埼玉西武ライオンズ、CS(クライマックスシリーズ)進出決定しました!
・・・しかも最終戦144試合目の勝利で...
・・・しかも3位オリックスの同日開催ゲーム(最終戦)の結果待ちで...
・・・しかもライオンズ、9月に入っても最下位だったのに...3位に7ゲーム差もあったのに...
その最終戦、埼玉西武は北海道日本ハムに4-3で勝利し究極の嬉しい結末を得た訳ですが、今日はその試合を冷静に振り返る事は出来ません....
・・
・・何故かと言えば
・・
・・・私、嬉しくて興奮しまくっているから、とても無理です。
なので、今日は、その最終戦に関して、現地・西武ドーム観戦で経験した事・思った事を、とにかく「吐露」させていただきたく思います。「吐露」なので、根拠不明確・順不同という部分は、ご容赦ください。
(・・・あぁ、何て幸せなんだ...)
■西武ドームは満員。特に3塁側立ち見は4重5重の列で、これは私の観戦経験で言えば「松坂大輔くんとイチローさんの初対決」並みの出来事かなぁ。
■西口さん、又も天晴れピッチングでした。
■私、いつも通り西口さんのノーヒットノーランを期待していたので、そんな声援を送り続けてはいたのですが、三振数をカウントしてなかった為、「一体いくつ三振取ってんだ?」と途中から訳が分からなくなりました
■8回までで11奪三振だったんですね...西口さん素晴らしい!
■時折りランナーを出す西口さんでしたが、それがほぼ全て「ツーアウトを取ってからの出塁」だったところに、「ゲームのツボを押さえ・流れを掴む」という西口さんの絶品さを感じました。(・・・涌井くん、見習っておくれ!)
■試合後半には、私、西口さんに対して「ホレボレしてるぞー!」「惚れたぞー!」と、大声を上げてました...変なおっさん....
■そんないいピッチングの西口さんでしたが、最終戦という事もあり、ブルペンでは肩作りをするリリーフ陣が大勢
■ブルペンは、2回から岸くんと菊池雄星くん・3回に岡本篤志さん・5回にはシュミンチェさんが続々と1回目の肩作り
■これを見た妻は、「西口さん含めて、今日は『奇数背番号』のピッチャーだけでいけばいいんじゃない?」「ブルペンの入口に『偶数は立入禁止』って貼り紙しちゃう?」とのコメント
■確かに牧田くんも奇数背番号だしなぁ...と思いました
■妻の真意を聞いてみたら...今日は大切なゲームなので「怖くて見てられない」のが26番と18番という『偶数背番号』らしい
■それに加えて、「例外はあるよ、16番は大丈夫のはず」と言う妻、かなり的確かなぁと思いました
■牧田くんが満を持して登板した9回表は、「何でここまで!?」という位に、気分がジェットコースター気分になりました
■牧田くんの宿命かもしれない「内野の後ろへのポテンヒット」2本を含め、いきなり無死満塁という大ピンチを迎えてしまった...
■ここで、代打・糸井さんの右中間への痛烈な当たり・・・「これは完璧に抜けて行っちゃう(・・・絶望感)」というライオンズファンの悲鳴に、ギリギリで応えた秋山くんのダイビングファインプレー...これが取れていなかったら少なくとも同点、おそらく走者一掃で逆転を許した可能性が高く....
■・・・とにかく、「ライオンズの今シーズンをまるごと救った」ファインプレーに、スタンドで周囲の方と同様、この時点で、私、余りの「超・緊張感と超・弛緩の極端さ」の繰り返しに、訳わからなくなって興奮の極地でした
■そんな秋山くんのファインプレーの後に、代打・今浪さんがレフトフライでゲームセットとなったのですが....
■後でニュースで見たら、ライナー性とは言え平凡なレフトフライだったのに、スタンドの私からは、まるで糸井さんと同様に痛烈すぎる打球に見えて、「左中間を抜けるのが間違いない(・・・又も絶望感)」と悲鳴を上げてしまった...
■この時点で、おそらく私、緊張の連続で朦朧としていたんだと思います。
■今季、チームが頼りきっているルーキー牧田くんの「絶体絶命のピンチ・やられた感100%・悲嘆に暮れてしまいそうな場面」を、同じくルーキー秋山くんが、地上5センチで救うという大ファインプレーとは・・・これは本当にドラマとしか言えない...
■今年、こんなルーキー達が居なかったとしたら...そして西口さんの「大黒柱ピッチング」が復活していなかったとしたら...
■想像しただけでも....「ゾッとします」。改めて天に感謝したい気持ちになりました
■それにしても今年の埼玉西武ライオンズ
■ファンに対して、「一瞬先は天国か?地獄か?」という気分を、最終144試合目まで!9回最終回まで!最後のワンアウトまで!最後の1球まで!・・・味あわせるなんて、一体どんなチームなんだよぉ....
■それだけに、「天国」となった喜びは筆舌につくせない・・・究極の幸せをくれた訳なのですが...
■・・・こんな「虐待するかのようなファンサービス」は、勘弁しくれよぉ....(笑)
■私のお隣りにいらっしゃったダンディーなおじさまは、西鉄ライオンズ時代からライオンズ一筋との事...
■こんな方をして、「過去、優勝を決めた試合でも、こんなとんでもない経験と喜びは無かった」と仰ってました
■それには、私も全く同意。もし、こんなシナリオの映画があったとしたら「荒唐無稽!」の一言で片付けられちゃうに違いない
■試合中から、とにかく周囲の方とハイタッチの嵐となった試合でした
■全員が「勝利を願う」「とにかく切羽詰った感を共有してきた」ファン同士ですから、それも当然と思いました
■私も、となりのダンディーなおじさまを含め皆さんと自然に叫びあいながらハイタッチ三昧の観戦スタイル
■試合終了の瞬間には、ハイタッチで治まらず、ついつい叫び声を上げながら、おじさまと抱き合ってジャンプしておりました。まるで、映画「メジャーリーグ」のラストシーンみたいに。(・・私はチャーリー・シーン?(嘘))
■オリックスの状況に関しては、試合中から周囲のいろいろな方が都度教えてくれました。
■ライオンズファンとして嬉しい情報・・・「1-0でホークスがリードしているぞ」「2-0になったぞ」などが続いたので、それで一層興奮が大きくなりました
■そして「2-1だったけど6回ツーアウト満塁からホークスが一気に2点取ったぞー!」「これで4-1だー!」という声には、私の妻も、ホークスの勝ちを確信したのか...
■「いったい、ホークスのどなたが打っていただけたんですか?」と質問
■「山崎ですよ!」という回答に、「ありがとうございます、山崎さん...」と心の中で深く感謝の気持ちを送っているように見えた妻でした
■試合後は、ライオンズの選手達・スタンドのファンの皆さんと共に、Lビジョンのパブリックビューイングで京セラドームの試合観戦をしながら、「結果待ち」をしました
■それを見ながら、周囲の一部の方が歌っていたので、私も一緒に「若鷹軍団」を歌いました。初めての経験でしたが楽しかったです(笑)
■それにしてもホークスって...ホールトンさんの最多勝がかかっている、というのも理由の一つではあるのでしょうが、それだけでは無い「最後まで力を緩めない」という姿には、正直圧倒されました
■そんなホークスに「ありがとうございました!」という深い感謝の気持ちを送りたいと思いました
■・・・と同時に、「それは今日だけのこと。CSでは真っ向からぶつからせていただきます!」という決意も新たになりました
■オリックスの試合も終わり、最終戦セレモニーで、泣き出しそうなナベQ渡辺監督を始めとした獅子軍団に、最後の力(喉(のど)力)を振り絞って大声援を送って帰宅の途につきました
■とにかく単なる勝利・単にCS出場が決まっただけとは思えない、興奮と喜びと疲れを感じつつの帰宅路だったのですが...
■私の、「優勝じゃないからビールかけはしないだろうけど、でも気分はビールかけやってもいい位だよね」という言葉に、妻が「きっと皆でどこかに集まって、どんちゃんやるでしょう」と言いました
■私が更に、「でも、騒いで目立っちゃうと『3位になったくらいで浮かれちゃって』ってマスコミに餌食にされちゃうよ、きっと」と言ったら...
■妻:「・・・・じゃぁ、レストラン獅子あたりで!」
最後に、改めて。
終盤の9月にも最下位だったところから、それを一気に挽回してCSへたどり着いた獅子軍団。
おめでとうございます & ありがとうございます。
西口さんや牧田くんや原卓也くんや浅村くん・秋山くんコンビ、そして中島くん・おかわり中村くんの大黒柱など、ヒーローと言われる選手は大勢いますが...
誰か1人がヒーローと、特定する事はできません。
誰が欠けても、このCS出場を勝ち取る事が不可能だった事は、特に最終4連戦での「総力を結集して闘う姿」を見ても明らかです。
そう意味では「全員が結集する姿を見せたライオンズ」自体がヒーローと言うしかありません。
ただ、個人的な「特別枠」として、1人の選手をヒーローとしたい!
それは...
・・
・・・片岡ヤスくん。
怪我を完治しないまま復帰した片岡ヤスくん・・・彼の9月の復帰と時を同じくして、ライオンズの「切羽詰り反攻」が開始されました。
片岡ヤスくんが、打ち・走り・守り・そして勝利に貢献する、という姿で、チームに「再浮上のベクトル」をしっかり植え付けてくれたからこそ、最終144試合目の3位になれた!
これは疑いようがないと思う訳です。だから個人的に「特別枠でヒーロー」と思う訳です。
片岡ヤスくん、肩の手術も終わったとの事。
時間がかかって辛いでしょうが、しっかり治して・リハビリもして、又、「以前と変わらない姿」を見せてくれるのを、楽しみに待ちたいと思います。
「片岡ヤスくん、今シーズンの大貢献、本当にありがとう!」
「リーグを代表する『リードオフマン』としての復活を、待っていますよ!」
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360度それぞれの席でみんな熱い思いで応援し、祈っていたのでしょうね
私は9回は両手を合わせて擦り合わせながら、時々目を閉じていました。後で思うと、変な人だなあ…
毎日更新されるブログを励みに、シーズン当初から続いていた辛い日々を乗り越えて、最後に「感動&喜び」を味わう事ができました。
昨日の西武ドームは揺れてましたね!!
ライオンズも、「こんなにファンに愛される球団になったのか~」と、感嘆しきりです(驚)
選手全員がヒーローですが、私的には、苦しい投手陣を支えてくれたベテランの「西口投手」に大感謝です!!
飲み屋で終電でしたかっ!(笑)。
私も子供を連れて帰るという使命がなければ、きっとどこかのお店の暖簾をくぐっただろうなと思います。(・・・応援ユニの格好のままで)
代打・糸井さんの時は....「出られるんだったら最初から出ろよ!」というオリックスファンの声が聞こえたような気がしました....。
スタンドに居るファンが、それぞれスタイルは異なるものの、「とにかく祈りを込めていた」という事を、私も素直に実感していました。
・・・9回は...
私も一球ごとに、両手の拳を強く握り合わせ、目を閉じてブツブツと祈るという姿で、それを妻が「きっと大丈夫だよ」と、「看病」してくれました。・・・ってどんな変な夫婦やねん(笑)。
それが励み、というか獅子ファンとしての仲間が居る!という支えになったから...これは私にとって、本当に大きかったんですよ!
西口さんは本当に「救世主」でしたね。今年に限らず、まさに「永遠のヒーロー」で有り続けて欲しいと思っています。
(・・まずは、今年の残りを、しっかり頼りにさせていただきましょう!)