鮮やかなKO勝ちだった。挑戦者のパンチが当たっていてもどことなく余裕があって、貫禄がついたな、って感じ。
フィニッシュの左は(4:00頃)、近距離から繰り出した割には、相当力があるように見えた。おそらく左股関節の伸展・内転を使った『軸回転打法』だろう。藤田寛之と同じだ。その辺を意識しているかどうかはわからないが、相当練習を積んできているのだと思う。
そういったことをいろいろと考えさせてくれるところが強さの証なのだろう。すばらしい選手になったものだ。最後、意識を失った挑戦者の右を余裕でかわすところなんか憎いねぇ。