中3の長男。中学野球部の最後に、都大会ベスト16という成果を上げて引退した事は、このブログでも何度も書いた通りです。
という訳で今は、「部活が無い夏休み」を初体験している訳ですが、膨大な量で出された宿題・課題レポートに追われる毎日でひーこら言っています。
そんな中。
先日高校野球部の体験練習に参加してきたそう。
高校に進学しても野球をやろうと思っている、中学野球部の元チームメイトと共に参加して一日練習をしてきました。
高校野球部の監督・コーチからすれば、「毎日でも来ていいんだぞ。というか参加しろよ」的な気持ちが有り有りなのですが、長男としては、
「一度、行き始めるとずっと参加しなきゃならないし...それじゃ貴重な中3後半の生活がもったいない!(釣りにも行けなくなっちゃう(笑))」
という思いもあるのか、今は元チームメイトと相談しつつ、「時折りの体験練習」に参加するのみというところでセーブしている様子。(笑)
という訳で。
先日の体験練習には、高校野球部に交じって中学3年生が参加したのですが、「学内からは元チームメイト5人(=長男含む)が参加」「学外からは『受験候補生』の中から6人が参加」という事になったらしいです。
とても面白かったそうです。そして、やはりグラブを持って・白球を追うとアドレナリンが出まくったそうです。
そんな中で長男。
守備練習では外野(センター)&内野(サード)でとことんやったらしい。
中学野球部時代は「センター→サード→捕手」とコンバートを経験した長男。どのポジションも好きなのですが、昨年夏の新チーム結成後はずっと捕手だったので、てっきり捕手がいい!と言うんだろうなと、私は思っていたのですが...
「とーさん、やっぱり硬式だと内野手が面白いよ!」
「内野手が俺の肌に合うよ!サードが一番いいかな!ショートもいいなぁ」
「硬球の跳ね方が、俺の内野のプレースタイルに合うような気がするよ。軟式よりかえって怖くないからさ!」
という感想でした。
キャッチャーはやらないの?という私の質問には、
「キャッチャーも面白いけどさ。肩にも自信あるから二塁送球は大丈夫だと思うんだけどね」
「それだけだったらいいけど、やっぱり俺、身体が小っちゃ過ぎで限界あるもん。やっぱり高校ではなかなかこの身体じゃ似合わなさ過ぎでしょ」
という事でした。
更に、
「それにね。受験候補者で○○中学の、△△くんが来てたんだよ。でっかいよ。中学時代からリードもいいし、是非来て欲しいな。チーム総合力アップする筈だよ!」
「だから、俺は、硬球だからこそ、中学時代より一層出来る筈のサードやショートで高校1年からのスタメン狙って、何かの時には控えキャッチャーも出来るという選手を目指そうかな!」
・・・今回の体験練習で、高校野球部全体の様子を見た上で、その中で何かしら自分の存在感を発揮できる場を、長男なりに探し出した様子でもあり...
・・・長男なりに、チーム強化のための体制を「自分を含めて考えつつ」という体験練習だったらしい...(笑)
そんな中で、更に長男が言っていた事が面白かったです。
「俺、サード守備では、中学時代と投げ方が変わったよ」
との事。
なんでも中学時代は、一塁送球の際にサイドから投げる事も多かった(楽だった)そうですが、今はとにかく「しっかり上から投げる」事を徹底しているらしいです。
「そうしないと、肩を壊すような気がするしさ」
「ごくたまに来たボテボテゴロの際だけは、上から投げられない時もあるんだけど...」
「・・・そんな時は、サイドからじゃなくて、アンダースロー気味に手首だけでファーストまで投げてるよ」
本人なりに「硬球慣れ・硬球対処」を、ひとつひとつ勉強が出来た体験練習だったようです。
この体験練習、しばらくは月に数回程度は参加しようかな、年明けの冬練習からは毎日参加しようかなと思っている様子の長男。
そんな中で、長男の頭の中には「俺たちの代でチーム強化できるかも・強化するぞ」という思いが一番にありそうです。
高校野球部は、これまで東京都の大会で三回戦まで行ったのが最高、今年の夏の大会も1勝をあげたものの二回戦で敗れたそうです。
勝ち上がるという面では、中学野球部よりも更に厳しい環境である高校野球の世界。
長男にとっては、そんな野球部でどこまで勝ち上がれるチームになれるか?なるか?が、一番のモチベーションになっているという事なのかもな、と思います。
親としても、高校野球部が「どこまで化けるか?」を楽しみに見守る3年間になるのかもなぁ。(笑)
そんな長男が、先日の体験練習での面白いエピソードを一つ教えてくれました。
高校野球部の体験練習中に、グランドの逆側では中学野球部が練習中だったそうです。
その中学野球部の練習具合を見る余裕は、当然ながら全くなかった長男だったらしいのですが...
・・・中学野球部の練習で、監督の怒鳴り声・怒りの声が終始炸裂していたらしく...
・・・そんな中学野球部の監督の「何やってんだ!」「何度言ったら分かるんだ!」などの大声が響くたびに...
・・
・・・その馴染みのある声・中学3年間で毎日聞いていた声に...
「あたかも自分が言われているような気がして、背筋が伸びてビクッとしてしまったらしい長男」
「ふと見まわすと、同じく高校野球部体験練習に参加している元チームメイト全員も、ビクッとして背筋が伸びている」
だったそうです。(笑)
帰宅後に長男曰く「(中学の)○○監督、めちゃキレてたよ。俺たちの時も怖かったけど、あそこまでキレて怒鳴る事は一度も無かったのにね」だそうですが。
そして最後は「中学野球部も苦労してるんだね。多分そうなるよなぁとは分かってはいたし・そりゃ仕方ないとも思うけど...頑張って欲しいよ!これからだもん!」と、後輩たちに心の底からのエールを送っていた長男でした。
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