アタシは電車の乗り継ぎ苦手・・・
台湾でもやっぱり、苦手(当たり前かぁ!)
台南で目的達成し、高雄の戻る。
途中、行っておこうと思ってたところあり。
龍の口から入って、虎の口から出ると
厄が落とせるとか。



高雄のツアーなんかにもよく組み込まれてる。
最寄り駅はここ。

行きは高雄から特急(自強号)だったから乗り換えなしで楽だった。
台南の街中を少し見て、


ロールケーキとアイスコーヒーで一休み。

ロールケーキは、フワフワでもなく、しっとりでもなく
パンみたいだった。
アタシはストライクゾーンが広いので、
特にロールケーキには寛容(笑)
うろうろしたので、台南駅の裏口から入る。
切符を買うと行の半額程度。

これは、在来線でいかないとならない。
電車に乗り込む。

だんだん、緑が多くなってきて


次の駅で
終点???
あれ? 高雄行かないの?
みんなが、降りるので、アタシも仕方がなく降りる。
駅員さんに切符をみせると、
ここは違う、と言っているみたい。首をふり、
今降りた電車を指さす。
日本語はもちろん、英語も全然通じない。
仕方がないので、いったん台南に戻り、
特急の切符を買いなおして、高雄まで戻ろう。
高雄までいけば、MRT(地下鉄)で簡単だから。
路線図かなにかないかな?と見渡すが
何もない。
困ったなあ・・・。
とりあえず、今乗ってきた電車に乗る。
電車に乗ると、車掌さんがいたので切符を見せる。
この電車でいいよ、と言っているようで、頷きにっこりする。
そして、手で、一番前に乗るように促した。
一番前まで移動し、待つこと45分。
なかなか、発車しない・・・。
更に、冷房効果を上げるためか
電車のドアがみな、しまってる。
これなら、高雄空港でWI-FIのパスワード発行してもらえばよかった。
ホテル内はほぼフリーなんで、使わないと思ってた。
仕方がないから、海外パケ放題、使うか。ローミングオンにしたところで
人が乗り込んできて、発車した。
さっきの車掌さんが、アタシのところにきて
次で降りるよと知らせにきてくれた。
??そうなの?
アタシ、台南に戻るつもりだったから。
困ったけど、せっかく、教えてくれたんで降りることにした。
その際、車掌さんが、乗客の女の子に何か話している。
女の子は、頷き、アタシに『こっち、こっち』と話す。
どうも、車掌さん、アタシをホームまで教えてあげてほしいと
言ってくれたみたい。
そうか。。

この駅で乗り換えて、高雄方面の電車の乗る必要があったのか・・・。


どこか懐かしいホーム。この椅子、昔、みた覚えがある。
女の子は、アタシの隣の椅子に座って
スマホを見てる。

電車がくるまでの時間40分はあった。
高雄方面の電車が来た。
女の子が『行こ、行こ』とアタシに教えてくれる。
スマホで、日本語の翻訳サイトみている。
彼女も電車に乗るもんだと思ったら、
彼女は、アタシに手を振る。
えっ?
彼女、アタシと一緒の行先ではないのに、
わざわざ、待っていてくれたの?
更に、アタシを乗せたときに、すぐそばの車内の
別の乗客の女の子に何か、話した。
電車が発車するちょっとの時間内。
彼女は笑顔で大きく手を振る。
アタシは感謝の気持ちで胸がいっぱいになり
丁寧にお辞儀をした。
車内で、見送ってくれた彼女から
何かを言われてた女の子が自分の席を詰めて
アタシに座るれるようにしてくれる。
大きな荷物を持ってる学生さんみたい。
その彼女が、降りる際にスマホをアタシに見せた。
『私はここで降りますが、あなたの降りる駅は
次の駅です。気を付けて、楽しんでください』と
日本語で翻訳のアプリのページだった。
アタシ、またしても、感激して
ありがとうございますと頭を下げた。
すごいことだと思います。
確かに、アタシも日本で道を聞かれたら
教える。
でも、時間があっても、ホームまで連れて行ってあげてない。
電車で声をかけてくれた車掌さん。
自分が乗るわけでもなくホームで電車にのせてくれた彼女。
彼女から言われて、アタシに降りる駅を案内してくれた車内の女の子。
日本語がわからなくても、アタシが日本人として対応してくれた。
アタシが日本人だったから?
違うかもしれないし、そうかもしれない。わからないけど。
こんなに親切にしてくれたということは事実。
ありがたい。
アタシも、必ず、日本で困っている人がいたら
手助けしないと、いけないな。
ありがとう、台南の人達。