野老の里

奥武蔵をメインに日帰りの山歩きを中心としたブログです

ザックを洗ってみたという話

2015年08月28日 | tokoroの日常
普段散歩程度ならデイバッグ、泊まりなら70リットルのザック、そして日帰り登山では30リットルのザックを使っています。もちろん一番頻度が多いのは30リットルのザック。もう5年以上は使っているものなので、かなり汚れているし、所々破けてもいます。普段のお手入れとしてはゴミを掃除機で吸って、あとはファブリーズなんかの消臭スプレーをかけるだけで済ませていました。でもミドル脂臭が漂う歳になってきたこともあって、ザックの臭いが気になってきました。そこで夏場の天気の良い日にザックを洗ってみることにしました。

用意するものとしては大きめの盥(たらい)と台所で使う中性洗剤、靴を磨くブラシです。束子(たわし)でも良いのかもしれませんが、生地がだいぶ傷んでいるので、もう少し柔らかいものを使いました。ボクは外で洗ったのですが、マンションなどの集合住宅に住んでいる方ならお風呂場で洗うのが良いのかもしれません。まずはザックを洗剤が入ったお湯に漬けてブラシでこすります。長年の汚れを落とすのは難しいかもしれませんが、普段ザックが吸っている砂埃なんかはかなり落ちると思います。あと背中の汗染みなんかは落ちて臭わなくなります。ある程度こすり洗いしたら濯ぎ。風呂場のシャワーとかホースで流すのが手っ取り早いんじゃないでしょうか。その際、ベルト(腰だけでなく、肩部分も)とザック横のポケットはよく濯いだほうがいいでしょう。かなり砂埃が溜まっています。あとはベランダで良く陰干しすればOK。新しいザックなら水洗いはしないほうが良いかと思いますが、古いザックなら防水性は全く効かなくなっているので、思い切って水洗いしてしまうのも有りだと思います。

さて、ザックを水洗いすると色々気付かされることもあって、一番よくわかるのは普段要らないものを持ち歩いているのだなということです。ザックから物を出すと嘘みたいに軽い。持ち物を吟味してみると、手袋だとかウェットティッシュだとかヘッドランプの電池などがとにかく余分に多く入れてある。日帰りなら予備は必要ないので、これらを減らすだけでかなり軽くなります。問題は着替えですよね。バスタオルと下着をスタッフバッグに入れて持ち歩いているのですが、結構重い。これを減らせばかなり軽くなるんでしょうけれども、最近は汗臭い格好のままで帰りの電車に乗るのも気が引けます。なので結局ザックの底に入れてあります。日帰りだからといってヘッドランプや雨具を持っていかないのは自殺行為ですし、不要なのはガスコンロくらいでしょうか。非常食はカロリーメイトみたいなドライフードにすれば良いわけですから。ただ個人的には多少重いくらいに背負っておくことはそれほど悪いことでもないと思うんですよね。結局泊まり山行なら重荷を背負わなければならないので、着替えとガスコンロとちょっと多めの水くらいは我慢して背負っても損は無いと思っています。
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