新しい年になりましたね。明けましておめでとうございます。
天候に恵まれて良い元日になった……と書こうと思ってたら、北陸地方を中心に大きな地震が起きてしまいました。ニュースでは津波への警戒を呼びかけています。被害が及びそうな地域に住んでいる方々、くれぐれもご注意ください。
名古屋でも少し揺れました。震度2だったようだけど、体感としてはもう少し強かったような気もします。ちょっとビビりました。
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では、元日恒例、というほど長く続けているわけではありませんが、2023年に観た映画の中から選んだトップ10を。今回は日本映画と外国映画を分けてません。
1)バビロン
2)スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース
3)わたしの幸せな結婚
4)A PLACE IN THE SUN at 渚園 Summer of 1988 ※浜田省吾のライブ映像
5)波紋
6)ミッション:インポッシブル デッドレコニング PART ONE
7)バービー
8)福田村事件
9)ジョン・ウィック:コンセクエンス
10)春画先生
というわけで、自分でも意外でしたが悪趣味の極みとも言える『バビロン』が1位になりました。なりました、ってのもヘンですね。自分で選んだんだから。
「完成度の高さ」や「画期的かつ先進性」なら『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』、「ただただ単純に好き」ってことなら『わたしの幸せな結婚』がトップになるんですが、最もインパクトがあり、圧倒された作品といえば、悪趣味極まりない『バビロン』ではないか、と思ったわけです。
汚物が出てくる映画は大の苦手だし、作り手の露悪趣味が炸裂している作品もあまり好きじゃないんだけど、『バビロン』ほど過剰であれば降参するしかありません。明らかにやりすぎなシーンが多々ある(登場人物が糞、小便、さらに吐瀉物も浴びる!)のですが、これほど濃厚で濃密な映像体験ができる作品はそうそうありません。あ、これから配信とかDVDとかでご覧になる方には、食べ物を口にしながら観るのはやめた方がいい、とアドバイスしておきます。
キネマ旬報の読者選出ベストテン用に選んだのは以下の通り。
浜田省吾の『渚園』も入れようと思ってましたが、「映画以外のライブ上映作品は除外」とのことだったので仕方なく外しました。
<日本映画>
1)わたしの幸せな結婚
2)波紋
3)福田村事件
4)春画先生
5)Winny
6)映画『窓ぎわのトットちゃん』
7)最後まで行く
8)シン・ちむどんどん
9)渇水
10)鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎
<外国映画>
1)バビロン
2)スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース
3)ミッション:インポッシブル デッドレコニング PART ONE
4)バービー
5)ジョン・ウィック:コンセクエンス
6)トリとロキタ
7)TAR/ター
8)EO イーオー
9)フェイブルマンズ
10)M3GAN/ミーガン
日本映画の次点は『BLUE GIANT』。『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』とどっちをベストテンに入れるか悩んだ末に『鬼太郎』にしたんですが……うーん、ホントに甲乙つけがたいですね。
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2023年に気に入った曲を集めたプレイリストも作りました。
まだまだ追加する予定で、最終的には100曲は超えることになると思います。とりあえず、気が向いた時に聴いてみてくださいませ。
ではでは、今年もどうぞよろしくお願いします。