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ラジオ体操の健康効果が見直されています

2012年05月02日 | 腰痛 肩こり 神経痛
ラジオ体操の健康効果が見直されています  

TBS朝の情報番組、「はなまるマーケット」で、ラジオ体操の意外な健康効果を取り上げていました。

ラジオ体操は、体をまんべんなく動かすために必要な運動を、すべて組み合わせてつくられたもので、健康体の人なら無理なく、だれでも手軽にできる健康体操です。毎日続けることで、加齢や生活の偏りなどが主な原因となる体のきしみを取り除き、人間本来がもっている機能をもとの状態に戻し、維持する効果があります。

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ラジオ体操会に、毎日参加するようになった人の多くから、風邪をひきにくくなったなどの健康効果が報告されているといいます。血圧や血糖値が下がった、坐骨神経痛やギックリ腰の症状が軽くなったなどいいことづくめです。

実は、ラジオ体操がこれらの症状を改善させたのではなく、ラジオ体操を継続することで、体全体の血流がよくなり、筋肉に弾力性ができ、その結果、症状が緩和されたのです。

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つまりラジオ体操は、漢方薬のようにじわじわと体のなかに染み込み、もとの健全な状態に戻す働きをしたのです。決して即効性があるものではありません。コツコツ続けることによって効果が後からついてくるのです。

平成12年に日本体育大学の浅岡直美さんが、「ラジオ体操についての一考察」というテーマで調査し、まとめた論文には、ラジオ体操(第一・第二)の効果について「十三種類の運動によって全身を動かし、ふだんの生活では使用しない筋肉や関節、骨に影響を与える。

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特に筋肉や関節を十分動かすことによって、柔軟性の向上、血行増進からの肩こり、腰痛の予防・回復を期待することができる。また、骨に刺激を与えることによって、骨の成長・活性化を促し骨密度低下の予防・回復も期待することができる」と、述べられています。

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かかとを上げた方が筋電図の波が大きい。内もも、ふくらはぎ、お尻に力を入れる足の内側を引き寄せることで美脚効果も高くなる

ラジオ体操を含めて、一日の運動量の目安は、「体に気持ちのいい疲れが残る程度」。一生懸命やりすぎて、次の日に筋肉痛や強い疲労感が残るようでは、その人の体力の限度を超えていて、むしろスポーツ障害を起こしやすくなります。

 なにごとも腹八分目、あまり頑張りすぎないことが大事です。

˺写真はTBS朝の情報番組、「はなまるマーケット」のテレビ画面を撮影したものです。