埼玉西武ライオンズの岸くんが、昨日のオープン戦最終登板で左脇腹痛のため２回を投げただけで降板しました。
キャンプ入りが出遅れたとはいえ、しっかり開幕投手へ照準を合わせた準備と調子の上げっぷりが、云わば「完璧レベル」だっただけにショックです。
試合後に受けた診察では「異常なし」との事ですが「違和感が残っている」事自体が心配。
投手は繊細なものです。
特に岸くんの場合、野球教本に載るレベルでの球界１，２を争う美しい投球フォームを持っています。つまり、
「身体の全ての部分を理想的に使って」
「フォームのバランスに文句のつけようが無い投げ方で」
「ある意味で『精密機械』並み」
という岸くんだけに、他の投手に比べても「繊細さ・緻密さという面での仕様が高いレベルで創り上げられている投手」だと感じています。
それだけに．．．「違和感」というちょっとした狂いが全体に与える影響度は大きいものがあるんじゃないかなと思えて．．．心配で仕方ありません。
祈りたいです。
違和感よ、飛んでけーっ！と祈るしかありません。
今日の所沢地方は幸いな事に好天です。風もなく穏やかな陽射しです。
岸くんには、「こんな天候も後押ししてくれている」と思っていただき屋外で自身の身体の具合を確認しつつ静かにリハビリをしてくれていたらなぁ。
身体の面での違和感は勿論、心の中の不安感も一気に払拭していただき．．．「精密機械・岸孝之」としての自信を失う事なく開幕ゲームのマウンドに何事も無かったかのように立つ事が出来るよう、祈っています。
-----------------------------------
話題変わって。
高校野球。春の選抜甲子園大会が昨日開幕しました。
開会式を見た後、しばらくして第二試合「大阪桐蔭 ｖｓ 東海大菅生」を見ました。
この試合に興味があった理由は、「夏春連覇を狙う強豪・大阪桐蔭の登場」「（我が家の中３長男が入学する高校と同地区）東京代表・東海大菅生の登場」という事もありますが．．．
・・・それに加えて、我が家の中３の長男の小学校時代の先輩が東海大菅生の選手として出場しているからという事もありました。
そんなある意味で「身近感」があると、野球の見方もちょっと変わるものがありました。
更に言えば、この４月から高校野球部・高校球児となる長男にとっては「プレーの数々が身近、というか自分と自チームの野球に照らし合わせて」見る姿勢にもなってくる訳で．．．
「やっぱり甲子園に出場する選手って．．．凄いレベルだよね」
「予選でも６割超の打率って凄いよ、有り得ないよ」
「大阪桐蔭、下位打線でも打率４割だって。こんなチームってあるんだね」
「キャッチャー、やっぱり上手いなぁ。捕り方を見るだけで分かるよ」
「今、レフトフライアウトだった選手いたじゃん。打ち損じたみたいだけどさ。俺がフルスイングで完璧に捉えた打球と同じくらいの飛距離かもしれないよ（笑）」
甲子園での両校選手の一つ一つのプレーに尊敬の眼差しを注ぐと共に、自身の野球部でのこれからの目標設定レベルをイメージしているように見えた長男が面白かったです。
そんな長男と一緒に見た「大阪桐蔭 ｖｓ 東海大菅生」の試合。
私は試合以外の面でも惹きつけられるものがありまして．．．途中からはそれに夢中になってしまった。
それは両校の「吹奏楽応援」です。大阪桐蔭、東海大菅生共に、吹奏楽部は全国大会で金賞を得るほどの実力らしく．．．更に大阪桐蔭に至ってはニューヨーク公演まで行っているとか。
そんな両校の吹奏楽部がアルプススタンドから奏でる応援演奏が素晴らしかったです。本当に「その上手さ」がすぐに分かるレベルでして．．．
・・・そんな面では昨日の試合は吹奏楽部としても「大阪桐蔭 ｖｓ 東海大菅生」だったようにも見えて、異常に楽しかったです。
特に東海大菅生の吹奏楽応援は、私が今まで甲子園では見た事が無いものでした。
まさか．．．「選手一人一人の個別応援歌」を用意しているなんて！
各選手のイメージ（好きな歌）をそれぞれ個別に一曲決めて使用していたようですが、そんな曲を「単に売られている楽譜通りに」演奏していなくて．．．
・・・応援するスタンドの声援（掛け声）との掛け合いが絶妙に出来るように編曲をしている．．．
・・・しかもその声援も「最近のプロ野球で流行っている」ものとは一線を画したように思える、いかにも高校生らしい爽やかさで．．．
・・・一言でまとめると「若さと青春から溢れる声」がすごく似合う編曲になっていました。
※一番打者の登場曲は「必殺仕事人」でしたが．．．イントロ部分を聞いて中３の長男は「このトランペットソロ．．．凄いよ！上手いよ！聴かせるよ！」と仰け反らんばかりに驚いていました。（・・・私も長男の横で仰け反らんばかりに・身もだえせんばかりに聴き入ってしまってたり（笑））
こんな東海大菅生高校みたいな吹奏楽応援、これから流行るかもしれない。そして実際にそうなればいいなぁ、と思っている私です。
（・・・編曲する事が一番に・途轍もなく大変な事だとは思いますが．．．それは顧問の先生方に頑張っていただく事にしましょう（笑））
-------------------------------------
ブログランキング参加中
ポチッと一押しお願いします！
↓↓↓
にほんブログ村
にほんブログ村
にほんブログ村
