北海道は広いな大きいな・パート３

音威子府に来る迄岩見沢辺りでは蟹弁が売られていたりしていた。旭川駅は何か飾り付けがしてありにぎやかそうであった。車窓も同じ景色が続くので、山あいもあり、あまりこれといった景色は覚えていない。浜頓別に着き電車に乗り換えた。運転席の近くに席を取ってビックリ、目を疑った。電車に乗ったはずなのによく見ると、バスのタイヤを車輪に切り替えただけの車両で、運転席の脇にはギヤーチェンジの長い棒が付いていた。バス電車である。単線の軌道で走り出す。海岸辺りを走るので景色は最高、オホーツクの海を眺め北見枝幸に向かった。途中駅の看板のローマ字の一字「N」がロシア語の逆Nに書かれていて思わずシャッターを切った。北見枝幸に着いたのは日も落ちそうな午後３時頃で、釧路を発ってから19時間である。今日は北見枝幸に泊まる。