少年トッパ

40代の琴線を刺激するカバー集を編集。

 ちょうど一週間前、いつも世話になっている会社の役員さんと一緒に錦三(キンサン)へ繰り出した。錦三ってのは、錦(ニシキ)三丁目の略称。名古屋で一番の歓楽街である。しかしキャバクラとかには入らず、ちょっと高級な和食の店(久々にフグを食す)→クラブ(踊る方じゃなくて、おねーさんがテーブルに来る方)→こぢんまりしたバー→ダーツバー、と4軒をハシゴ。お開きになったのは朝4時だった。支払いはすべて役員さん。いやはや、申し訳ない。ご馳走様でした。
 しかしアレだね、久々に行って改めて思ったけど、クラブってのはホントにケッタイなシステムだよね。おねーさんが隣りに座って名刺を寄越したかと思うと、「ご馳走になってもよろしいですか?」なんて聞いてきて、ドリンクを注文する。で、しばらく喋っていると、別のテーブルから呼ばれたらしく、半分も飲んでいないドリンクを残して去っていく。そんなことを10分単位ごとに繰り返し、そのたびに客のフトコロからゼニが飛んでいくことになるわけである。こういう店、僕は自腹じゃ絶対に行かないなぁ。「どうせすぐヨソに行くなら水で我慢しろよ」って言いたくなるもん。いや、オゴってもらって行く分には、それなりに楽しいんだけどね。ははは。

 さて、本題。3軒目に入ったバーでは、往年の洋楽ヒットソングをボサノバ調にカバーした曲が流れていた。で、それを聴いていた役員さんが僕に言った。「こういう曲、いいっすねぇ。トッパさん(とは呼ばないけど)、CDたくさん持ってるでしょ。こういうのを集めて編集してくださいよ」
 うむむ、洋楽にはウトいしボサノバにも詳しくないけど、それらしき曲なら幾つか心当たりがある。日本語の曲も含めていいなら、CD-R1枚分、つまり80分弱なら楽勝だ。そう思って、好みとご要望を確かめた。
 まずは「知っている曲」、つまりカバーソングってことだ。さらに「ボサノバっぽい曲」「ムード歌謡っぽいのも」「キャンディーズ、山口百恵、小泉今日子、マリーンが好きだった」「洋楽ならアース・ウィンド&ファイアーの『September』が好きで、ボーイズ・タウン・ギャングの『君の瞳に恋してる』は超大好き」「ポール・モーリアも好きだった」「すべて女性ボーカルで」などなど。ふむふむ、どうやらボサノバ的要素はあんまり多くなくても良さそうだ。ちなみに、その役員さんは僕と同じく40代。聴いてきた曲はかなり共通しているようだ。

 家に帰ってから、さっそく選曲開始。たぶん3万円分以上オゴってもらったわけだから、それくらいのお返しは早くしなくちゃね。
 i-Tunesの中をチェックしたり棚からあれこれCDを引っ張り出したりして、約50曲をリストアップする。ちょいと削って40曲弱にしたけど、どう考えてもCD-R1枚じゃ無理。なので、外国語の曲と日本語の曲とに分けることにした。で、最終的に詰め込んだのが、この38曲。

<外国語の曲Disc>

●angie/mount sugar
●Roxanne/Neco★
●カーマは気まぐれ/Oui Oui
●My Sharona/Olive
●ザナドゥ/bice
●September/土岐麻子
●The Water is Wide/湯川潮音
●Never Can Say Goodbye/つじあやの
●Raindrops Keep Falling On My Head/五島良子
●CAN'T HELP FALLING IN LOVE/MADOKA。
●Dancing In The Street/吉田美奈子
●ラヴィン・ユー・ベイビー/野宮真貴withデミ・セミ・クェーバー
●マテリアル・ガール/speena
●君ノ瞳ニ恋シテル/椎名林檎
●POWER TO THE PEOPLE/桃乃未琴
●SUKIYAKI/SAYOKO
●恋のバカンス/澄淳子&ストーン・アライアンス
●KA NOHONA PILI KAI(涙そうそう)/SANDii
●暑中お見舞い申し上げます/Zhang Jia-Bei、Zhaao Yi

<日本語の曲Disc>

●いっそ セレナーデ/小野リサ
●ダンシング・オールナイト/マリーン
●ロックンロール・ウィドウ/SAKURA
●かりそめのスウィング/石川セリ
●ムーンライト・サーファー/森丘祥子
●SWEET MEMORIES/小島麻由美
●グット・バイ・マイ・ラブ/小泉今日子
●キャンディ/太田裕美
●キャンティのうた/さねよしいさ子
●ズッコのうた/Wham japon
●年下の男の子/つじあやの
●夢見るシャンソン人形/レ・モーヴェ・ギャルソンヌ
●ジンギスカン/イノウエ
●恋はみずいろ/藤田陽子
●さよならの向う側/Peach
●さよならはダンスの後に/ミスゴブリン
●星降る街角/内海みゆき&コンフント・エスパシオ
●バスストップ/チャカと昆虫採集
●砂に消えた涙/奥村愛子

 見事に40代の琴線を刺激する曲目だと思うけど、どうだろ。気に入ってもらえることを願うのみ。

コメント一覧

ケイケイ
おぉ、「フォックス・オン・ザ・ラン」、
スウィートですよね。
ヴォーカルのブライアン・コノリー、
亡くなりましたよね。
ヴァン・ヘイレンは再結成されるそうです。
って、この辺はトッパさん、イマイチ?
トッパ
すんません、返事が遅くなりました。

●SKDさん

『君の瞳に恋してる』、オリジナルはもちろん名曲
なんですが、林檎バージョンはさらにカッコいいっ
すよ。聴くたびにシビレます。

●ケイケイさん

そうです、KISSの曲ですよ~。日本人ミュージシャ
ンたちによるKISSトリビュート盤に入ってました。

ヘビメタという言葉が生まれた(というか日本に
入ってきた)こと自体、確か70年代でしたよね。僕
は『フォックス・オン・ザ・ラン』という曲が死ぬ
ほど好きでした。当時ヘッドフォンを持っていな
かったので、ポータブルステレオの2つのスピーカー
の間に頭を挟んで、大音量で聴いてました。アホで
す(笑)。

●KEITH

とりあえず、ついさっきお礼を言われたよ~。追加
版、日本語の曲に限定すれば、あと3枚ぐらいは大丈
夫(笑)。
倉敷のKEITH RICHARDS
充分です、役員の方からまたリクエストあれば追加
版作成するのみです、。
役員の方たぶん味締めてリクエストしてきますけど
快く応じてあげて下さい。
ケイケイ
「ラヴィン・ユー・ベイビー」ってキッスの?
私は「ラブ・ガン」と「デトロイト・ロックシティ」が好きです(笑)。
私的には、もうちょっと70年代のヘビメタを入れて欲しかったかな?
エアロスミスでお願い(^^)。
SKD
お~、久々のカバー集ではないですか♪
50代前半の琴線の端にもちょっと触れる曲目です。
私も『君の瞳に恋してる』は大好きヨ(^^)
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