こんばんは、こもりん です。
まず当社は、機械要素技術展2025(幕張メッセ)で出展中、
ということでペタっと。
初日の9時くらいの写真です。
さて、前回に引き続き、設計について書いていこうかと思います。
XYZ座標でいうY方向の視点でいきます。※こもりん視点です。
まず、ものづくりで製品を実用化するルートとして、
おおまかに3ルートあるのではと。
①研究ルート
➁フィードバックルート
③職人技能ルート
です。
①研究:基礎研究→(実験)→応用研究→(実験)→開発研究→(試作)
→実用化のあたりが付けられたら設計・開発へ
➁フィードバック
➁-1:顧客意見等、市場調査結果から製品を改良する。
→製品化のあたりが付けられたら設計・開発へ
➁-2:発想や何かを基にして新しく製品化を考える。
→開発研究→(試作)の段階を踏んで、製品化のあたりが付けられたら設計・開発へ
(何かのモノマネだとそのまま設計・開発でしょうか)
③職人技能:十年以上ずっと研鑽をし続けた匠の技を基に、既に市場にある製品でも、
匠の技をプラスすることによって、差別化して製品化する。
→ほぼあたりが付けられているので、早いとどうやって販売するか決まったら市場へ。
①~③全てに『あたりを付ける』って入れてます。ここがものすごく重要だと思っています。
大小の実験や試作を行ったり、前例を基にあたりを付けていくのです。
※前例とは、旧製品や類似製品化で得た、大小の実験や試作、量産試作の評価結果です。
また、実用化と製品化で分けていますが、イメージとして
実用化:形になりそう?(製品化できそうなものが1つ以上つくれる?)
製品化:量産できそう?(採算性、同じ性能、安全性)
あたりを付けられていないのに進めると、悲しい結果になると想像できます。
もちろん、予算や人員、成果を上げる期日等により
・あたりを付けたことにする。
・あたりを付けない。
(例えば、開発研究と設計・開発の開発は違うのですが、同じと考えて飛ばしてしまう)
としなければなならない状態で設計・開発になったら、笑顔は消えていくでしょう。
ここからようやく設計・開発に入っていきますが・・・
前段階で長くなってしまいました。
すみません、続きはまた次回にします。
本日はこのへんで、
こもりん でした。
チタン材料、チタン加工のことなら東京チタニウムへ!
オフィシャルページ
http://www.tokyo-titanium.co.jp/
チタン材料販売なら・・・チタン販売.Com
http://www.titanium-japan.com