「これだけリポーターが聞き入る会見ない」 2022-05-09 00:00:00 | 日記 2022年5月9日、40代の一般女性と不倫していると2016年6月10日発売の写真誌「フライデー」に報じられた落語家、三遊亭円楽(当時66)が同日、東京都内のホテルで釈明会見を行った。不祥事の謝罪であるにもかかわらず、噺(はなし)家である円楽の言葉巧みな釈明に、報道陣やコメンテーターからは笑いや絶賛の声が上がった。日本テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」(月~金曜後1・55)では会見を生中継したが、司会のフリーアナウンサーの宮根誠司(当時53)が、その会見を「(不倫を)やられたことはやられたこととして、これだけリポータの人が聞き入る会見はない。聞き入っちゃうというか・・・。一つの落語ですね」と絶賛した。コメンテーターのお笑いタレント、ガダルカナル・タカ(当時59)も「人情話を聞いているような・・・。これだけ全部言われたら、もう突っ込みどころもなくなって聞くことがなくなる」と、対応や話し方を絶賛。さらに「きっちり時間も使って、切るところを少なくして、できるだけ長く使ってもらえるという、本当にテクニック満載の素晴らしい会見」と褒めちぎった。会見で「お許しがあれば落語界の片隅に置いてもらえれば・・・」と円楽が涙を見せた場面に、宮根は「落語界のど真ん中にいる人なんで、それはないですけど」と笑いながら前置きしつつ、「これは人情話として一つ成立している。もっと、お笑いでいかれるのかと思った。ちゃんと語られて、思わず周りの人達が笑う。これはすごいテクニックですね」と司会業の宮根ですら、うならせた。最後に宮根は「ま、しばらく笑点のネタになるんでしょうけどね」と、笑点の名物コーナー、大喜利でネタにされることを予想した。会見では、フライデーの車に乗り込み妻ら関係者に電話をかけたが、「汚い車でございましてね」と状況を話したり、質疑応答前にも「不適切な発言、放送上好ましくないような言葉出てきましたら申し訳ありません」と言い放ったりしたほか、「口ベタなので水をあとで持ってきておいてください」と話すなど、所々で笑いを誘う“巧い”謝罪の場となったが、2022年現在は・・・(井森隆)