8月3日金曜日、今年も富士山に登ってきました。
富士山には4つの登山コースが有名で、去年は静岡側で人気の富士宮コースでした。
今年も静岡側ですが、もっとも距離の長い御殿場コースでチャレンジしてきました。
ご一緒してくれたのは昨年同様に、いつもお世話になっている部署の方々...リーダーのI氏とふじ子ママさんは去年のメンバー、中学同級生のK氏、そして富士登山ファーストトライのS氏、そして私の5人です。
このコースの特徴で良い点は:
登山口の標高が1440Mなので、身体がゆっくりと高度に慣れる。
登山中にご来光が見れる。
宝永山を眺めながら高度を楽しめる。
登山者が少ないのでユックリとマイペースで登れる。
登山口駐車場が空いていて静か。
そしてマイナスな点は:
頂上との標高差が2336M、歩行距離が約11KMと最も長い。
最初の大石茶屋から次の山小屋までは約4時間かかる、その間トイレなし。
コース上の山小屋が少ない。
マイナス点の項目は少ないですが、なんといっても山頂までの歩行距離が11KMは大きな脅威です。
昨年の富士宮コースが約5KMなので倍以上ですから、予想登頂時間も7時間を超えます。
かなり身体に負担がかかることを覚悟する必要があります。
前夜21時頃の駐車場にて、大石茶屋へ向かうやる気満々の男達と、車中泊で気楽すぎる格好の私
さて、出発は早朝4時で5合目の大石茶屋です。
この山小屋で宿泊した男3名と、車中泊した
ふじ子ママも加わり、メンバー全員集合して出発です。 満月が見送ってくれました。
歩き始めは真っ暗ですが、徐々に日が登り明るくなってきます。 このグラデーションが最高ですね♪
前方に目指す山頂が見えました
歩行距離11KMが感じられないくらいに近くに見えますが...ホント長かったのよ
高度が低くて雲が多かったけど、ご来光が見れました。 横手に宝永山が見えます、しばらくはこの山を見ながら登ります。
最初のポイント次郎坊まで約60分、まだまだ元気で会話も弾みます。 ???なツーショット・シャドウは↓の二人
アラ50、同級生のK氏と私。 去年は頭皮が日焼けしたので新アイテムのバンダナキャップを購入しました。
標高2000M地点。 ただ荒涼とした世界が広がっているだけ、ただ黙々と歩くだけデス。
新六合目2590M。 この地点でも山小屋なし、トイレがないのは大きな不安です。
宝永山を少し見下ろしながら歩くようになりました。
七合目3030M。 次のポイントの七合四勺目でやっと営業している山小屋にたどり着けます。 宝永山が真下になりました。
わらじ館と赤岩八号館、何も買わないけど人に出会えると、ホッとします。
此処から山頂へはジグザグと登る道が続きます。 勾配が急になっていくので、深呼吸しながらゆっくり進みます。
宝永山を見下ろしながら団体さんが下って行きます。
八合目3400M。 山小屋は閉館中というより壊れてるョ。 此処から山頂まで90分だそうで、気長に登りましょう。
宝永山は遙か下に見えるようになりました。
山頂も確認できます、少し凹んだあたりが山頂口のようです。 スタミナが無くなり此処からは必死でした
雲♪ でかい雲♪♪ あんまり美味そうじゃない♪♪♪? なんて鼻歌で気を紛らわせ、辛い登りを克服していきます。
来たっ~!! やった~ 山頂口の鳥居です
先の到着していたI氏とふじこママが迎えてくれました。
でも今年の最終目的地点は登山口山頂ではありません。 昨年果たせなかった剣ヶ峰への到達が今年のゴールなのです。
この登山口からさらに30分ほどかけて、挑みます。
昨年の富士宮登山コースの山頂を横切って進みます。
あの反り返った坂道を、疲労困憊の体に鞭打って登らにゃいけません。
やっとこさ到着
疲れよりも嬉しさが勝ります。
3776メートル地点での記念写真です
剣ヶ峰の到着時間が12時40分、なんと8時間40分かけての登頂です。
覚悟はしていたけど、やはり長いコースです。
下山は途中から大砂走りというコースで時間は大幅に短縮できます。 約4時間くらいだったと思います。
ホント疲れ切っていたので、帰路の写真はゼロ枚。
同級生のK氏は持病の膝痛が発症して山頂は断念、過去に河口湖コースは踏破しているから、今回は未練なしの勇気ある撤退。
初挑戦のS氏は終始マイペースで、無事に登頂成功。
リーダーのI氏とふじ子ママは、富士登山家のベテランの域です。
皆さん、ご一緒してくれて有難う。 いい記念になりました。
さて、またまた私のハイキングだけのブログネタになってしまうので、ネットで購入した“バンビーノ”さんのハーフチョーカーを紹介します。 カラーはこの色しかなかったので、トマレモ同色です。 この撮影の時はレモン爆睡中でした
富士宮、御殿場の両コースを踏破したので、将来は須走りと河口湖の2コースを登頂して、全コース踏破を目指してみますかネ
山頂で見る蒼い空と達成感がサイコーなんです
ではまた