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NHK.「ためしてガッテン」・酒かすの健康効果

2012年02月10日 | 腰痛 肩こり 神経痛

このあいだのNHK.「ためしてガッテン」で、酒かすの健康効果が紹介されていました。酒かすなんてこんな身近な食材に、そんな健康効果があったとは驚きです。

酒かすに含まれる 「レジスタントプロテイン」という消化されにくいタンパク質が、小腸で活躍し、LDLコレステロール値の低下に役立つのだそうです。

レジスタントプロテインは、腸でも消化されにくいため、脂肪を吸着して便と一緒に体外へ排出する性質があります。そのため小腸での脂質の吸収量が減り、結果として血液中のLDLコレステロール値が低下するのです。

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番組では、酒かすの健康効果を検証するために、12名の男女で実験をしていました。 「50gの酒かすを甘酒状にして3週間飲み続ける」というものです。

実験の結果、LDLコレステロール値が平均で「8.2」低下したのと合わせて、「お通じがよくなった」、という声が多かったようです。

これは、レジスタントプロテインが脂質を吸着して、大腸まで持っていくことにより、便が軟らかく出やすいものになるからです。

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 また、酒かすには酵母が多く含まれ、お米よりも栄養価が高いといいます。

   ビタミンB2は....26倍
   ビタミンB6は....47倍
   アミノ酸は......583倍

  甘酒には2つの製法がある

酒粕の甘酒は簡単で、米麹は発酵させたり手間と時間がかかる本格的な作りです。作り方以外にも、アルコール濃度や栄養成分もちがう。酒粕の甘酒はアルコールが含まれているので、お酒の苦手な人や子供が飲むのはやめた方がいい。

一方、米麹からつくった甘酒は、アルコールは含まれていないので誰でも飲む事ができる。酒粕でつくった甘酒も美味しいが、栄養やカロリーのことを考えると、米麹のほうが断然優勢だ。

米麹からつくった甘酒は、砂糖を一切加えていない自然の甘みなのに対し、酒粕の場合は砂糖を加えるのでカロリーは高くなる。しかも結構な量を入れないと甘くならないので、ダイエット中の人には要注意。