ローティ

　　　　正しい言い方がどうかわからないけど、屋台の人が言った言葉、卵を薄く焼いて、甘く丸めたもの。ホテルから2～3分の所、夜の7時に閉店する商店の前で、商店が閉店すると屋台がでる。
　　　屋台があることは以前から知っていたが、立ち寄ったことがなかった。たまたま犬を避けるため屋台の方へ、日本語で声をかけられてびっくり、店の人は以前から夜一人で通るのを知っていて、日本人か、韓国人か、どちらかわからなかったらしいが、とりあえず「今晩は」と声をかけ、日本人だとわかって喜んでくれた。
　　　この屋台は若い夫婦でやっている。この場所に店を出して3ヶ月らしい、奥さんのお姉さんが日本人と結婚して今、日本にいるという、そのため少し教えてもらったという、奥さんは会計担当、夫はひたすら作っている、タイ人らしくなかったので、聞いてみるとバングラデシュ人とのこと、ダッカで生まれ育ったと教えてくれた。結婚してタイに来たらしい。姉妹で国際結婚したことになる。
　　　　このローティの値段は15バーツ、甘すぎるところもあるが、なかなかおいしい、待ってまで買う気がしないので、だれも客がいなかったら一つ買うことにしている。