今年の目標…。
と言ってから、ふと考え込む。
これは目標と言うべきか。
「食を愉しむ。」
私は元来、食に強い関心がない。
「美味しいものを食べたい」いう欲求が強くないし、味わって食べるという心持ちにもなれない。
もちろん空腹はイヤだし、美味しくないものは避けたい。
食が細いわけでもない。
ただ、嫌いじゃないものを空腹が満たされるまで食べられれば満足、そういうタイプなのだ。
そんな私が最近ひらめいた
食べることを愉しみの一つにできたらなんて素敵なことだろう!
だって食事は毎日毎日欠かさず行う。
ということは毎日毎日、必ず愉しみが巡ってくるということではないか。
そんなことを思いついて、それを今年の目標の一つにしようとしたのだ。
そう、「目標」…。
「目標」にすることにしばし躊躇してしまったわけは、美味しいものを食するという、つまり休息ないし娯楽を目標に据えるような気がしたから。
でもそれは少し違う気がしてきた。
「食を愉しむ」ためには、食に関心をもつ、つまり食に対して能動的なアプローチが必要だから。
決して楽な道を歩もうとしているわけではないのだ。
今年の目標その1「食を愉しむ。」
それにしても、1月半ばに至って今年の目標を掲げる私って…