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東京風景

NikonD50とPentaxK100Dで撮る東京の風景

北海道ツーリング上陸6日目 ニセコから洞爺湖へ

2006-10-10 18:39:48 | 06夏の北海道ツーリング

続いて走って行くと、ひまわり畑が。
昨日、雨竜沼湿原の後に北竜のひまわり畑を見に行くつもりでしたが、時間が押して見れませんでした。
今日はそのプチリベンジを達成。
規模は全然違いますけどね。



さらに走って行くと、羊蹄山が見えてきました。
「蝦夷富士」として名高い山です。
形は確かにそんな感じですよね。
このあたりにくると、天気は再び回復してきました。
この後、R230に入って洞爺湖方面へ。



R230沿いにある「サイロ展望台」にやってきました。
ここからは洞爺湖を一望できます。



まあこんな感じです。
でも、洞爺湖は観光地化されすぎていて、道東の湖のような神秘性はないですね。
団体さんが湖畔の温泉街に泊まって宴会しながら楽しむという場所で、その目的にならぴったりでしょう。
続いては室蘭に向かいます。

北海道ツーリング上陸6日目 室蘭の夕景その1

2006-10-10 18:39:47 | 06夏の北海道ツーリング


2年前にもやったのですが、今年もやります「室蘭夕景めぐり」
こちらはまず絵鞆岬からの室蘭港。
正面に夕日が沈む最高のポイントです。



続いてはバイクを飛ばして「マスイチ浜」にやってきました。
100メートル近い断崖絶壁から噴火湾を眺められるポイントです。



室蘭といえば「地球岬」が有名ですが、この日は時間がなくて行けませんでした。
地球岬じゃなくても、このあたりは高い断崖が続いているのでいい景色が見られます。



惜しくも夕日が岩に隠れてしまってました。
もうちょっと早い時間なら素晴らしい景色を見られたかも。

北海道ツーリング上陸6日目 室蘭の夕景その2

2006-10-10 18:39:45 | 06夏の北海道ツーリング

再び室蘭港に戻ってきました。
この写真は2年前にコンデジで撮ったものです。



そしてこちらが今回同じ場所から撮ったもの。
前回はコンデジ手持ち、今回はデジイチ三脚なので、鮮明さは圧倒的に今年の方が上ですが、コンデジでもうまくいけば雰囲気はかなり出せるもんだと改めて思います。



今度は祝津展望台に来ました。
室蘭港にかかる「白鳥大橋」が見られます。
東日本最大の吊り橋です。
この橋のライトアップに使う電力は、さきほどの風車がまかなってるそうです。



室蘭港のシンボル「大黒島」。
天然の良港である室蘭は他の港と違って島があり、それがよりフォトジェニックさをアップさせてくれます。

北海道ツーリング上陸6日目 室蘭の夜景

2006-10-10 18:39:39 | 06夏の北海道ツーリング

ライトアップされたテレビ塔が並び立つ測量山と月。



室蘭港全景。
このあたりを見たり、撮影するにはこの祝津展望台が最適でしょう。
夕景は「絵鞆展望台」そして夜景は「祝津展望台」のコラボがオススメです。



また白鳥大橋を渡って、対岸にある石油精製所を絡めました。
工場も、夜景撮影の対象としては非常に魅力を感じます。 以前川崎の工場群を撮りに行きましたが、あまりの空気の悪さに断念しました。
それ以来、工場を撮ってみたいとずっと思ってましたが、ついに実行できました。

北海道ツーリング最終日 最後にして最大の危機

2006-10-10 18:39:29 | 06夏の北海道ツーリング

翌朝、今日はとうとう北海道最終日。
苫小牧港23時45分発の大洗航路で帰還予定です。
しかし、今日は最後にして最大の難関が待ち構えている。
まずはその目的地に向かうとしましょう。



R36を白老方面へ。
今日もすばらしく良い天気! 
これから行く先は、快晴が絶対不可欠なので、これまた運に恵まれている。
まあ、恵まれているかどうかは無事生還できてから言える言葉ではある。



R36の社台付近に、その「インクラの滝」へ向かう道がある。
この「インクラの滝」、名前を知ってる方はかなりの滝好きだろう。 この滝は北海道で6つしか選ばれていない、「日本の滝100選」の一つである。
しかしながら一般の観光客には馴染みのないマイナースポットとなっている。
以前より存在は知っていたが、今回ついに挑戦する事に決めた。
どんな滝かはネットで検索すれば分かるでしょうが、ここはあえて検索しないで見てもらえたら幸いです。
先に見ちゃうとインパクト無くなりますので~。
ヨロシクです!



滝への道に入るとすぐに、左手には馬を育てている施設がある。
競馬好きにはたまらない施設なのかも。



道はすぐにダートになり、10キロ近く続く。
ものすごく走りにくいという事はなく、腕次第だがオン車でもさほど問題はないだろう。
途中からは深い森が広がってきた。

北海道ツーリング最終日 ディープインパクト!!! インクラの滝

2006-10-10 18:39:27 | 06夏の北海道ツーリング

ダートを10キロ走ると展望台に着きました。
今日は火曜日。 いくら夏休み期間とはいえ、マイナースポットだし誰もいないだろうと予想してた通り。
とりあえず展望台から滝を楽しんでみます?



ハイ、これが「インクラの滝」! まあ、展望台からの眺めはこんなもんです。
肉眼では遥か彼方に滝っぽいのがあるなと分かる程度。 とても眺めは楽しめません。 
はっきり言って、展望台まで来て引き返すなら最初から来ない方がいいでしょう。
高倍率の双眼鏡とか持ってれば少しはマシだと思いますが。



と、いうわけで、ここからが問題の難関です。
ここらあたりは有名な熊の巣。 誰もいないこの状況、一人で滝に向かうのはかなりの危険が伴います。

さらに、滝へのルートは落石もあるらしく、これまた危険倍増要因です。 しかし、展望台からの眺望がこれでは到底満足できるはずがありません。 危険を承知で滝へ向かう事にしましょう。



展望台からまずは、道とも思えぬ笹薮漕ぎをして沢沿いに出ます。
沢沿いを歩くとまずはこちらの砂防ダムに突き当たる。



「どこから抜けるのか?」と思ったが、すぐ左にはピンクのテープで目印がしてあった。
このように道順の要所にはピンクのテープで迷わないようにしてある。
最悪分からない時でも、沢沿いに登って行けばいいので迷う事はないでしょう。



どうやらここが噂の落石現場のようです。
足元には崖から崩れ落ちてきた土砂が、かつては道だったところを埋めています。
とにかく自分が通る時は崩れない事を祈るのみ。



まずはクマ除けという事で、今回10年ぶりに秘伝の技を解禁しました。
展望台のとこで石を2個拾って、カッチンカッチン火打石のように打ち鳴らし続けます。

クマ除けの鈴は、沢沿いでは水の音にかき消されて役に立たない。 この方が音が響くのでたぶん有効でしょう。 最悪クマと戦う時の武器にもなります。
実際戦ったらどっちにしてもやられそうだけど(^▽^;)

さて、往路ではなんとかクマには出会わずに滝近くまで来れたようです。
そして・・・




ついに「インクラの滝」が眼前に姿を現しました!
なっ、なんですか~、この滝は~!!!
その巨大な滝、そして両岸にそびえるとてつもない崖。
まるで難攻不落の要塞のよう。
どうやら来てはいけない所に来てしまったようです。

そのたたずまいには威厳を通り越して恐怖を感じるほど。
しかしここまで来たら敵の懐に突入するしかありません。
明日はいよいよ「インクラの滝」の全貌が明らかにっ!
なお、この写真はクリックするとさらに大きな画像をお楽しみ頂けます。

北海道ツーリング最終日  最接近!インクラの滝

2006-10-10 18:39:25 | 06夏の北海道ツーリング

ついにキターッ!!!これが大接近した「インクラの滝」である!
高さは43.9m、幅10mだそうだ。
下から見上げるその姿は大迫力!なんとすごい所があったものだ。
なお、今日も一部の写真を除いてクリックすると写真を拡大できます。



その高さ、スケールの巨大さを感じて頂くには、やはり比較対照物がなくてはならない。
というわけで今回も人との比較である。
手前の人と比べるとこの滝がいかにスゴイか分かって頂けると思う。
実際高さだけなら、今回寄った羽衣の滝などは270mあるし、ここより大きい滝もそれなりにはあるだろう。
でも、実際に圧倒されるような迫力、そして感動度はこちらが断然上である。



いちお望遠で滝の落ち口を狙ってみた。
今回は水量もそこそこあるようで、水の落ち方にも迫力を感じられる。



縦位置での一枚。
本来この地域は霧や曇りが多いのだが、今回は非常に爽快に晴れてくれた。
おかげで最高の景色を見ることができ、大感動であるv(^▽^)vブイブイッ!



帰り際、やや離れた位置からの滝全景。

滝もすごいし要塞のような周囲の崖のロケーションもすごすぎ!とにかくすべてのスケールがデカイ! 付近をクマがうようよしているであろう中、たった一人でここにいるという緊張感も最高!

しかし、今回私が取った行動は無謀であり、決してマネしないで下さい。
手前に写ってる石、人と同じくらいの大きさです((((;゜Д゜)))
こんなのが自分に当たればひとたまりもありません。  あの崖を見れば分かる通り、いつ崩れてきてもおかしくはない。

クマの巣でもあり、運が悪ければ「死」もあり得ます。 もし当ブログを見てこの滝に行って何かあっても私はいっさい責任は持てません。 
どうしても行ってみたいという方、命を賭けてと言うと大げさかもしれませんが、そのくらいの覚悟を持って自己責任で。

実際、帰る途中、ついにあの獣に・・・詳細は次回の更新で(◎-◎;)!!

北海道ツーリング最終日  クマから逃れクッタラ湖へ

2006-10-10 18:39:23 | 06夏の北海道ツーリング

でた~っ!ギャーっ、クマだ~っ!石投げつけて戦ったる~!!!
すみません、ちょっとクマには神経質になってたもので(^▽^;)
まあ、ある意味これもすごいスケールなんですがね。
というわけで、クマには襲われずに無事国道まで戻ってこれました。



まだ夜の船には時間が余っているので、一旦登別に戻って来ました。
こちら、登別の駅前にある「登別マリンパークニクス」。
要は水族館なんですが。



ここまで来たら私の場合お約束の場所があります。 登別温泉の横にある「クッタラ湖」に来ました。
3年連続での訪問です。
この湖は摩周湖に次ぐ国内第2位の透明度を誇っていますが、なぜか超マイナーな存在です。
昨年はダンプとの戦いに敗れたので眺めることしかでませんでしたが、今年はいつも通りボートに乗りましょうか。



ボートの料金はこんな感じです。 1人だし30分でいいでしょう。
さらに今年からは救命胴衣の着用が義務付けられたらしく、合計700円でした。



2年ぶりにボートでの「クッタラ湖」。
若干霞みがかってますが、この青く透明な湖水は健在。



こちらは湖水のアップです。
ブルーの湖水に白い雲が映り込んでフォトジェニック!



この日は波が全然なく、自らのボートを漕ぐ時の波紋がどこまでも広がっていって美しかった。



湖水に映る太陽を逆光で捉えるっ!




極上の青き空、そして青き水。
その空間の真ん中に自分が浮かんでいるという贅沢。
摩周湖のように近寄れない厳かな雰囲気も魅力ですが、ここにはそれと対極をなす魅力があります。
天気のいい日にボートを漕ぎ出して湖の真ん中に浮かべば、すばらしい癒しの空間を堪能できることでしょう。
もっと評価されてもいい湖と思います。



湖岸にはレストハウスが1軒だけ建っています。
ここでこのツー初めてのソフトクリームを頂きました。
癒された後だけにうまさ倍増です(^_^)

北海道ツーリング最終日 苫小牧港へ

2006-10-10 18:39:21 | 06夏の北海道ツーリング

倶多楽湖公園線をぐるっと1周して「新登別大橋」へ向かいます。
この橋は川からの高さが120mあり、北海道で一番の高さになっております。



橋から川を眺めたところです。
下を見るとあまりの高さに頭がクラクラしてきます。



橋のたもとには、すでにつぶれた中国庭園テーマパークの夢の跡が残ってました。
この後、長旅で汚れたバイクの洗車をしたり夕食食べたりしてから、ついに苫小牧港へと向かいました。



苫小牧に向かう途中、太平洋上に輝く月もまた、いとおかし。



そして苫小牧港に到着。

さて、今年の北海道ツーの総括ですが、雨に降られたのは1日だけで、後半の3日間はおおむね晴天に恵まれました。 
特に、最重要ポイントであった「インクラの滝」と「雨竜沼湿原」で晴れたのは大きかった。

さらにデジタル一眼レフの使い勝手ですが、今回持って行った「ウェザーシールドテールトランク」というツーリングバッグの使い勝手が非常に良かったので、カメラも取り出しやすくそれほど面倒という気はしなかった。 これなら今後も問題なくいけそうです。

さて、8月に始まった北海道ツーリングレポートはこれで終了です。
この話題だけで2ヶ月も引っ張っちゃいました(^^)ゞ
長々とお付き合い頂いた皆様ありがとうございました。



今回の行程