西島秀俊が名古屋に！

　金曜恒例、「明日から名古屋で公開される注目映画はコレ」のコーナー！
　☆印付きのは絶対に観るつもり。あとは基本的に自分にとって優先順位が高い順ですが、まあ、あんまり深くは考えていません。

☆『三年身籠る』 http://www.threeyeardelivery.com/
　3年間も妊娠し続けた女性と、彼女を取り巻く人々の騒動をユーモラスに描く……らしい。女優の唯野未歩子の初監督作で、主演はオセロの中島知子。西島秀俊も出演。伏見ミリオン座にて。
　なんと明日は西島秀俊の舞台挨拶あり！　女性ファンで大混雑するかな？

『ナルニア国物語　第1章:ライオンと魔女』
http://www.disney.co.jp/movies/narnia/
　これは説明不要っすよね。あまりにも有名なファンタジーの映画化。と言いながら、実は読んでませんが。ところで、このタイトルを何度も「マルミ薬局物語」と聞き間違えたのは僕だけ？

『ドラえもん　のび太の恐竜2006』 http://dora2006.com/top/
　劇場版シリーズ1作のリメイク。息子が観たがってるので一緒に行くつもり。オリジナルの方を自分が観たかどうかは記憶が曖昧です。

『力道山』 http://www.sonypictures.jp/movies/rikidozan/
　日韓合作映画。戦後の日本で国民的ヒーローになった力道山の波乱に満ちた人生を描いた伝記ドラマ……らしい。力道山を演じるのは『シルミド　SILMIDO』のソル・ギョング。中谷美紀、藤竜也、萩原聖人などの日本人俳優の他、船木誠勝、橋本真也、武藤敬司などプロレスラーも出演。名古屋市内では伏見ミリオン座にて。

『シリアナ』 http://wwws.warnerbros.co.jp/syriana/
　中東を舞台に、CIA工作員、出稼ぎ労働者、アナリストなど様々な人物の思惑が交錯する群像劇……らしい。ジョージ・クルーニー、マット・デイモン、ジェフリー・ライト、クリス・クーパーなどが出演。マット・デイモンとクリス・クーパーの共演って聞くと『ボーン・アイデンティティー』を思い出すなぁ。
　ところで、誰もが思うだろうけど、このタイトルはマズいんちゃう？　ほら、シネコンでチケットを買う時って自分でタイトルを言わなきゃならないじゃん。言うのが恥ずかしくて観るのを諦める恥ずかしがり屋さん、けっこう多いかもよ。カップルで行って彼女にタイトルを言わせる非道な男も続出しそう。

『ザ・コーポレーション』 http://www.uplink.co.jp/corporation/
　現代の企業が引き起こしている様々な問題の本質に迫る長編ドキュメンタリー……らしい。マイケル・ムーア、ノーム・チョムスキー（『映画 日本国憲法』の監督）など多数の著名人が出演。名古屋シネマテークにて。

『グレート・ビギン』
http://www.herald.co.jp/official/great_begin/index.shtml
　地球上の全生命の起源に迫るドキュメンタリー……らしい。「胎内での胎児の多彩な表情、陸海空に生息する動物の営みなど、神秘的な映像が満載」だって。シルバー劇場にて。

『ワンピース　THE MOVIE　カラクリ城のメカ巨兵』
http://www.toei-anim.co.jp/movie/2006_onepiece/index.html
　説明不要っすね。アメリカでもテレビ版がヒットしているみたい。

『機動戦士ZガンダムIII　星の鼓動は愛』 http://www.z-gundam.net/
　3部作の最終章だそうです。すんません、門外漢です。

　えー、今週もあれこれと映画を観ましたが、何と言っても素晴らしかったのが『シムソンズ』！　カーリングのチームを結成した4人の女の子たちの成長を描いた物語です。これがもう、ホントに良いのよ。泣けて笑えて感動して、もう大満足。早くも2006年のベストワン作品に出会った、という感じです。オススメ！

『シムソンズ』公式サイト
http://www.sim-sons.com/

　『エリ・エリ・レマ・サバクタニ』には落胆。もともと期待値も低かったんだけど、思わせぶりなだけで空疎な映画でした。でもまあ、宮崎あおいと筒井康隆先生が孫と祖父を演じているのを見られただけでも良しとしましょ。
　それより問題は上映時の不手際。映写サイズが間違っていたので最初の数分でストップし、10分ぐらい待たされた末に前と同じ状態だもん。最初のクレジットが終わった少し後からは問題なく観られるようになったけど、上映終了時間は20分ぐらい遅くなったんじゃないかな。センチュリーシネマさん、というかスターキャットさんは、この手の不手際が多すぎ。去年の『コーラス』と『メゾン・ド・ヒミコ』に続いて1年弱の間に3回だもん。しっかりしてちょーよ。

　『あおげば尊し』も観ました。「死」について真摯に考えさせる内容ではあるんだけど、どうも描き方が薄っぺらに思えたのは僕だけ？　あと、末期ガンで死を目前にしたお爺ちゃんの手、ものすごく血行が良さそうに見えたんですが。

　さ、今夜は日本アカデミー賞の授賞式がありますね。映画ファンからは冷たい視線を浴びまくっている賞ですが、とりあえず見ます。去年、最優秀助演女優賞に選ばれた長澤まさみが感涙した時は、もらい泣きしちゃいました。ははは。
　僕の予想では主要な部門を『ALWAYS　三丁目の夕日』が独占すると思うけど、いかがでしょう。しかし、吉岡秀隆と小雪が「主演」で堤真一と薬師丸ひろ子が「助演」ってのは、どういう基準で決めたんだろ。出ている時間を計ったのかな？　でもまあ、この4人なら誰が受賞しても文句ないけどね。