ひかりとしずく(虹の伝言)

勉強会や講演会、上映会のレポートなど主に載せています。

通販生活2013年春号記事紹介[ドイツ現地ルポ]原発のない暮らしは可能か?

2013-04-25 | 季刊誌なな色メールより
販生活という通信販売のカタログ雑誌をご存知ですか? 通販商品を載せているだけでなく、社会派の記事が入っています。私たちなな色シスターズも大注目をしています。これまでの季刊誌でも記事を挿入させてもらっていました。 今回は何と“シェーナウ”へ取材に行った記事が! [市民の力で脱原発を果たしたシェーナウを訪ねて。] ウルズラ・スラーデックさんより、福島の事故に苦しむ日本人へ向けてのメッセージも受け取っています。 「大切なのは福島の事故を過去のものとしないこと。そしてこれまでの道とは別の道を進むことです。政府は快く思わないかも知れませんが、下から政治家に影響を与えていく。電力の地方分散は市民にしか出来ません。ソーラーパネルをつけたり、再生可能エネルギーに投資したり、省エネ改修をして地域の工務店に仕事をふやしたり、やれることはたくさんある。それが地域が豊かになる道でもあるのです。」 . . . 本文を読む

日本人よ 原点に戻ろう   武村正義(元内閣官房長官)

2013-04-23 | ポルカさんのちゃぶ台だよりから
ポルカさんの「ちゃぶ台メール」より… ―――日本人よ 原点に戻ろう―――      武村正義(元内閣官房長官) 「日本人よ 原点に戻れ!」「原点に戻って考えよ!」と訴えたい。「原点とはどこか」と問われれば、それは「太平洋戦争の直後」でも「戦前」でもない。「もっと遠い昔です」と答える。 幸いなことに、日本は世界に先がけて人口減少の時代に入っている。50年後は8000万人という予測もある。私はこれを明るいニュースと見たい。一つの家族の人数を平均四人ぐらいに復元すると、日本の50年後は2000万世帯になる。 私の展望は、現代の日本がたとえ万一壊れたとしても、すべての国民が農耕で生きていく道を選べば、日本は再出発が可能だということである。この国にはかつて500万町歩の田畑があった。これを2000万世帯で割ると一家族あたり二反半。これで自給自足が可能だ。与えられた土地の半分で四人家族に必要な米はとれる。残りの土地で野菜をつくり、鶏や豚を育て池をつくって魚を飼うこともできる。 大規模な人口移動ができるか、田畑をみんなで仲良く等分できるか、電力を失って農業用水は大丈夫か、高齢者は元気で働けるかなど心配ごとは山ほどある。でも、自信をもってよいのは、8000万人の日本人はこの島国で生存ができるのだ。縄文から弥生にかけた2~3000年昔の日本に、一足飛びに戻ることではないにしても、あのはるか古代の先人の足どりを改めて想起してもよいのではないか。 . . . 本文を読む

原発のない世界へ  ②  (樋口健二さん編)

2013-04-18 | 季刊誌なな色メールより
高度経済成長時代の社会にいても「豊かさ」の裏にはいつも産業公害があり、公害によってからだを壊す市民や差別に苦しみながら働く労働者の姿というものをしっかりと彼は捉えていました。樋口さんの言葉「公害問題は人権問題でもあるのです。“労働者を犠牲にしながら国が栄える”という考えはまちがっています。誰も犠牲にならない社会でないと本当に「豊か」とは言えません。」 グリンピースによると、欠陥品だと当初テストでわかったものを使っていたと言うではないですか。グリーンピースでは原発にもメーカー責任を問うためのオンライン署名を実施中です。」 . . . 本文を読む

原発のない世界へ  ①  (シェーナウ編)

2013-04-17 | 季刊誌なな色メールより
『シェーナウの想い』という映画をご存知ですか?日本の各地で上映され秋田でも昨年遊学舎や由利本荘市民交流学習センターで上映会がありました。私も由利本荘市での上映会には携わりました。 この映画は、ドイツ南西部、黒い森の中にある小さなまちシェーナウ市の住民グループが、チェルノブイリ原発事故をきっかけに「自然エネルギー社会を子どもたちに」という想いから、ドイツ史上初の「市民の市民による市民のための」電力供給会社を誕生させるまでの軌跡を綴るドキュメンタリーです。 上映会の後は参加した全員で思いをシェアしたり、情報交換、雑誌や書籍の紹介をしました。 . . . 本文を読む

”脱肉食(アンチミートイーター)”のすすめ Ⅴ

2013-04-17 | 季刊誌なな色メールより
昨年秋ごろに東京「賢治の学校」主催の鳥山敏子さんの本を読みました。1996年に行った授業について描かれた物です。今から16年前くらいに、原発労働について、肉食について、性(命)について突詰めて小学校の授業に取り入れた記録です。画期的です。/ “食べたものが行動、容姿に現れる。動物たちの殺される時の恐怖、悲しみの感情はネガティブなエネルギーとして肉に残っていて、それを食べた人の中に取り込まれまれる。”これはマクロビオティックスの世界的リーダー久司道夫氏の言葉です。/ 一週間の中のたった一日、肉をとらない日を作ってみることから始めてみませんか? . . . 本文を読む

”脱肉食(アンチミートイーター)”のすすめ Ⅳ

2013-04-17 | 季刊誌なな色メールより
日本は農耕民族で昔から穀類や野菜類を中心に食べてきました。体もそれらを効率的に消化するように日本人の腸は肉食をする欧米人に比べ長くなっているなど植物性食品には強い反面、動物性食品には遺伝的に弱い体をしています。このような体のため日本人は大豆製品など穀類を摂ることで血液の流れなどが良くなる体質をしています。特にアジア系女性は白人女性に比べ脂肪の溜まりやすい体質をしています。 戦後、栄養失調を多くの国民が保有していたので、日本では国策として牛乳を奨励し、今も「食生活指針」の中で牛乳、乳製品の摂取を国民に呼びかけています。テレビや新聞ではカルシウムが足りていないことに対し、牛乳のカルシウムが吸収がいいと宣伝しています。しかし、牛は草からカルシウムを摂取しています。植物は土や水の中のカルシウムを吸い上げて蓄えていますから、私たちも穀物や豆類、野菜、果物、海藻などの植物性食品からカルシウムを摂取できることになります。実際、日本人は太古の昔からそうして健康に暮らしてきました . . . 本文を読む

”脱肉食(アンチミートイーター)”のすすめ Ⅲ

2013-04-17 | 季刊誌なな色メールより
昔のように、たまに “ご馳走として肉を感謝して摂る”のではない今の食生活は脂肪のとりすぎとなっています。 “食べる時期にだけ覚悟を決めて自分で殺した動物の命をその動物と神様に感謝していただく”、これが本当の食肉の姿勢だと思います。1ポンドの牛肉を得るために16ポンドの穀物を与える。環境面、エネルギー面のコストは?人類がまかないきれない贅沢をしているのは明らかです。 . . . 本文を読む

”脱肉食(アンチミートイーター)”のすすめ Ⅱ

2013-04-17 | 季刊誌なな色メールより
ベジタリアンフードのネットショッピングサイト『自然菜食ハーモニーガーデン』より 菜食すると、人も地球も健康に。そのわけは/菜食は、健康の妙薬/地球のため、未来のために/世界全土でミートフリーデー 近年では世界中で、菜食は人の健康や地球環境の保全などのために非常に重要であることが、広く認められてきています。ポールマッカートニーの提案などによって、週に1度、月曜日や木曜日などに肉を食べないようにしようという「ミートフリーデー(ミートフリーマンデー)」はヨーロッパ各国や南北アメリカ、アジア、アフリカ、中東など全世界にその潮流が及び日本でも2007年より「日本ベジタリアン協会」が中心となって週に一度肉を食べない日を設けることや、菜食の意義を環境省に呼びかけるなどの動きがみられるようになってきています。 . . . 本文を読む

”脱肉食(アンチミートイーター”のすすめ

2013-04-17 | 季刊誌なな色メールより
最近、ネットで新しい大豆加工製品の通信販売ショップを見つけました。そこで、『Veggy』というベジタリアンのための雑誌を知り、定期購読することにしました。その雑誌の別冊創刊号に放射能シリーズがあります。(『被ばくからカラダを守る』には映画監督の鎌仲ひとみさんが載っていました。) Veggyより… 「脱原発とベジタリアニズムについて、食の安全性と原発問題など環境問題は切り離せない関係性があり、自然食の専門家は放射能や農薬、化学肥料などが人間や自然に及ぼす影響を昔から知り、警告をしていました。多くの人々は気づくタイミングを逃してきたが、今、気づき始めています。「食」は“人を良くする”と書く。食を変えることで、一人ひとりの心に平和が取り戻せると、世界は平和を取り戻せることでしょう。この雑誌の主旨として、植物性食品のメリットや必要性を様々な観点から伝えること、ハッピーになるヒントを届けたい」 すてき! . . . 本文を読む

自然と仲良くつき合って持続可能な開発を

2013-04-16 | 季刊誌なな色メールより
近年の生活は、エネルギーに支えられている。平均寿命の延長にもエネルギーが貢献している。食糧が豊富になる、衛生状態が良くなる、医療が発達する、厳しい温度を緩和できる等、結果として寿命が延びることに繋がる。移動時間を短縮するのも、物品の生産性を高め経済を活性化するにも、エネルギーが必要である。 . . . 本文を読む

さしすせそ,ニッポンの宝・調味料!

2013-04-16 | 季刊誌なな色メールより
遅ればせながら塩麹ブームの仲間入りをしました。私の場合は塩麹ではなく、しょうゆ麹から入門しました。ある雑誌でしょうゆ麹で仕上げたチャーハンや野菜炒め、パウンドケーキがいかにもおいしそうに見えたのがきっかけです。「食神星」のアンテナが揺れ動いたのです。さあ、それから私の台所は発酵キッチンと化しました。本で紹介されているメニューで、これは!と思うものを試作、試食する日々が続いています。 . . . 本文を読む