![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/94/177fabf8058a0f3b95ec65e5b44181e3.jpg)
最近、たま~に更新すればG麺7@上大岡の限定のエントリばっかりで、
まるでG麺7の宣伝ブログみたいになっているのが自分でも気になるが(笑)
作っている店主には大好評なのが意外だったようで(食べれば好評なのも解るよね)
提供期間を延長していた現在の限定『ザ・しおつけめん』は本日5/17(月)で終了、
休み明けの5/19(水)からは新しい期間限定『冷たいつけめん』が登場します。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/bf/89a0c2548203127cfac77bcacd05e1f4.jpg)
※ 写真は試作品なのでトッピングやビジュアルは変わる可能性が高いと思います。
実は昨年も同じ限定メニューが出ていて、店主が「食いに来い」というので
シメシメと訪れると、ぬわんと売り切れ。15食って少なすぎだってばよう(泣)
「もっと早い時間に食いに来いやゴルァ!」と思いっきり叱られましたw
さて今年は麺が違います。テーマは「デュラム小麦」。
デュラム小麦というとパスタに用いられるのが普通で、もともとパンを捏ねるには
適さない小麦。なぜかはたぶんWikipediaに詳しく書いてるから各自調べてw
※ おもいっきり乱暴に言ってしまえば、粒が硬くてなかなか細かい粉状に
なりにくいので、細かい粉で作るパンや菓子に向かないってこと。
昔、よく「デュラム・セモリナ100%」ってパスタのCMで言ってたでしょ?
あれは「粗挽きのデュラム小麦」って意味なんだけど、粒が粗いうえに
グルテンが伸びにくいのが特徴。ゆえにパスタって他の麺類と違って
独特の「プツン」って切れるのが特徴なんだよね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/43/23/6c96b05cea1cb898ffc0034403ac30e4.jpg)
そんなデュラム小麦をパン用に加工し商品化した、という粉が手に入ったため
その湧き上がる創作意欲に火がついたようで、試行錯誤の結果、この麺ができました。
まず見た目が良い。この麺独特の鮮やかな黄色は、通常の麺と違い小麦粉とかん水の
化学反応によるものではなく、デュラム小麦の性質によるものが大きい。
またよく噛んでいるとやはり独特の歯触りがあり、甘みも非常に強い。
「食べて美味しく見た目も良い」
これは、今後ラーメン業界におけるこの粉の可能性を示唆するもの。
製粉会社の営業さんもホクホクですなぁw
ただしこのメニュー、「冷たいつけめん」というくらいなのでつけ汁が冷製。
温かいつけ汁の場合とはベクトルが違う。そこでうどん粉を30%配合することで
麺の表面にモチモチ感をプラスし、しかしデュラム小麦の特徴を消すことなく、
あくまでも「つけ汁が冷製のつけめん用」の麺としての美味しさを追求した。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/0f/84908e8e01dbb9beb1138f664a7c597f.jpg)
そしてこのメニュー最大の特徴がこのつけ汁。
通常のラーメンスープを冷やしているので、鶏のコラーゲンが固まってぷるんぷるん。
その上に乗るのがタマネギ油なんだけど、これが非常に秀逸な出来。
玉葱をピーナツ油でじっくり揚げて自然な甘みと香ばしさを移してあるんだけど、
タマネギ油の存在がこの商品の肝であることが解る。これを麺に絡めて口へ運ぶと、
まるで冷たいオニオングラタンスープを味わっているかのような錯覚に陥る。
そりゃブイヨンに炒めたオニオン、小麦の塊の組み合わせだから当然といえば当然か。
ちなみにこのつけ汁、最後は醤油ダレで味付けした温かいスープで割ることができる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/b8/30fa613013fe61448ca3b822936677a5.jpg)
麺が沈まないw
この限定メニュー、6月末までの提供を予定しています。
こういうのが商品になっているのを見ると、本当に時代の流れを感じると同時に、
嬉しくもあり、ちょっと複雑な気分になる。だって私が食べ歩きを始めた頃は、
「ラーメンのスープは、一度、火から降ろしたら終わり」
それが一般常識だったから。スープの作り方が大きく変化した今の時代だからこそ
提供できるメニューともいえる。冷やしラーメン用に作ったスープではなく、
あくまで温かいラーメンに用いるスープを冷やしてそのまま食べる、なんて発想は
当時はありえなかったと思う。
実は昨年、都内のお店で「夏に出す冷やしを考えてるんだけど」と言われ
試食させていただいた時も出てきたのがこのスタイル。
その店とは、昨年の新人王と言われる、都内の偏狭の地(笑)にあるあの店だ。
やはり評価の高い人間は、考えることも似てくるんだろうか?
また現在のラーメンのスープはそんな「冷やすと固まってしまうほど多量の
食材から旨みを抽出している」ってことの表れだ、ということ。
一杯700円や750円で100杯以上売っても、たいして生活が楽にならないなんて
昔のラーメン店じゃ考えられないでしょ?
むしろ手間はかかるわ、俺みたいな痛いラヲタからネットでぐだぐだ言われるわw
おまけにこの不況で、ラーメンは「お得感の無い食べ物」になってしまった。
もっとスープに金をかけないで作ることも考えないといけないんだろうね。
まぁこれは食べる方の意識が変わらないと、どうにもならん問題でもあるんだけど。
ところで、流星軒とのコラボはどうなるの?
G麺7(じーめんせぶん)
横浜市港南区上大岡西3-10-6
11:30~14:00、18:00~23:00
火曜定休
※2010年5月現在の情報です。
京急上大岡駅/横浜市営地下鉄ブルーライン上大岡駅・港南中央駅 各駅徒歩8分
G麺絡みで更新頻度が増えて驚いています。
私の何にも書いてないG麺と流星軒の記事は
とみぶーさんに説明ぶん投げちゃいましたw
今度の限定も美味しそうですね。私としては
デフォを食べたいので前回は限定が終了した
頃を狙って訪問したつもりだったんですが・・・
また今度も限定を食べる事になるんだろな。
その時はまた、ぶん投げますのでよろしくw
…
本当にぶん投げてるしw
まーついつい限定のボタンを押しちゃう
気持ちは分かりますねぇ
やはり遠出の際は誰か引き連れてくることを
オススメしますよ、複数メニューの食べ分けできるし。
確かに最近のラーメンはお徳感に欠けますけど、
このつけめんなんて「この値段で割りに合うの?」なんて
少し心配になっちゃいます。去年なんか750円でしたし。
値段はあまり上げられないのに
ラーメンのレベルだけはどんどん底上げされて、
それは僕らにとってはうれしいことでも
業界における消耗戦という意味ではきつそうだなぁ、
なーんて思いますたです。
まぁ引用元を出さずに文章コピペされるより
丸投げされるほうが全然いいですww
今どきのラーメンは高い、っていう人は
自分の仕事と比較すればいいんですよ
手の込んだ仕事は単価も高いでしょう
でも他人には求める質は高く単価は低く
仕事を強要する
それをおかしいと思わないから日本の
経済もおかしくなっているわけです
そんなに安いラーメンが食べたければ
幸楽苑か日高屋に行けばいいんです
そして他の店にそれを求めるな、と