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オートラントの第7弾では、旧市街の高台に建つアラゴネーゼ城(オートラント城)をご紹介します。
イタリア最東端のオートラントは東方に向かう際の重要拠点として古代から堅固な城塞が造られていたのだそうですが、
11世紀にはノルマン人との戦いで大きく損傷を受け、一度修復された後、13世紀初頭に神聖ローマ帝国のフリードリヒ2世(フェデリコ2世)
によって改築されています。1,480年のオスマン帝国とのオートラントの戦いで更に破壊を受けた城はカラブリア公アルフォンソ
(のちのナポリ王アルフォンソ2世によって修復、重厚かつ堅牢な城壁を特徴とするアラゴン様式となっています。
現在城は公開されていますが、訪問した時は残念なことに修復工事中で中に入ることが出来ませんでした。
オートラント城は、史上初のゴシック小説である「オートラント城奇譚」(ホレス・ウォルポール)によっても知られています。
これがモデルのお城かと思うと感激です💕
数ヶ月前にこの小説を読んでいたので、アルフォンソとか、不気味な光景が重なります。