後楽園で、梅のお花見！ 後楽園散策編

先日、「日本三名園」でお馴染の、岡山県岡山市にある「岡山後楽園」に行ってきました。丁度、「梅」が見頃を迎えたとのことで、久しぶりに来園です。（ちなみに、金沢の「兼六園」には、行ったことは、ありますが、水戸の「偕楽園」には、まだ行ったことがないんですよね・・）

入園料は、「大人　400円」　ちなみに、「岡山城」とのセットでの拝観なら、「５６０円」かかります。まぁ、今回は、梅がお目当てなので、岡山城に行きませんでしたが・・。

園に入ると、綺麗な景色が堪能できると思っていたのですが・・。2月上旬に、「芝焼き」を行ったこともあって、正直、思ったよう美しさじゃなかったんですよね・・・。

とは言え、この時期には、珍しく、お天気に恵まれたこの日は、気持ち良く、散策することができました。　遠くには、「岡山城」が見えます。

取りあえず、パンフレットの指示通り、反時計回りで散策していくことにしました。まず、あらわれたのは、「鶴鳴館」と「延養亭」　写真手前の「鶴鳴館」は、現在は、結婚式や同窓会など、広く一般の方に貸し出され、利用出来るそうです。

で、こちらの「延養亭」は、藩主が後楽園を訪れた時の居間として使われた建物で、築庭当初から現在の位置に建てられいます。実は、こちらの藩主の座る主室からの眺めが、最も美しくなるように、庭園が作られているらしいですよ。

さらに進んで行くと、「廉池軒」と呼ばれる亭舎の前の池には、たくさんの錦鯉が優雅に泳いでおりました。

この「廉池軒」の隣にある「さざなみ茶屋」さんでは、鯉のえさの「麩」を買うことができます。この画を撮るのに、チョイと餌付けしちゃいました。

この後、順次、パンフレットに従い回って行くとお目当ての「梅林」に辿り着くのですが、それは、また明日に、「梅特集」としてアップすることにします。　で、その後、再び散策を続けていきました。

梅林を抜けた奥に「岡山城」が綺麗に見えるスポットがあるんです。

結構、みなさん、こちらで、岡山城を見ながら休憩されていました。岡山城は、空襲で焼失しちゃって、こちらは新しく建てられお城なんですが、外観が黒く、「烏城（うじょう）　」とも呼ばれていますよね。前に一度、行ったことはあるのですが、中は、エレベーターとか付いてたり、展示もかなり近代的でハイテクっぽくて、ハッキリ言ってお城としての趣は全くありません・・。まぁ、外から眺めるのいいお城ですね。

再び、園内の散策に戻り、後楽園で、一番眺めが良く見えるの場所を目指します。こちらを上がった場所の「唯心山」と呼ばれる築山です。

ココからは、「沢の池」と呼ばれる園内で一番大きな池が一望でき、立体的に園の構成を捉えることができます。季節が良ければ、緑の芝の美しさに、ツツジやサツキが咲き誇り、さらなる彩りを感じられるんでしょうね・・。

「唯心山」を下り、「沢の池」を眺めます。池の中には、島茶屋（しまぢゃや）のある中の島（なかのしま）、釣殿（つりどの）のある御野島（みのしま）、白砂青松が美しい砂利島（じゃりじま）があります。　中の島と御野島の間には、かつての上道郡と御野郡の郡境があり、今でも石標がそのなごりを伝えています。

天気が良かったので、カメも仲良く、甲羅干しです。

で、こちらの「中の島」

太鼓橋を渡ると、そこには「島茶屋」があるのですが・・

柵もあって、「立ち入り禁止」のマークもあります・・・・。が、実はここでお抹茶が楽しめるのです。

ただ、拝観のみでの立ち入りは禁止らしく、お抹茶をいただく方のみ、「800円」を支払うことで、で入園？出来て、お抹茶をいただけるようです。

今回は、こちらでは、お抹茶はいただかなかったのですが、近くの茶屋で休憩することに。それもまた後日にアップしますよ～。

で、最後に、こちらの「鶴舎」

実は、ここ、後楽園では、ケージの中でタンチョウを飼育しているんです。丁度、1月から4月にかけては、1年の内で、タンチョウが最も美しくなる季節らしいです。

確かに、頭の赤色が濃く、羽も白く、気品があるように感じますね。ちなみに、後楽園では、毎年1月1日には数羽のタンチョウを放鳥します。そのために、数ヶ月前から、放鳥の練習をするんですって。この時は6頭のタンチョウがケージ内で、飼育されていました。

ゆっくり周って、1時間半くらいだったかなぁ・・。のんびりと、散策することができました。

明日は、その「梅」の様子をアップしていきます。