川底で発見、内部を解析すると被害者のスマホと確認・・・

　２０２０年５月３日、川崎市川崎区の中学１年被害者（当時１３）が殺害された事件で、神奈川県警は２０１５年３月１７日、遺体発見現場近くの多摩川の川底で被害者のスマートフォン（スマホ）を発見したのだ。殺人容疑で逮捕された少年３人（当時１７～１８歳）のうち、当時１８歳の少年が「（被害者の）スマホを川に投げた」と供述したことから、捜索を続けていた。県警はスマホを解析して事件前の足取りなどを調べる。神奈川県警の捜索は２０１５年３月１２、１３日に行われたが、スマホは発見できず、２０１５年３月１７日午前８時４５分頃から、民間のダイバー１２人を含む計３６人態勢で再開した。約２時間後、色や機種などが一致する黒いスマホが見つかり、位置を確認した上で水中から引き揚げて内部を解析。被害者君のスマホであることを確認したのだ。これで当時１８歳少年が主犯容疑者であることには変わらない。２０２０年現在は服役囚であるが・・・（井森隆）