有川ひろさんの『イマジン?』を読みました。
ん? 有川ひろ? 有川浩さんじゃなくて? 改名しちゃったの? 何で?
本題に入る前にいきなり「?」だらけなんですけど。その疑問はちょっと忘れて、「有川浩」改め「有川ひろ」さんの約4年ぶりとなる長編です。
歌舞伎町のキャバクラでバイトをしている27歳の良伊良介。映像制作の専門学校に通うために大分から上京し、夢に向かって進んでいたのだが、内定をもらった会社が計画倒産。その後の人生に希望が持てないままだった。しかし、くすぶっている良介の前に同じバイト仲間だった佐々と久しぶり会ったことから好転する。「明日の朝、ここへ来い」と言われてから憧れの映像の世界へと走り出す。
あらすじをざっくり言うと、過去に映像化もされている『空飛ぶ広報室』『図書館戦争』『植物図鑑』などの有川作品が、本作でタイトルをちょっと変えてドラマ化されたり映画化されたりするのを制作側のお話としてみせてくれているもの、というのがわかりやすいでしょうか。「こういうことって実際の映像の現場にもあるな~」と感じるところもちょいちょいありました。
そして下っ端は、若造は、自分で考えて走ることしかないことも教えてくれます。能書きだけタレて走らない若造はその先絶対にものにならない。若い時期を全力で走ることは絶対に辛いことじゃない。とくに今、コロナ禍や紛争などで先に不安しか見えない状況だったりすると、落ち込んでしまいがちだけど「とにかく走れ」と背中を押してくれます。元気をもらえます。そこが本作のキモです。
ところで、表題の『イマジン?』がどうしても気になります。これでいいの? 確かに「想像する」ことで良介の人生は好転していくのだけど、『?』はどうなの?
タイトルで損してないかな~と感じるのは私だけでしょうか?
ん? 有川ひろ? 有川浩さんじゃなくて? 改名しちゃったの? 何で?
本題に入る前にいきなり「?」だらけなんですけど。その疑問はちょっと忘れて、「有川浩」改め「有川ひろ」さんの約4年ぶりとなる長編です。
歌舞伎町のキャバクラでバイトをしている27歳の良伊良介。映像制作の専門学校に通うために大分から上京し、夢に向かって進んでいたのだが、内定をもらった会社が計画倒産。その後の人生に希望が持てないままだった。しかし、くすぶっている良介の前に同じバイト仲間だった佐々と久しぶり会ったことから好転する。「明日の朝、ここへ来い」と言われてから憧れの映像の世界へと走り出す。
あらすじをざっくり言うと、過去に映像化もされている『空飛ぶ広報室』『図書館戦争』『植物図鑑』などの有川作品が、本作でタイトルをちょっと変えてドラマ化されたり映画化されたりするのを制作側のお話としてみせてくれているもの、というのがわかりやすいでしょうか。「こういうことって実際の映像の現場にもあるな~」と感じるところもちょいちょいありました。
そして下っ端は、若造は、自分で考えて走ることしかないことも教えてくれます。能書きだけタレて走らない若造はその先絶対にものにならない。若い時期を全力で走ることは絶対に辛いことじゃない。とくに今、コロナ禍や紛争などで先に不安しか見えない状況だったりすると、落ち込んでしまいがちだけど「とにかく走れ」と背中を押してくれます。元気をもらえます。そこが本作のキモです。
ところで、表題の『イマジン?』がどうしても気になります。これでいいの? 確かに「想像する」ことで良介の人生は好転していくのだけど、『?』はどうなの?
タイトルで損してないかな~と感じるのは私だけでしょうか?