東京風景

NikonD50とPentaxK100Dで撮る東京の風景

上高地ツーリング初日 上高地へ

2006-11-04 19:04:32 | 06上高地ツーリング
この金土の日程で長野県の上高地へ行ってまいりました。
上高地とは松本にある山岳景勝地で、風景写真家にとっては聖地のようなとこです。
北海道は毎年行ってますが、本州をツーリングした事がほとんどなかったので、紅葉の時期に合わせて聖地巡礼でもしようかと^^
果たしてどんなツーリングになるのか!?
今回は某掲示板で知り合ったNさん、Kさん、A隊長も参加してくれました。


まずはNさんと中央道の談合坂SAで待ち合わせです。
時間からやや遅れてNさん到着。
天気予報は晴れのち曇りという感じでしたが、ご覧のように談合坂はどんより。
上高地方面の天気も心配されます。



その後八ヶ岳PAにて小休止。
このあたりにくると陽射しも出ていて、上高地がこの天気なら万々歳です。
ここで携帯をチェックすると松本付近で合流するKさんからメールが。
待ち合わせ2時間近く前なのにもう到着しちゃったそうです^^



その後ほぼ時間通りKさんと合流。
A隊長は夜に松本を案内してもらうという事で、ツーリング自体は3人での走行となります。
上高地へはマイカー規制が敷かれていて、手前の駐車場からバスかタクシーに乗り換えとなります。
今年からタクシーが定額運賃になったので、私たちはタクシーで豪勢に行きます。
とはいえ3人で割ればバスとの差額はわずか100円程度。
ゆったりタクシーで正解でした。



そして上高地のまずは「大正池」に到着。
よく風景写真集なんかで見てましたが、神秘的な池です。
今回は結局曇り空になってしまいましたが・・・



紅葉はほぼ盛りといったところなのでしょうか!?
どちらかといえば赤は少なく黄葉という方が適切かも。



大正池は、写真集なんかで見た印象では狭いと思ってましたが、実際にはかなり広く、開けた印象です。
池の中には立ち枯れた木々が残っていて、それがアクセントになっています。
天気は悪くて残念ですが、これはこれで趣があるかも。



池には水鳥が何羽も泳いでいました。
こういう時には今回新しく買った望遠レンズが役に立ちます。



このシグマのレンズは安価ながら写りはいいと評判のレンズですが、確かにシャープに写りました。
私的にはこのくらい写ってくれれば十分です。
それよりも望遠での動き物撮影では、ピントを狙ったところに合わせるのがなかなか難しかったです。



違う種類の鳥もいたのでもう一枚^^



池に立っている立ち枯れた木を望遠で切り取りました。
北海道にもトドワラという似たような景勝地がありますが、そこを思い出しました。



天気は悪いのですが、さすがに聖地なだけあって風景には十分感動できます。
これで天気良かったらどんだけすごいんでしょうか?

上高地ツーリング初日 紅葉の上高地

2006-11-04 19:04:31 | 06上高地ツーリング

上高地の続きです。
黄色い木が多いですが、所々には赤い紅葉も散見されていいアクセントになっています。




上高地を流れるこちらの川は梓川。
水はとても透き通っていて、まさにザ・清流といった感じ。



我々はセブンイレブンで買ってきたおにぎりなどで昼ごはんでしたが、鳥さんも昼ごはんのようです。
いや、たんに水を飲んでいるだけかな!?
おいしい水でしょうね~。
ゴクゴクゴク。



人工的な加工がされていない川と、立ち並ぶ木々の美しい姿には本当に癒されるの一言です。



しばらく歩くと川沿いには上高地温泉ホテルがありました。
ホテルの裏山の紅葉も見事です。
泊まってみたいけどお高いんでしょうね~。



ずっと曇っていた上高地でしたが、ほんの一瞬明るくなった時間がありました。
木の葉がキラキラ輝いて自然の宝石箱や~(彦麻呂風)



しかし、日が差したのは一瞬で、またどんよりへと逆戻り。
この幽玄な感じも悪くないですが、やはり晴れた景色も見たいっす。



整然と立ち並ぶ針葉樹林も美しい。

上高地ツーリング初日 天下の険

2006-11-04 19:04:29 | 06上高地ツーリング

上高地周辺の山は切り立った絵になる山が多いです。
この辺が風景写真家に好まれる理由でしょうか。
「箱根の山は天下の険♪」なんて歌もありますが、天下の険度でいえばこちらが圧倒的に上でしょうね。



谷間には氷河か何かで削られたような険しい地形も垣間見えます。



こうやって色づいた山々を見るのは久しぶりです。
ここ数年、夏の北海道以外はほとんどどこにも出かけなかったので。



そしてこちらが有名な河童橋です。
木製のつり橋?なんでしょうか。
有名どころだけに河原まで降りて撮影する人も見かけます。



険しくそびえる山。
そして麓にはきれいに色づく紅葉と、とにかく風景としてのバランスが非常にイイです。



道沿いには赤く色づくもみじがアクセントになっていました。



こんな険しい山もありました。
これだけ険しくてもちゃんと木が生えていて紅葉してるっていうのに妙に感心してしまった。

上高地ツーリング初日 松本の夜景

2006-11-04 19:04:28 | 06上高地ツーリング

河童橋まで来てさらに先の明神池まで行く予定でしたが、ポツポツ降ってた雨が微妙に勢いを増してきた事もあり、今回はここで帰ることにしました。
いつか天気がいい時にリベンジしたいです。



駐車場でバイクに乗り換えてR158を松本方面へ。
途中では梓川が造り出した見事な渓谷に目を奪われます。
上高地を流れてる水もエメラルドグリーンでしたが、こうやって水量が増えるとその水の色がハッキリと分かります。

この後、松本でホテルにチェックイン。
7時頃A隊長が車で合流です。
バーミヤンで食事の後星を見る予定でしたが、あいにくの曇り空。
というわけで、A隊長が松本の秘密の夜景スポットに案内してくれました。




小高い丘の上からは、松本の夜景をワイドに眺められすばらしい開放感です。



霞がかっていて視界はスッキリしなかったのですが、なぜか不思議な空気感がありました。
1時間いても飽きないような不思議な心地よさがあたりを包みます。



K100D+シグマ55-200mmでは初めての夜景撮影。
S字にカーブしていく道が印象的だったので引き寄せて撮ってみました。

上高地ツーリング初日 夜の松本城

2006-11-04 19:04:27 | 06上高地ツーリング

丘の上から街の夜景を眺めた後は、松本城にやってきました。
夜の松本城はライトアップされていて、その優雅な姿を夜の闇に浮かび上がらせていました。



望遠で天守閣付近をズーム。


池にはあひる?が浮かんでました。
そのまま動かないで~、という願いもむなしく軽く泳がれたので二重あひるになってます(笑)



赤い橋を入れてみました。
この直後にライトアップは消灯。
あぶなかった~。

上高地ツーリング最終日 乗鞍へ

2006-11-04 19:04:26 | 06上高地ツーリング


昨日泊まったのは「スーパーホテル松本駅前」さんでした。
安価なのにキレイで朝食もつくので、出先では時々使うホテルです。
さて、この日の天気ですが予報では晴れとなってましたが、ロビーから外を眺めてみると相変わらずどんより。
今日もあまり期待できないかもしれません。
とりあえずR158にて再び上高地方面へ。
山の方にもどんより黒雲がかかっていて先行きが不安・・・



と、思いきや、乗鞍方面に向かうといきなり晴れてきました。
こちら、R158から分岐する所の前川渡大橋です。



橋から梓湖方面です。
真っ正面に太陽がどかんと昇って強烈な光を放ちます。
さっきまでの暗雲はなんだったのかと思うほどのどぴーかん。




山の紅葉もこの光に照らされて、昨日とはまったく違った色鮮やかな色彩を見せてくれました。
やはり風景は晴天が気持ちいいゾ↑↑↑



光り輝く水面がとても美しく、望遠で切り取ってみました。
こういう光景、とても好きです。



折り重なっていく山々をこれまた望遠で。
広角もいいけど望遠で風景を切り取るのも楽しいです。

上高地ツーリング最終日 番所大滝

2006-11-04 19:04:23 | 06上高地ツーリング

乗鞍方面には「乗鞍エコーライン」「乗鞍スカイライン」という有名な道がありますが、現在は一般車乗り入れ禁止になっていて途中までしか行けません。
しかし、その途中までの間には乗鞍三滝と呼ばれる3つの滝があります。
まずはその第1本目として「番所大滝」にやってきました。
落差40メートルということであの「インクラの滝」に高さは匹敵します。
果たしてどんな滝でしょうか!?



滝へ向かう急角度の階段を下りると5分ほどで滝見台に到着します。
滝のそばにはこのような柱状節理というんでしょうかね!?
層雲峡などで見るような崖がそびえ、紅葉もきれいに色づいていました。



そしてこちらが「番所大滝」です。
全体像も撮ったのですが、あまりこの滝の良さが感じられない写真だったのでボツにして、滝を切り取った写真の方で紹介します。
まずは水の落ち口から。



こちらは滝つぼです。
滑らかな流れの中に豪快さもうかがえる、何とも不思議な感じがする滝です。



その秘密はこの柱状節理を流れ落ちるからでしょうか。
水量はそこそこあって、滝見台にも水しぶきが飛んでくるほどあります。
それがこの細かく段差の付いた岩肌を流れ落ちる事によって、繊細な水の流れに分離されるのが独特の雰囲気を醸し出すもとになってそうです。



水のカーテンの奥にまた水の流れがある。
その流れは美しいの一言です。
マイナスイオンも十分に浴びられてとてもいい滝でした。

上高地ツーリング最終日 善五郎の滝へ

2006-11-04 19:04:21 | 06上高地ツーリング

番所大滝の次は「善五郎の滝」へ向かいます。
近くの駐車場にバイクを止めて、森の中の小道を滝へ向かいます。



広角レンズではおなじみの構図で。
本日はちょっと絵葉書風に現像してみました。



青い空と紅葉のコントラストがたまりません。



紅葉に青い空に白い雲に乗鞍岳。
欲張って全部入れにしてみました(笑)

上高地ツーリング最終日 善五郎の滝と乗鞍岳

2006-11-04 19:04:20 | 06上高地ツーリング

そして歩く事10分少々で「善五郎の滝」に到着しました。
こちらの滝は高さ21.5mだそうです。
さきほどの番所大滝の半分の高さ。



しかし、この滝は番所大滝と違って滝つぼのすぐそばまで寄れます。
これはスゴイ! 圧倒的な水しぶきが降りかかって気持ちよさMAXです↑↑↑
言うなれば「番所大滝」は鑑賞する滝、「善五郎の滝」は体感する滝というところでしょうか。
どちらが感動するかと言われればやはり善五郎ですね。
滝つぼに最接近すれば世界が変わります。



規模的には番所の方が大きいので、被写体としてはやや負けます。
それでも美しいには違いありませんが。



爆発する水流。



善五郎の滝付近は豊かな森に囲まれていて、熊出没注意の看板も出ていたほど。
木々の葉も色づき、光の加減もなかなか良い感じ。



こちらは黄色く色づいた葉を。
透過光が美しいですね。



善五郎の滝の上の方に上ると乗鞍岳が間近に見えました。
手前に葉っぱを入れて奥行き感を出してみたけどどうでしょう!?
さて、この日はここから帰宅の途につきます。

上高地乗鞍林道からビーナスラインで白樺湖に出て、ここでKさんNさんとお別れしました。
その後はR299で秩父方面というコースで9時間ほどかけて自宅に戻りました。

今回の最大の目的、上高地は曇り空だったのが残念でしたが、乗鞍が快晴で楽しめたので良しとしましょう。
上高地もいずれリベンジしたいところです。
今回ご一緒したKさんNさんA隊長、ありがとうございました。
また機会があれば走りましょう!