マゴリアムおじさんの不思議なおもちゃ屋

公式サイト　：　http://woman.excite.co.jp/cinema/magorium/

サボちゃん、
沢山切手を貼って、速達でチケット送ってくれてありがとう。
また、後日、お礼はさせてもらうからね　サンキュー

サボちゃんから頂いた鑑賞券を使って、
2/27（水）にこの作品を観て参りました。


＜あらすじ＞
ビル街の一角に立つ小さなお店は、
“マゴリアムおじさんの不思議なおもちゃ屋”だ。
中に入れば、魔法のおもちゃが溢れるワンダーランドに
大人も子供も時を忘れてしまう。
243歳を迎えたおもちゃ屋さんのオーナー
マゴリアムおじさん（ダスティン・ホフマン）は、
ある日、突然、引退を宣言し、
23歳の雇われ店長のモリー（ナタリー・ポートマン）に
店を譲ると言い出した。
ところが、おもちゃ達は納得が行かず反乱を起こしだす。




なんて…なんて…

　　　可愛い映画なんでしょう




マゴリアム氏ダスティン・ホフマンも、
モリー役ナタリー・ポートマンも、本当にサイコーだねったまらん


近年出演作、ダスティン・ホフマンは「パフューム」で、
ナタリー・ポートマンは「Vフォー・ヴェンデッタ」で、
どちらも好きな作品なのだが、今回も好きっ

２人の出演作品はどうやらワタシの肌に合うようだ


ワタシはすごくいい気分で自宅に戻り、
誰かにススメたくてススメたくて、
うずうずしてしまいました


誰に薦めようかと冷静に考えた時、
子供向けのような…　いや、大人向けのような…
(-ω-;)ウーン…映画というか…
絵本や童話に感覚に近いのよ


「オズの魔法使い」や「モモ」などの映画が好きな人には、
きっと感覚が似ていて、タマラン作品だと思います

作品内のキュートな美術や衣装も好きだし、
何よりこの映画の台詞はとても魅力的に思えました

マゴリアムおじさんのジョークのような生き方も面白く、
その引退の仕方もモリーに捧げる言葉もグッとくる



ネタバレですが・・・

マゴリアムおじさんは、240歳を超えている上に、
魔法が使えるという非現実的なお爺さんのはずなのに、
「永遠の命」ってことはなく、現実的に「人生の終わり」を迎える。

こういう…筋が通っているのか、通ってないのか、
分からない感じも不思議と心地よい作品だった

マゴリアムおじさんが引退したあとに残された
おもちゃ屋のスタッフは、みんな何かが欠けていて、
自分に自信がない人達ばかり。



おもちゃ屋のお手伝いエリック
９歳だが、冷静で大人びた喋り方をする少年。
積み木の天才で、帽子コレクター。
自分は嫌われ者だからと友達を作れないでいる。



おもちゃ屋の資産を計算にきた経理士ヘンリー
ニックネームはミュータント。自分の目で見たモノと、
数字しか信じられないオカタくツマラナイ大人。
いつもおもちゃ屋の奇跡を見逃してばかりで、
魔法を信じることができない。



おもちゃ屋の雇われ店主のモリー
少女の時は“天才ピアニスト”と騒がれたが、
２３歳になった今、行き詰まり、自信を失くしている。


彼らはそれぞれ自分に自信を失くしているけれど、
本当は彼らが個性的であることが、
それぞれ、とても素敵な　キラメキ　なんだよね

「キラメキ」とか「魔法」って言うのは、
見ようとしない人には見えないもので、
みんな見逃しガチだということ


アナタはアナタの価値（キラメキ）を

　　自分で勝手にあきらめてませんか



些細なことにキラメキを感じられるような
そんな大人であり続けることって、
難しいことだと思いますが…
…できれば、そんな人でありたいと強く思える映画でした



余談ですが…マゴリアムおじさんのおもちゃ屋の中に、
ケロロ軍曹がいるらしいのですが…
見つけ出せませんでした

本当に居たのかな・・・？気付いた人いる？