ひかりとしずく(虹の伝言)

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クリスタル・チルドレン

2011-10-02 | ポルカさんのちゃぶ台だよりから
ここ半月近く、心がわくわくする何冊かの本と出会いました。その一冊が『クリスタル・チルドレン』という題の本です。訳すると“水晶のような子ども”ということでしょうか。年下の友人が貸してくれました。彼女は中3になる娘さんが不登校になり、相談した霊能力者から「娘さんはクリスタル・チルドレンの役目を担っている」と言われました。ネットで探し、この本を見つけたわけです。

この本は次のような文章から始まっております。
「クリスタルチルドレンを見て最初に気がつくのは、彼らの目―大きく吸い込まれるような、そして年齢不相応に賢い目です。その催眠をかけるかのような目でじっと見つめられると、魂の奥底まですっかり見透かされているような気分になります。多分あなたは惑星に急速に増えているこうした特別な“新種”の子どもたちに出会ったことがあるでしょう。・・・」この書き出しを読んで私はハッと驚きました。私のかわいい恋人、Rクンをすぐ思い浮かべたのです。「相手をじっと見つめる目」に何度もあって戸惑いを感じていたからです。

私は斜め向かいに住む甥夫婦の男の子Rちゃんにずっと何か不思議な思いを抱いておりました。一才になってもことばが出てきません。母親が一生懸命 コンニチワ バイバイ と教えてもひとことも発しません。ただ私の顔をまっすぐじっと、じぃーっと見つめるだけです。それは決して警戒している目でも怒っている目でもありません。ただ子どもにしては強い凝視です。

私は初め「自閉症かなぁ」と思いました。でも自閉症の子どもは概して人と視線を合わせないと聞いていましたので「変だなぁ」と思いつつ、その成長を遠く見守っていました。それがクリスタルチルドレンの第一の特徴と知ってびっくりした次第です。こういう子どもの特徴を著者ドリーン・バーチューは次のようにまとめております。

※ 普通、1995年以降に生まれている
※ 強烈な凝視を伴なう大きな目を持つ
※ 人を惹きつける磁性のある人格を持つ
※ 極めて愛情深い
※ 子どもの頃話し始めるのが遅い
※ 音楽を好み、話すより先に歌うこともある
※ テレパシーと自己流の手話のようなもので意思疎通を図る
※ 自閉症やアスペルガー症候群と診断されたりする
※ 穏やかな気性、優しく愛情深い
※ 他人に寛大
※ 非常に敏感で共感的
※ 自然や動物と深くつながっている
※ ヒーリングの能力を見せる
※ クリスタルや石にとても興味を示す
※ よく天使やスピリット・ガイド、過去世の記憶について話す
※ 極めて芸術的で創造性豊か
※ “普通の食べ物”より菜食やジュースを好む
※ 驚くほどのバランス感覚を備え、恐いもの知らずの探検家、どこへでもよじ登ったりすることがある

(訳注)アスペルガー症候群:自閉症と同じ範囲に分類される。
対人関係を築きにくいなどが特徴の発達障害をいう。

「論より証拠」と思い、甥に来てもらってRちゃんのことを伺ってみました。「この本に書かれているスピリチュアルな資質が秘められているみたいな気がするんだけど、あなたは親として感じることはないかしら?」クールで落着いた性格の甥が淡々と語りました。「あると思いますよ。ボクが霊媒体質ですからDNAとして伝わっていると思っています。」今まで不思議だと思っていることは、
① 教えていないのに亡くなった祖母の写真を指さしたこと
② ベッドに寝つく前、天井の一点をじっと見つめること
③ 写真に小さい光の球体があらわれることが時々あることも
あとの項目、音楽や絵への興味、動物への親近感、運動能力など「それはありませんね、それもありませんね。」と否定。そして「おばさんのようにRのことを理解してくれる人がそばに居てくれるのは心強いです。」と帰って行きました。

私がクリスタル・チルドレンに強い関心をもったわけは、ちゃぶ台だよりNo.3でお伝えした出来事があったからです。普段それほどなついている風でないRちゃんが「大好き」と言って抱きついてきたあのハグ事件がこの子どもたちのありようを適確に見せてくれたということが本を通して改めてわかったのです。

本からの引用を書きますと、
「これらの子どもたちは人なつこく思いやりがあり、話し好きで、抱き占めたくなるような実に愛らしい面を持っています。叉極めて哲学的でスピリチュアルな資質に優れ、まれに見る親切さ、敏感さを示します。たとえばハグ(抱擁)を必要としている人のところへ行ってハグをしてあげるなど・・・」
この箇所などお盆の出来事と重なりました。

天上界から愛と平和のメッセンジャーとして人類の意識を向上させるために遣わされている子どもたち、天使との混合種(ハイブリット)のような子どもたちという説明には一抹の違和感を感じますが、彼らからかもし出される愛情深さに私はとても惹きつけられました。たとえばクリスタル・チルドレンをもつ両親から寄せられたという事例をいくつか紹介しましょう。

〇息子は会う人みんなにキスしたがるんです。
〇娘といるととても落着いて気分がよくなる、とたくさんの人に言われます。娘はよく何か苦 しんでいるような人のところに自分から行って脇にちょこんと座ったり一緒に遊んだりする んです。
〇私の息子は“天使のハート”を持っているようです。困っている人には誰でも慰めの言葉を かけ、友だちがケガをすれば親身になって世話をします。通りにたむろするホームレス一人 ひとりに何かをあげたがります。
〇娘は不思議とお年寄りに惹かれすぐ仲良くなり抱きしめるときもあります。
〇娘は遊び友だちに叩かれても決して叩き返しません。ただ「だめよ、叩かないで。私はあな たの友だちなのよ」と言うだけです。
 (逆に友だちに意地悪されるとひどく傷つくクリスタルもいる。人がどうしてそういうこと をするか、全く理解できないという感じのよう)

著者は次のようにまとめます。
「クリスタル・チルドレンはすべての行動、ふるまいにおいて愛を発信しています。人類が些細な相違やお互いの違いを乗り越えて進化していることを示してくれているのです。彼らは自我ではなく、高次の自己で機能する生きた証なのです。」

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