ネタバレ感想です。
ハリウッドで聖闘士星矢が作られていて、
主役は新田真剣佑くんだとは聞いていました。
どんな感じなんだろうなーと薄目で見ておりましたが、
鑑賞しました。
良かった。
普通に良かった。
こんなにまともにアニメ原作をハリウッドで作られるの見たの初めてかもくらいの感動がありました。
この作品は週刊連載で、
車田先生も見切り発車で描いていったものだから、
色々あらがあるんですよ。
一番重要な問題が、
ヒロインである沙織のキャラと、
主人公の星矢との関係なのです。
沙織はものすごい高飛車で嫌な女だし、
女性的な魅力も人間的魅力どころか包容力もカリスマ性も皆無なのに、
聖闘士全員が彼女を崇めて守る的な存在になるのです。
どういうこと??
この難題に、
映画は素直に立ち向かい、
勝利しました。
素晴らしい。
星矢の造形も素晴らしい。
真剣佑くんの星矢は最高です。
この、
恋愛にならないし、
友情もありえない底辺関係の原作から、
説得力ある段階まで持ってきた脚本さすがハリウッド。。。
やればできるじゃん。。。
沙織の、
映画ではシエナかな?
お父さんが、
ショーン・ビーン。
最高か!!!
ショーン・ビーンですよ。
「指輪物語」のショーン・ビーンです。
大好き!!
ショーン・ビーンは壮大な物語の第1話で爪痕残して死なないとね!!
素晴らしい配役。
ありがとうハリウッド。
あ、いつもの箇条書き忘れてた。。。
それでは少しやってみます。
ネタバレです!!!
⭕️ 冒頭5分が最高。
フルCGの冒頭映像が最高クオリティで、
まさに、
原作を実写化したらこんな映像っていうのが現実化しましたね。
最初に、
黄金聖闘士同士の戦いがあるのですが、
普通に漫画の用語出しまくっていますが、まあいいか(笑)。
黄金聖闘士の戦いは、
宇宙規模でなくてはならないのです。
そしてこれが宇宙規模で良かったーーー。
ジャンプ漫画は宇宙規模でないとね!!
⭕️ 星矢はペガサスの聖闘士。
星矢はペガサスの聖闘士であることが、
物語上重要な矛盾になるのですが(笑)、
ちょっとうまい具合に伏線張っていて、
矛盾を解消する気満々のこの映画。
ありがたい。
続編が作られても作られなくても、
また、
監督や脚本家が変わっても、
こういうふうに続編を作っていけばいいんじゃないかな?
と提示しているのが恐ろしい。
世界も変わってきたな。。。
⭕️ マリンさんが普通に原作通りのビジュアル。
聖闘士星矢の星矢の物語で、
最初のマリンさんとの物語が映画でも取り入れられているのが胸熱なのですが、
なんといっても、
仮面を被ったマリンさんが、
何一つ人間的部分、
目とか、
全く見えないのに、
表情があるような気になるのがすごい。
映像って、
面白いですね。
⭕️ フェニックス出てきたー!!!
最大のネタバレなんですが、
フェニックス出てきます(笑)。
最初、
予知夢のような場面に、
チラッと映ったシルエットで、
「フェニックス、出たーー!」
と叫んだのですが、
見間違いかなと不安になりながら鑑賞していたら、
やっぱり出てた。
うおおおー!!
フェニックスはさ、
天邪鬼だから・・・・(笑)。
だんだん面白い登場しかしなくなるから(笑)。
いいぜ!今はこれで!!
⭕️ 総括。
面白かった。
映画はこの感想が最高よね。