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神さまのつぶやき祀り 013 S神社の神主さん

2023-10-26 09:22:53 | つぶやき祀り

 

私は、ずっと探している場所があった

古代の神、幸の神さまのお祀りされている神社だ

幸の神・三神のお名前は、残念ながら別名に変わっていることが多い

 

幸の神・三神について詳しくは以下の記事で

 

神さまのつぶやき祀り001 幸(さい)の神・三神とは - トモニ ミチスガラ カムナガラ

今回から、新カテゴリー「神さまのつぶやき祀り」を始めるまず最初に、「幸(さい)の神・三神」とは何かをご説明する幸の神三神とは、久那斗の大神、幸姫命、サルタ彦大神...

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そして、ある日のこと、地図を何気なく見ていたとき、偶然にも幸の神が御祭神の神社を発見したのだ

この神社の場所から、目と鼻の先の所に私は何十年も前からご縁があったが、不思議なことにこの神社の存在はおろか、噂にさえ聞いたことが無かったのだった

まるで、その存在を今まで隠されていたかのようなS神社だったので

始めて神社へ向かったときは、宝を探し当てたかのように、とても興奮していた

心の中で、「なぜ、今まで知らなかったのだろう」と、自問自答を繰返していた

まだ暑さは厳しかったが、三時を過ぎれば涼しい風が立ち始めていた

S神社について、鳥居をくぐれば、そこには昭和を感じさせる懐かしく、ほっと肩の力が抜けるような安らぎに満ちていた

それから、吸い込まれるかのように拝殿に向かい、参拝を行った

 

参拝を終えた後、ある方からお声を掛けられた

凛としたその方は、S神社の神主さんだった

そして、なぜこの神社へ参拝にやって来たのか理由を尋ねてこられた

私は、少し興奮気味で古代の神さまを探していて、やっとこの神社を見つけようやく念願叶って、今日に到ったことをお話しした

神主さんは、私の話に始終落ち着いて耳を傾けていた

それから、私が話し終えた後で、ゆっくりとS神社の歴史を話始めた

なぜこの場所に建立されたのか、戦前の神社とこの周辺の活気に満ちた古き良き時代の様子、戦中、終戦後の荒れ果てた神社を地元の氏子達によって、大変な苦労の末、再建させたこと、この御祭神の持つお力、依り代である神社の宝のことなど、非常に詳しく教えて下さった

そんな話に夢中になって、気が付けば二時間ほどが過ぎていた

当時、私が、S神社に興味を持っていたから、熱心にご説明くださったと単純に考えていた

だが、それにしても、神主さん直々に長時間かけて、S神社の歴史のはじまりから現在まで、まるで実体験をしているかのような臨場感を持ってお伝え下さったのは、今にして思えば、何か、特別なことだったように思える

この時の私は、S神社に、のちのただならぬご縁が出来たことを全く理解していなかった

神社参拝に行く時は、必ずのし袋などに新札をお入れして持参する

表に、「御玉串料」、裏に、「住所、氏名」を書き入れ

そして、このことで、自動的に「氏子あつかい」とされていたのだった

だが、だからといって今までこのようなことは一度もなかった

 

見えざる何かが、はたらいていた

運命とは、本人の知らぬところで大きく動き始めるものなのかもしれない

 

 



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