少年トッパ

<2014年7月4・5日公開作> 『マレフィセント』『オール・ユー・ニード・イズ・キル』など

 週末恒例「名古屋で公開される新作映画の注目作はコレ」のコーナー! ☆・◎・○・無印の順で……以下略。
 基本的に、気になってる作品以外の説明は省略。タイトルの下の<シネマトゥデイ><ムービーウォーカー>という文字をクリックすると紹介文を読めますので、そちらをご参照ください。

『マレフィセント』(アメリカ)97分 <シネマトゥデイ> <ムービーウォーカー>
 『眠れる森の美女』の悪役の視点で描かれた物語……らしい。主演はアンジェリーナ・ジョリーで、姫を演じるのはエル・ファニング。
※上映館/ミッドランド スクエア シネマ109シネマズ名古屋イオンシネマ・ワンダー中川コロナシネマワールドTOHOシネマズ名古屋ベイシティイオンシネマ大高イオンシネマ名古屋茶屋

『オール・ユー・ニード・イズ・キル』(アメリカ)113分 <シネマトゥデイ> <ムービーウォーカー>
 トム・クルーズ主演のタイムループもの。原作が日本の小説ってことも話題になっていますね。面白そう。
※上映館/ミッドランド スクエア シネマ109シネマズ名古屋イオンシネマ・ワンダー中川コロナシネマワールドTOHOシネマズ名古屋ベイシティイオンシネマ大高イオンシネマ名古屋茶屋

『あいときぼうのまち』(日本)126分 <シネマトゥデイ> <ムービーウォーカー>
 日本の原子力政策に翻弄された一家の葛藤を、四つの時代を交錯させて描いた人間ドラマ……らしい。見応えありそう。
※上映館/シネマスコーレ

『パークランド ケネディ暗殺、真実の4日間』(アメリカ)93分 <シネマトゥデイ> <ムービーウォーカー>
 ケネディ大統領暗殺事件発生直後の人間模様を描いた社会派サスペンス……らしい。これまた見応えありそう。
※上映館/センチュリーシネマ

『ビヨンド・ザ・エッジ 歴史を変えたエベレスト初登頂』(ニュージーランド)91分 <シネマトゥデイ> <ムービーウォーカー>
 1953年のエベレスト初登頂の実話を描いたヒューマンドラマ……らしい。本人へのインタビュー映像もあるそうです。
※上映館/センチュリーシネマ

『浮城』(香港)104分 <シネマトゥデイ> <ムービーウォーカー>
 香港生まれの貧しい男が出世していくさまを描いたヒューマンドラマ……らしい。
※上映館/シネマスコーレ

『THE BAY ザ・ベイ』(アメリカ)85分 <シネマトゥデイ> <ムービーウォーカー>
 寄生虫の大量発生によって町が地獄と化していくさまを描いたパニックホラー……らしい。監督は、なんと『レインマン』などのバリー・レヴィンソン。
※上映館/ピカデリー

『青鬼』(日本)70分 <シネマトゥデイ> <ムービーウォーカー>
 密室に閉じ込められた高校生たちの奮闘を描いた脱出ミステリー……らしい。人気ゲームの映画化だそうです。主演はAKB48の入山杏奈。
※上映館/109シネマズ名古屋

『ガールズ&パンツァー これが本当のアンツィオ戦です!』(日本)38分 <シネマトゥデイ> <ムービーウォーカー>
 人気テレビアニメの劇場版だそうです。
※上映館/伏見ミリオン座

『NY ANNIVERSARY LIVE! サイモン&ガーファンクル「セントラルパーク・コンサート」』(アメリカ)88分 <シネマトゥデイ> <ムービーウォーカー>
※上映館/イオンシネマ・ワンダーTOHOシネマズ名古屋ベイシティイオンシネマ大高

『DOCUMENTARY of AKB48 The time has come 少女たちは、今、その背中に何を想う?』(日本)120分 <シネマトゥデイ> <ムービーウォーカー>
※上映館/109シネマズ名古屋イオンシネマ・ワンダーTOHOシネマズ名古屋ベイシティイオンシネマ大高イオンシネマ名古屋茶屋

『アイ・スーパーバイカー』(イギリス)91分 <ムービーウォーカー>
『アイ・スーパーバイカー ザ・ショウダウン』(イギリス)91分 <ムービーウォーカー>
 モーターサイクル・レースのドキュメンタリーだそうです。
※上映館/名古屋シネマテーク

『それいけ!アンパンマン りんごぼうやとみんなの願い』(日本)45分 <シネマトゥデイ> <ムービーウォーカー>
 同時上映は『たのしく てあそび ママになったコキンちゃん!?』
※上映館/イオンシネマ・ワンダーイオンシネマ大高イオンシネマ名古屋茶屋

<三國連太郎追悼 特別企画>『朽ちた手押し車』(日本)134分 <シネマトゥデイ> <ムービーウォーカー>
 30年前に制作された作品。このたびようやく劇場公開されることになったそうです。
※上映館/名演小劇場

<ファンタスティック・レボリューション vol.1>
ガーディアン/ラグナロク オーディン神話伝説/悪魔の起源 ジン/マチェーテ・キルズインフェルノ 大火災脱出/ザ・マシーン
※上映館/シネマスコーレ

 『ゴジラ』の60周年記念デジタルリマスター版、明日からピカデリーで上映されます。

 スターキャット、9月から料金を一部改定するそうです。
http://www.eigaya.com/wp-content/uploads/2014/06/informationticket.pdf

*     *     *     *     *

 この1週間で観た映画は

●ノア 約束の舟

 当然ながら大昔の物語なわけなのに、若者たちの顔が現代的すぎ! しかも、きれいすぎ。いくらなんでも、眉とかきれいに整えすぎだって。髪もすごく洗いたてっぽくて清潔感たっぷりだし、もう違和感だらけでした。ラッセル・クロウとかのオッサンたちはそうでもなかったけど、息子たちのこぎれいさには抵抗ありまくりでした。
 それはともかく、物語としては大いに見応えあります。天からの啓示を受けた主人公が「種の保存」のために方舟を作るわけですが、結果的には大勢の人間たちを見殺しにすることになるわけです。そこで生じる葛藤は半端ないものだけど、それはもうとにかく「神の思し召し」ってことで乗り切るしかないわけで、それを理解してくれない家族との対立は深まるばかりなわけです。使命感に振り回される男の悲劇、とでも言うべき物語でした。

●トランセンデンス

 人口知能、つまりコンピュータが人間の頭脳を手に入れたらどうなるか、という物語。まあ、僕みたいに並み以下の頭脳を手に入れたら、もはやコンピュータとして機能しなくなるだけでしょうが、これが天才科学者のものとなると話が変わってきます。ネットワークを通じてあらゆる情報にアクセスし、やがて世界中をパニックに陥らせるようなパワーを手にしていく、という展開です。
 これ、十数年前なら完全に絵空事に思えるでしょうが、今の世の中ならけっこう現実味がある展開です。その割に緊迫感が乏しいのは……演出のせい? いつの間にか諜報機関とテロリストが手を組んでいたりなど「???」と思わせる箇所もあったりしました。でもまあ、それなりに楽しめます。

●オールド・ボーイ

 韓国映画のリメイク(原作は日本のマンガ)。理由を知らされないままに20年も監禁された男が、解放されて犯人に復讐を果たそうとするさまを描いた物語です。最終的に明らかになる真実も衝撃的なんですが、それにも増して僕がビビったのは拷問シーン! どんなことをするかっていうと……あ、ちょっとネタバレです。
 あのさ、首の周りに黒いマジックで破線を書いていくわけよ。で、ナイフを取り出したので、その線に沿って刃物をなぞらせながら脅すのかと思ったら、その破線の黒い部分をいきなりナイフをえぐり取るのよ。ぎょえーーーっ。しかも、それを何度も何ヶ所も! その間中、僕は自分の指を噛みながら、座席の上で身もだえしながら薄目を開けてました。じっと座ってられるはずないじゃん。隣に誰もいなくて良かった。
 それはともかく、とっても見応えある作品でした。濃密な物語を観た、という感じ。あと、ヒロインのエリザベス・オルセンという女優さんがすごく素敵。惜しみなく乳首を見せてくれたのもアッパレです。この人、次の『アベンジャーズ』にも出るんだって。楽しみです。

 読み終えた本は2冊。

●担当の夜/関純二

 マンガ編集者の過酷な日々を綴った小説。偏屈でわがままで強情で淋しがり屋のマンガ家たちに振り回される様子が克明に語られています。2作目に出てくる大物マンガ家は明らかにジョージ秋山でしょうね。あとは分かりませんでした。

●アクアマリンの神殿/海堂尊

 とある事情があって読んだわけですが、これ、同じ作者による他の作品の続編だったみたいで、そっちを未読のまま読んだ僕としては最後まで「なんのこっちゃ」状態でした。じゃあ、過去作を先に読めばいいじゃん、と言われそうですが、とある事情があったので……。
 途中で出てくるボクシングの試合の場面は熱血スポ根マンガのような面白さだったんですが、全体的にはどうにも楽しめない作品でした。まあ、やっぱり順番通りに読まなきゃダメってことでしょうね。

*     *     *     *     *

 今年ももう半分が終わっちゃったわけですね。早いもんです。
 そんなわけで、上半期の映画ベストテンを順不同、というか観た順で。

<映画>
ソウルガールズ
エンダーのゲーム
ラッシュ/プライドと友情
アナと雪の女王
ポール・ヴァーホーヴェン/トリック
キャプテン・アメリカ ウィンター・ソルジャー
アメイジング・スパイダーマン2
X-MEN:フューチャー&パスト
インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌
ポンペイ
300 スリーハンドレッド 帝国の進撃

 あれ? 11本あるじゃん。まあ、いいか。『オールド・ボーイ』は7月1日に観たので外しましたが、年間ベストテンにはギリギリ入るかも。

 本で一番面白かった、というか読み応えがあったのは、朝井まかての『恋歌』。なんだかんだ言ってハートウォーミングな恋愛劇なんだろうと思って読んでいたら、途中から主人公が非道極まりない仕打ちに受けるようになって、まさしく地獄絵図が展開されるわけです。しかし、この出来事は実際に歴史上あったことなので、改めて人間の残忍さ、権力者の容赦なさを痛感させられたりもしました。
 朝井まかての本、他にも何か読んでみようと思ってたんですが、まだ一冊も手を付けてません。今年の後半には読まなきゃ。

 ナマで見たり聴いたりしたのは以下の6本。うち5本が無料ライブで、ジュリーの演劇は懸賞で当選したものです。で、どれにも満足。

●宇宙まお 3/15(土) 名古屋パルコ西館(屋外)
●水曜のカンパネラ 3/22(土) 名古屋パルコ西館(屋外)
●大原櫻子 3/29(土) ナディアパーク
●黒木渚 4/6(日) 名古屋パルコ西館(屋外)
●音楽劇 悪名(出演:沢田研二、いしのようこ、他)
 5/17(土)ウインクあいち 大ホール
●中田裕二 6/14(土)タワーレコード近鉄パッセ店

 CDで良かったのは……と書こうと思ったけど、ちょっと時間がなくなったのでまた改めて。






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