぱり支持するのは無理。品川ヒロシ、嫌いじゃないんだけどなぁ。
この映画、世の映画マニア、映画オタクを痛烈に批判するセリフが出てきます。きっと過去2作が世間で酷評されたことを腹に据えかねていたんでしょうね。それに向けて反撃するのは構わないんだけど、それ以前にもっと脚本を練らなきゃアカンでしょ。「1秒も作ったことがない」者が言っても説得力ゼロかもしれませんが。
読み終えた本は3冊。
●あかんやつら 東映京都撮影所血風録/春日太一
東映の誕生から現在までを実に丁寧に綴ったルポルタージュ。創生期から70年代にかけてのパワフルさ、猥雑さ、ハチャメチャさには仰天させられました。とにかくもう、作るペースが速い速い。時代劇が苦手だったのでその当時の作品の大半を未見なんですが、機会を作って何本か観てみたいと思っています。
●暗黒映画入門 悪魔が憐れむ歌/高橋ヨシキ
残酷描写が多い映画を避けてきた僕にとっては、実に勉強になる一冊。ヤコペッティ作品は大昔にテレビで見たきりなので、今度ツタヤあたりで借りてみたいと思ってます(置いてあるのか?)。
●赤×ピンク/桜庭一樹
ちょっと前に観た映画の原作。それぞれに苦悩や葛藤を抱えた若い女たちが格闘技に魅せられ、その世界で試行錯誤するさまが描かれています。当然ながら僕には女性心理は分からないわけですが、居場所を見つけようともがく切実さには共感できました。
で、映画では原作の設定を活かした上で活劇っぽい内容に変えてあるわけだけど、「まゆ」の身に起きた出来事が大幅に変わっているのには違和感を持ちました。映画もなかなか気に入ってはいるんですが、終盤の展開は原作の世界観を逸脱しちゃっているんじゃないか、と。しかしまあ、原作通りだと映像化した時の盛り上がりには欠けますからね、難しいところです。
あと、黒木渚の無料ライブに行ってきました。演奏はカラオケ+本人のギターだったけど、潔い歌いっぷりとフレンドリーなMCは大いに楽しめました。ただ、やたら風が強くて寒いのには参った! 黒木渚もカイロを貼っていたそうです。