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東京リトルメイト子育て情報局

ナーサリーアドバイザーが子育てに役立つ情報や、現場でのお子様の様子を発信していきます!

反抗期

2008-03-05 17:49:05 | 発育
子育ての悩みの中でも多いのが反抗期の対応ですね。
成長の証と思いつつも、
ついつい…いらいらしてしまうこともあるのではないでしょうか。
今回は反抗期についてご紹介します。

「反抗期は成長の証」
1歳半頃を過ぎると
言葉の数も急に増え、「二語分」も言えるようになります。
…と思っているうちに「イヤ!」「ダメ!」の連発が始まり
…いよいよ反抗期ですね。

2歳を過ぎると、
運動機能の発達とあわせて生活習慣への自立意欲と共に自我が芽生えてきます。
昨日まで、親が着せることに何の抵抗もなかった洋服を
今日は自分で着ようとし、出来ないと言ってじれたりします。
自分がやりたいと思った事を大人に止められると、
かんしゃくを起こしたり、八つ当たりをしたりもします。
大人から見れば、わがままで無理な要求を出してきて、
通らなければ体と言葉の両方で反発します。
これは、まだ自我が、十分自分の中でコントロール出来ないせいで、
2歳前後から3歳にかけての自己主張と、
それに見合う力不足から起こる情緒の不安定を示すものです。

今まですべて親に依存していた生活から、自分の頭、足を使って
前に踏み出そうとする第一歩なのです。
自分の気持ちに発達段階がついてこられない時は苛立ちもし、
頑固にもなります。

反抗期は子どもそれぞれに表現の仕方があると思います。
これといった解決法があるわけではありませんが、
こんな時期がきたら、親は子どものやり場のない気持ちを理解し、
出来るだけあたたかく受け止めてあげたいですね。

手の発達

2008-02-06 18:25:29 | 発育
今回は手の発達についてご紹介します
あくまでも目安ですので個人差があります。参考になさってください

2ヶ月後半
手の動きは反射的なものから、少しずつ分化して、
単独の動きや手指の動きもみられます。
開き加減にしている手のひらにガラガラを持たせると
少しの間、握っていられるようになります。

5ヶ月頃
手の動きがさかんになり、器用になります。
目の前におもちゃを出すと両手を出してつかみます。

8ヶ月頃
指先の運動も、さらに発達し、目の前に何か落ちていると
親指、人差し指、あるいは中指も使って小さな物を
上手につまみます。

10ヶ月頃
指先の器用さは一段と進み、積み木などの
大きい物も親指と中指の先でしっかりつかめる子も出てきます。
箱の中のものを、出したり入れたりもします。

11ヶ月頃
指先もかなり器用になり、なんでも手にとって遊びます。
クレヨンなどを持ってなぐり書きも出来るようになります。
指先で小さな物をつまむ事は、脳の発達につながります。

物の出し入れは、手指の発達を促し、知能の発達にも役立ち、
手、指の動作は、脳神経系を刺激し、運動機能や感覚機能を同時に
成長させていきます。
                (わくわく育児ハンドブック参考) 

手の発達だけでもこれだけの成長が見られます。
発達段階に応じた遊びができるといいですね


人見知り

2008-01-09 10:34:24 | 発育
2008年になりました。
本年もどうぞよろしくお願いします

今回は人見知りについてお伝えします。

1歳頃までに、安心できる人とそうでない人を区別するようになります。
見知らぬ人に声をかけられると、大泣きしたり、母親にしがみついたりするなどが、人見知りです。
人見知りが出てきたということは、特定の人と安心できる、心の絆ができている証拠で、大変良いことです
人見知りや、母親へのしがみつきは、心配ありません。
健康に心が育っている証拠です
母親との強い絆を経験した子どもは、
3~4歳になると、十分安心感を得て、母親がいなくても行動できるようになります。
乳幼児期に、まったく人見知りがなかったという子どもは、
親子の心の絆が、希薄になっている場合があるので、
そういう時は、もう一度しっかり、甘えさせることが必要なこともあります。
               
                    (読売新聞から引用)

人見知りが始まると、お母さんも不安になりますが、成長の証としてたくさん甘えさせてあげましょう

乳児の喃語について

2007-12-05 09:49:25 | 発育
今回はまだ言葉を話せない乳児期の喃語についてご紹介します。

「あーあー」「うーうー」といった一見意味のないと思われる音声ですが、
これは自分の存在や意思を伝える大事な発信行動といわれています。
この発信行動に対して周囲の人たちができる限り応答してあげること
大切です。

どのようにしたら・・・?

喃語への応答は
赤ちゃんの目をみて話しかける
赤ちゃんをなでてあげる
赤ちゃんをあやす

等、色々な方法があります。

大切なのはスキンシップをとり親子の絆を形成させていくことです。
そして、大人(親)側からの発信も必要です。
この相互作用により子どもの情緒が安定し人間関係の基礎を築いていきます。
                
                     「0歳からの母親作戦」 参照

赤ちゃんからのサインを見逃さないように、
お母さんとのコミュニケーションをとっていきたいですね

言葉

2007-11-07 12:27:52 | 発育
言葉は人間だけが使えるコミュニケーション手段です。
その言葉をテーマに子どものつぶやきをご紹介したいと思います。

アカデミーではある秋晴れの日、どんぐり拾いに出かけました。
ビルに囲まれていますが、どんぐりの木があり
子どもたちは沢山のどんぐりに
「わぁ~いっぱい!」
「こっちも!」

と大喜びです。

A君「どんぐり、どうやって食るのぉ~?」えっ‥!?
また、お帰りの時には沢山のどんぐりが入った袋を見た
お母様の一言。
「スーパーの詰め放題、見たいですね!!」
来月も子どもたちと秋を満喫したいと思います。

私(保育士)のひざ上には大きなほくろがあります。
普段は見えないのですが子どもたちと遊び腰をおろすと見える位置にあります。
その大きなほくろを発見したときの子どもたちは・・・

1~2歳児
ゴミか何かと思うのか手で取ろうとします。
また、言葉が話せる子は「いたいの?」と心配そうな表情で触ります。
3歳児
この年齢になると何となく理解できるのでしょう。
自分の身体にも小さなほくろをみつけて喜んでいます。

A君(3歳)「先生、(指をさし)な~に?」

保育士「ほくろよ。」

A君「ふ~ん・・・ふくろ。何が入っているの?」

保育士「えっ?!・・・??」

そうです。A君はほくろをふくろ(袋)と聞き間違え
頭の中で袋を想像したようです

次回は14日(水)更新予定です

指しゃぶり

2007-10-03 13:36:08 | 発育
今週のテーマは、カテゴリー 発育 「指しゃぶり」についてです。

 指しゃぶりは、お腹の中の赤ちゃんもしているそうです。
それは生まれてから母乳を吸うことを覚えるための練習とも言われています。
成長と共に手を使う動きが増えてくると昼間の指しゃぶりは減り、退屈な時や
眠たい時などと限定されてきます。
3歳くらいまではあまり神経質にならずに生活全体を温かく見守ってあげましょう。
ただし、4~5歳になっても頻繁に指しゃぶりをしている場合は学童期に癖となって
しまう可能性もありますので専門家に相談しましょう。

それでも気になるお母様にアドバイス!!

・外でよく遊ばせてエネルギーを発散させる
・手、口を使う機会を十分に増やす

眠るときには・・・
・寝付くまで手を握ってあげましょう
・子どもの好きなだけ絵本を読んであげましょう
・タッチケアをしてあげましょう

子どもの生活リズムを整え、親子の触れ合いを多くもつことが大切ですね。

         母子健康協会参照

毎週水曜日更新しています。次回のテーマは、カテゴリー 養護 テーマ「体力づくり」です。

~1歳6ヶ月  『ほめる・しかる』

2007-09-05 13:11:28 | 発育
今週はカテゴリー 発育 テーマは・・・
~1歳6ヶ月  『ほめる・しかる』です。

子育てに大事なのは『肯定的な感情を大事にする』事です。

頭ごなしに「ダメ!」と叱らずに、「こうするといいのよ」と穏やかに
提案する言い方を心がけましょう。
いい場面をたくさん見つけてそれを伝え続けると赤ちゃんは人を恐れない
積極的な子どもに育ちます。
そして、子どもが嬉しそうにしていたら一緒に喜び愛情を伝えていきましょう。
子どもの喜びを親の喜びにすることで親子の信頼関係も深まり自信にも
つながっていきます。


『子どもイヤイヤ』上手に対処する方法

子どもの「イヤ!」は発達の証拠。これは1歳半を過ぎると同時に
2つのものを捉えられるようになるため、こだわりやイヤイヤが
でてくるとも言われています。

①自分で!!
     →子どもは大人のすることを見て自分も真似したいと思うように 
      なります。これは発達の証拠です。
      でもそれが自分でできるかどうかは子どもにはわかりません。
      
②これじゃイヤ‐!
     →子どもは中身を見てイヤだといっているわけではなく
      子どもに選べる力が出てきた成長の証です。その力を認めて
      できる限り選ばせてあげましょう。


自己主張の第一歩です。親子でお互いの存在を認めながら
長い目でその子の育ちを見てあげましょう。

毎週水曜日に更新しています。次回は、可愛い‘こどものつぶやき’を紹介します。

断乳

2007-08-01 13:11:10 | 発育
カテゴリー「発育」テーマは、断乳についてです。

母乳をやめる時期は、まちまちですが、離乳食が完了する1才ころが適当でしょう。
ちょうどこの頃になると体の動きも活発になり、知的興味もいっそう増してくるので
他への気持ちの転換をしながら断乳すると成功しやすいようです。

しかし、一方では、意思もはっきりしてくるので、母乳に執着する子もいるのも事実で、なかなか断乳出来ないという場合もあります。時期を失してもっと大きくなり、1才半頃になると意思と行動力が発達し、なおいっそうやめにくくなるものです。実際、2才を過ぎても夜だけ飲ませているというお母さんも見かけます。
2~3才まで母乳を与える事がいけないという理由はないのですが、1才ころをめどに断乳するのが母子ともに一番すんなりいくように思います。

                       参照:赤ちゃん百科
                          育児なんでも相談百科

毎週水曜日に更新しています。次回は、カテゴリー「養護」のテーマは「ヘルパンギーナ」の予定です。

発育についてまとめてご覧いただくには、カテゴリーから発育をクリックしてください
                          

9ヶ月~はいはい・歩行

2007-07-04 11:25:58 | 発育
9ヶ月の赤ちゃん
     
生後8~9ヶ月頃になるとはいはいが始まります。

はいはいとは
   はいはいは乳児が自分の意志と力で移動する運動行動である。そして、肘はい(ずりばい)、四つばい、高ばいの3つの段階があります。
① 肘ばい:肘を使ってはう事
ずりばい:腹や腰を床面につけてずり進む事
② 四つばい:手と膝で体重を支えて移動する事。
③ 高ばい:手の平と足の裏で体重を支える事
    一般的なはいはいは四つばいを指しています。
    又、はいはいをすることによって① 手先が器用になる
② 言葉が出やすくなる  などとも言われています。
   はいはいが出来るお部屋の環境を整えましょう。
① 手の届く所には誤飲の恐れのある物を置かない
② テーブルクロスなど引っ張る事の出来る物をなくす
③ 階段やヒーターなど危険な物には柵等をつける
④ 浴槽等のドアは必ず閉め、浴槽の水を抜いておく。     
    以前は、はいはいをしないと正常な発達段階を踏んでないと言われましたが、  現在は成長の個人差もあり、はいはいをしないからといって発達に問題があるとは限りません。
    
                 参照:保育講座 乳児保育(ミネルヴァ書房)
e-育児 育児情報サイト
                   ママにおしえて!妊娠・出産・育児

7ヶ月の赤ちゃん

2007-06-20 15:11:19 | 発育
特徴
・支えがなくても座れるようになります。
・座った姿勢で両手を自由に使えるようになります。
・知っている人と知らない人の区別がより明確になります。
 特定の人に愛着をもつので人見知りもみられます。
 お母さんの後をついていく「あと追い」をします。お母さんが見えなくなると不 安になるのですね。
・色々な発音ができるようになり、いくつかの言葉もわかるようになります。
・2~4本くらいの前歯が生えてきます。 虫歯にならないようにしてください。  
夜泣き
夜泣きというのは睡眠のサイクルができあがり、昼と夜の区別がついてきた5~6ヵ月以降の赤ちゃんがするものだといわれています。
3ヶ月くらいで自然と治るものだともいわれています。しかし、夜泣きは子どもにとってもご家族の方にとっても大変なものだと思います。

<なぜ、泣いているのかな?>
・物音はしていませんか?
・室温は暑くも寒くもなく適温になっていますか?
・昼間に何らかの刺激を受けていませんか?
・お腹が空いていませんか?
・おむつは汚れていませんか?

<ゆっくり睡眠をとるために>
・昼間にお散歩に行く
・夜遅くまでテレビを見ない
・子守唄を歌ってみる
*夜泣きが治る方法というのは具体的に見つかっていません。各家庭のその子ども一人一人に寄り添って子どもにあう方法を見つけてあげて下さい。