週末恒例、名古屋で公開される新作映画の注目作はコレ！
☆『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』 ＜シネマトゥデイ＞
説明不要ですね。ついにシリーズ最終作のようです。
※上映館／ミッドランドスクエアシネマ／109シネマズ名古屋／イオンシネマ・ワンダー／中川コロナシネマワールド／イオンシネマ大高／イオンシネマ名古屋茶屋
☆『山女』 ＜シネマトゥデイ＞
山田杏奈主演作。柳田國男の『遠野物語』に着想を得たドラマだそうです。
※上映館／伏見ミリオン座
☆『マルセル 靴をはいた小さな貝』 ＜シネマトゥデイ＞
実写とストップモーションアニメを融合させた作品で、おしゃべりな貝が主人公のようです。楽しそう。
※上映館／伏見ミリオン座
◎『世界が引き裂かれる時』 ＜シネマトゥデイ＞
2014年にウクライナで起きた航空機撃墜事件が題材のヒューマンドラマだそうです。見応えありそう。
※上映館／名古屋シネマテーク
◎『小説家の映画』 ＜シネマトゥデイ＞
ホン・サンスの新作。去年公開の2本は見逃しちゃいましたが、今回はキム・ミニが主演なので観ようと思っています。キム・ミニさん、どうしてあんなに魅力的なんでしょ。
※上映館／伏見ミリオン座
◎『探偵マリコの生涯で一番悲惨な日』 ＜シネマトゥデイ＞
伊藤沙莉主演作。歌舞伎町が舞台のドラマのようです。監督は内田英治と片山慎三。
※上映館／センチュリーシネマ／中川コロナシネマワールド
◎『断捨離パラダイス』 ＜シネマトゥデイ＞
ごみ屋敷問題が題材のドラマだそうです。監督は『夜を越える旅』の萱野孝幸。
※上映館／ミッドランドスクエアシネマ
◎『縁の下のイミグレ』 ＜シネマトゥデイ＞
技能実習生制度の闇を描いたブラックコメディーだそうです。監督は『君たちはまだ長いトンネルの中』のなるせゆうせい。
※上映館／伏見ミリオン座／中川コロナシネマワールド
◎『オレンジ・ランプ』 ＜シネマトゥデイ＞
若年性アルツハイマー型認知症と診断された人物の実話に基づいたドラマだそうです。
※上映館／ミッドランドスクエアシネマ／イオンシネマ名古屋茶屋
○『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 －決戦－』 ＜シネマトゥデイ＞
※上映館／ミッドランドスクエアシネマ／109シネマズ名古屋／イオンシネマ・ワンダー／中川コロナシネマワールド／イオンシネマ大高／イオンシネマ名古屋茶屋
『パラフィリア・サークル』 ＜シネマトゥデイ＞
※上映館／シネマスコーレ
『劇場版「美少女戦士セーラームーンCosmos」《後編》』 ＜シネマトゥデイ＞
※上映館／ミッドランドスクエアシネマ／109シネマズ名古屋／イオンシネマ・ワンダー／イオンシネマ大高
『それいけ！アンパンマン ロボリィとぽかぽかプレゼント』 ＜シネマトゥデイ＞
※上映館／ミッドランドスクエアシネマ／イオンシネマ・ワンダー／イオンシネマ大高／イオンシネマ名古屋茶屋
●リバイバル＆特集上映（一部のみ）
＜ジョン・カサヴェテス レトロスペクティヴ リプリーズ＞
※上映館／名古屋シネマテーク
＜ロウ・イエ監督特集＞
※上映館／シネマスコーレ
名演小劇場、大須シネマ、三越映画劇場、シアターカフェに関しては、各自でチェックしてくださいませ。
最近、自分がよく行くミッドランドとイオンシネマ以外のシネコンのサイトをほとんど覗いていなかったので知りませんでしたが、ほとんどのシネコンが7月中までに一般料金2000円、シニア料金1300円に値上げするようです。例外は、全国展開しているシネコンだとイオンシネマだけじゃないかな。あと、ミッドランドスクエアシネマは値上げしますが、ミッドランドシネマ名古屋空港は今のところ据え置きみたい。
＊ ＊ ＊
●観た映画
『君は放課後インソムニア』※オススメ！
とっても清々しくて瑞々しくて、思わず「こういう高校生活を送りたかった！」と叫びたくなりました。青春映画が好きな方は絶対に観るべき。まあ、物事が上手く進みすぎるとか、難病という設定は必要なかったんじゃないかとか、ちょっと言いたいこともありますが、どれも大きな問題じゃありません。何よりも、溌溂とした森七菜を見ているだけで幸せな気持ちになれます。
『遺灰は語る』
うーん、自分には敷居が高かった。いや、遺灰を運ぶ顛末に関しては楽しくかつ興味深く観ていたんだけど、オマケ映像（にしては長い）のような短編には、どんな意図が込められているのでしょ。イタリアの歴史に疎い（というか、どの国の歴史にも疎い）こともあって、あまり理解できませんでした。完全に自分の読解力不足ですね。
『憧れを超えた侍たち 世界一への記録』※オススメ
ものすごく評判が良いので、最終日に観てきました。ちなみに一般料金は2200円で、シニア割引はナシ。それでも、なかなかの盛況ぶりでした。
もちろん結果は知っているわけですが、それでもやはり気持ちが昂りますね。それに、大谷翔平をはじめとする侍ジャパンの面々の陽気さ、野球への真摯な向き合い方は、実に気持ちいいものでした。野球好きなら必見。いや、野球好きはとっくにご覧になってるでしょうね。
ただ、ひとつだけ苦言を呈していい？ この映画、あまりにも音響に関して杜撰じゃないでしょうか。始まってすぐ、やけに大きな音でBGMが流れた時に仰天しました。ここんとこ『TAR』を筆頭に緻密な音響設計を施された映画を何本か観ていたので、あまりにも雑な音響にゲンナリしてしまったわけです。
とはいえ、もちろん観る価値は大いにあります。早くもアマゾンのPrime Videoで配信されるようなので、加入している方はぜひぜひご覧くださいませ。
●読んだ本
『ラブカは静かに弓を持つ』安壇美緒
『一旦、退社。50歳からの独立日記』堀井美香
『シニア右翼 日本の中高年はなぜ右傾化するのか』古谷経衡
●お気に入りor気になるMUSIC
●視聴したYouTube番組
BBCドキュメンタリー「J-POPの捕食者：秘められたスキャンダル」
話題のドキュメンタリー、ようやく見ました。海外でも大きな話題となった番組ですが、相変わらず日本のテレビ局や新聞ではさほど取り上げられていないようですね。
ジャニーズ事務所の体質は改められるべきだし、諸々の真相は明らかにされるべきですが、難しいのは、たとえばテレビ局とかが「今後はジャニーズのタレントを使わない」とか決めた場合、ダメージはジャニーズの経営陣に及ぶだけでなく、ジャニーズの現役のタレントたち、そしてデビューを目指している若い（幼い？）少年たちにとって大きなものになる、ってことでしょうね。
かといって、もちろん今のまま放置して事件や問題を風化させてしまうが良いとは思いません。
テレビドラマの話題。6月下旬という中途半端な時期に始まった『なれの果ての僕ら』、大原櫻子と大原優乃のＷ大原が揃って出ているので見てみたら、なんと監督が城定秀夫。いやはや、すごい活躍ぶりですね。
とことん血なまぐさそうなドラマなのであんまり好きになれないとは思いますが、とりあえず最後まで見るつもり。
＊ ＊ ＊
残念なニュース。ちくさ正文館が7月いっぱいで閉店してしまうそうです。名古屋シネマテークに行く時は90％以上の割合でちくさ正文館に立ち寄っていた自分にとっては、ひたすら寂しい限りです。8月以降、もう今池に行くことはなくなっちゃうかも。
あと、知らなかったけど、東区にあった正文館書店本店は6月末で閉店しちゃったそうです。街の本屋さん、どんどん減ってますよね。すっかり本を買わなくなった自分には偉そうなことを言う権利はありませんが、どの本屋さんにも踏ん張って長く営業を続けてほしいと思ってます。
佐藤剛さんの訃報には驚きました。Twitterでの書き込みを割とよく見かけていたので、それほど重い症状だったとは知りませんでした。享年71というのは、今の世の中じゃ少々早いですよね。
音楽に対して常に真摯に誠実に向き合っていた、という印象を持っています。読んだ著作は『上を向いて歩こう』だけですが、他の本も読んでみようと思っております。ご冥福をお祈りいたします。
そういえば明日（7月1日）は、甲斐バンドの日比谷野音ライブの日ですね。このブログを覗いている方で行かれる方はいないと思いますが、万一いらっしゃいましたら、楽しんできてくださいませ。晴れることを願っています。WOWOWで生中継されるようですが、もちろん僕は視聴できまへん。どの曲をやるんだろ。
