パラリンピックは、オリンピックの後に行われます。
リオ・パラリンピックでは、
いくつかの種目で、
オリンピックレコードが出ました。
パラリンピックで、オリンピックレコード(五輪新記録)が出るということは、
健常者の選手よりも速かった。
という事です。
リオ・オリンピックまでの、
全てのオリンピックで最も速い記録を、
パラリンピック選手が出した。
と、いう事です。
パラリンピックでは、
四肢の欠損部分を、義足などで補い、競技を行う事が許されている、陸上種目などがあります。
これも、例えば100メートル走の場合、
四肢切断のクラス分けでは、
腕の切断。
膝上からの切断。
膝下からの切断。
などがあります。
私見ですが、
この、膝下を切断したクラスが義足をつけて走ると、
非常に有利で速い記録が出る。
それは、オリンピックレコードが出たとしても、参考にならない。
といった、意見が大勢を占めていたようです。
パラリンピック選手が、義足をつけて、オリンピックに出場したいと願い出ても、なかなか実現しないようでした。
ところが、
今回いくつかオリンピックレコードが出た中で、
知的障害のクラスがありました。
知的障害のクラスの選手は、
スタート地点に立つこと。
合図でスタートすること。
最高のパフォーマンスで大会で記録を出すこと。
こういったことが大変難しく、大変な苦労があるでしょう。
しかし、肉体を機械で補助する訳ではありません。
パラリンピックに出場出来る選手は、
オリンピックに出場出来ない理由はありません。
今後、
知的障害のクラスは、
オリンピックに出場出来るようになるかもしれません。
そして、
オリンピック選手よりも良い成績を出すようになるかもしれませんね。