高橋知秀サポートスタッフ日記

シンガーソングライター・高橋知秀の活動の様子をサポートスタッフがお伝えします。
感想は公式サイトbbsにお願いします。

桜梅桃季@新宿ロフトプラスワン

2006年10月26日 11時38分45秒 | バックステージ
先週土曜日は、新宿ロフトプラスワンでのライブでした。
このイベントは、元々は主催者の方の地元である中野区出身のミュージシャンやお笑いタレントを目指す方の育成と発表の場を作るという趣旨で始まったそうです。
イベントのタイトルには、桜・梅・桃・李(すもも)、それぞれの個性や能力を認め尊重し、それぞれの花を最大限に咲かせて行こう、均一化・画一化された価値観から脱却し、それぞれの個性を信じていこうという意味が込められているとか。
日蓮仏教の言葉のようですね。
そんな主催者の想いに共感する方が多いのでしょう、お客さんも特定の出演者を応援するというよりは、イベント全体を楽しもうという雰囲気なのです。
しかも満員で座りきれないほどのお客さんの入り。
このような場でライブをするチャンスを作ってくれた優@銭湯さんに感謝です。

お客さんは若い方からご年配の方まで幅広く、優@銭湯さんのご近所のおばちゃんも来てくれたとか(^^)
お笑いの方がネタですべると、すかさずツッコミが入るような、なごんだ雰囲気。
飲んだり食べたり、みなさんホントこのイベントを楽しんでいるのですね。

でも……普通のライブハウスとまったく違った雰囲気……あちころでお喋りしていますし、店員さんが忙しく注文を取りに回り、そして飲んで食べれば音がします……。
高橋さんとの打ち合わせで『生きて』を歌うことを聞いていたので、このような雰囲気の中、高橋さんがメッセージしようというライブができるのか……高橋さんの出番はイベントが始まってから2時間半が過ぎた頃、お客さんも酔いがまわって気持ちよくなっている……実際は内心とても不安でした。
そんな中、高橋さんのライブがスタート。
1曲目の『永遠なんていらない』が始まった頃は、それまでの雰囲気と同じでみなさん楽しんでいる様子。
それが、ラストの『生きて』のときには、会場全体が静まり返り、全員高橋さんのライブに聴き入ってくれました。
『生きて』のサビ部分で高橋さんのファンの方々が一緒に歌ってくれたところ、ほかのお客さんも声を合わせてくれたり。
高橋さんの作る曲って初めて聴いても耳に残る優しさがありますよね。
そして、ライブが終わると静寂から大きな拍手。
ステージを降りる高橋さんによかったと感想を言ったり、握手を求めてくれた方もいらっしゃいました。

最後は、ライブ会場の空気をすべて高橋知秀色に染めたという感じで、僕の心配は吹き飛びました。
高橋さんのライブで魅せる力を再認識した日でもありましたね。

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