猫野トクコの生活

気が向いたときにどうでもイイコトをダラダラ語るオナゴの日記

L change the WorLd

2008年03月07日 23時55分11秒 | 邦画を観たよ

公式サイト : http://wwws.warnerbros.co.jp/L-movie/

2/16(土)に鑑賞してきました。

大好評の映画デスノートが完結し、
世の中には…まだまだ松山ケンイチの“L”がみたい
というご要望が多かったのだろう。

踊る大走査線シリーズと同様の、
スピンオフ作品として“L”がスクリーンに蘇った。

スピンオフ作品というのは、
つまり、本編で脇役だった人や、
本編に登場したシーンなどに焦点をあて、
本編から派生した作品のことだ。

本編がアレだけ人気が高いわけだから
手抜きして作っても、結構、興行収入は伸びると思うのだが、
本編に対しては相当満足してレビューを書いたワタシとしては、
否が応でも今回のスピンオフに期待が高まる

前編ブログ http://blog.goo.ne.jp/tokuzuki/e/5e074b2c554471ccc9e9fe95fe126988

後編ブログ http://blog.goo.ne.jp/tokuzuki/e/018af6b2ac5947acd86b52efe6c1c0bc

きっと、ワタシ以外のデスノートファンも同様に期待して、
厳しい目でこの作品を観ていることだろう。

映画「リング」の中田監督なので、
ホラーに死にゆく人も出てきますので、
残酷なシーンが嫌いな方は観ない方がいいでしょう。

また、本編のイメージを崩されたくない人も
観ない方がいいかもしれません。

さて、金子監督から中田監督に代わり、
しかも、デスノートを使わずに、オリジナルストーリーで、
どれだけ楽しませることが出来るというのか…


結果は!


鑑賞終了後には周りの若いカップルっ

「Lのクセに全然推理しないじゃん
「デスノートのLのイメージが壊れた

とかとか・・・不満の声が聞こえてきました。

そう感じられた人は、本編金子作品のイメージの残像が、
まだ強く残っているのでしょう。

非現実的な妖怪(死神)も出てくるそんな作品を、
コミックのイメージを壊さずに作り上げた名監督なので、
そりゃ、続きが観たい人にとっては、
そういう声もあることでしょうね

ワタシは中田作品も面白かったと思う!


今回の“L”は大きなライバルは特に居らず、
結果、頭脳戦や心理戦での見せ場はありません。

その代わりに本作の見どころは、
本編にも原作にもない
“L”に会えるとこだと思います

“L”がキラという強敵には時間がかかってましたが、
一般的な凶悪犯の事件をどれだけのスピードで
片付けているのかは、この作品で分かります

そのスピードと来たら、ハンパネーヨ

本編でクールにゲーム感覚でキラと戦っていた
クールな“L”は今回は出て来ません。

コミックという限られたイメージから、
“L”というキャラをここまで膨らますことができたことに
演出したスタッフも、そして、何よりそれを演じきった
松山ケンイチのナリキリ(演技)がよいっ

よく、ものまね芸人が、桑田佳祐が○○だったら…とか、
アントニオ猪木が××だったら…とか、
本人はやったことも、言ったこともないことを、
イメージや雰囲気だけでやるモノマネありますよねっ

この映画は、まさにそれですよ 


確かに“L”ならそんな風にするでしょう。



ワタリの死を悲しむ人間的な姿。

全力で走るし、

自転車漕ぐし、

変な風にメール打つし、

変な風に本を読むし、

女の子に泣かれて動揺するし、

懸垂しちゃうし、猫背を直すし、

しっかりと…“L”の本名も明らかになります

ラストは…少しコミックに繋がる名前も出てきて…ますます満足




あと、 脇キャラ もよかったね

 佐藤めぐみ

彼女はドラマ「花より男子」の時にも思ったことですが、
彼女は巧いし、本当に目を惹くのだけれど、
非情に人を痛めつける役 が巧い女優ってどうなのよ(笑)



 左)福田麻由子

そして、余談ですけど…彼女は、
新世紀エヴァンゲリオンが実写化されるようなことが、
万が一あれば、彼女にお願いしたい

ワタシの中の 綾波レイ のイメージに近い(笑)

どうでもいい話でしたね・・・( ̄∇ ̄;)ハッハッハホントに…


これで、松山ケンイチの見事な“L”も見納めだと思うと淋しいわ。

楽しみにしていた連ドラが終わった時のような、

あーなんだこのヤルセナサ



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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (ラクコ)
2008-03-08 22:15:26
観に行く!決めたっ
私はきっと楽しめると思うよ。
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おひさ~♪ (Hoo~♪)
2008-03-08 23:20:57
はい! この映画見ました。

松山ケンイチ君。。彼の成長が見ものです!!

だって、Lじゃなければ、ビョンホンそっくりなんだもん(Ψ▽Ψ*)イヤン♪

で、映画の話。
佐藤めぐみさんは、TB○の「砂時計」で出演してましたね。
なにせ、目力がすごい!←なにげに怖い。

でも、私は、福田麻由子ちゃんのファン。
なんか、可愛いよね。この子。
 (犬の十戒の映画に出ますね)

人間臭いL・・私はこの映画お金払ってもOKの映画でした。

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Unknown (テラコ)
2008-03-09 15:55:43
この映画、どのレビューコーナー見ても賛否両論ですね!
私は松山ケンイチの「L」ってだけで無条件に気に入ってしまいそうだけどw

佐藤めぐみさんてそんなイヤな役が多かったんだ!
砂時計の杏ちゃんのイメージしかなかったヨ。
嫌な「杏」をちょっと見てみたいかも

エヴァンゲリオン、見たことないけど綾波レイはわかる!
似てるね~!!!!!!!(めちゃウケ)

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お返事 (トクコ)
2008-03-09 22:23:11
● ラクコ姉さんへ
 きっと、楽しめると思うよ。
 鶴見シンゴは何言ってるか分からないシーンあるけど、
 分からなくても映画は楽しめると思う。

● Hoo~♪さんへ
 ビョンホン氏に似てますか
 ビョンホン氏ほど色気あるかなぁ・・・

 松山ケンイチは藤井隆似の3路線だと思ってましたごめんなさい。

 福田麻由子ちゃんはスゴイですよね。
 彼女のニコリ顔は最強の武器だと思います
 将来が楽しみな女優さんですね

● テラコちゃんへ
 佐藤めぐみさんは、大竹しのぶの娘役をやっている
 カードのCMでも本当に素敵ですよね。

 でも、彼女の凶暴な演技は素晴らしいですよ。
 まさに、目だけで殺されそう(笑)
 恐い「杏」もオススメです
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