アンティーク青葉2021

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身体の復権

2024-01-05 01:09:14 | 日記
飛行機事故があった。
燃えさかる炎のなか脱出する人々。
乗客、乗員全員無事でよかった、と誰もが思う。
一方で、いまだ続く不明者の捜索。
東日本大震災で終わりではない、江戸時代から続く、日本の地震。
日本列島が、なまずの背中にのっているようだ。
現代の災害と、古代からの歴史的災害が同時におこる日本。
ここでは、中東のように、何千年も続く対立など起こりようがない。
借金も地主制もあるときチャラになる。
応仁の乱、戦国時代、大政奉還、農地改革、財閥解体、と幾多の犠牲を払いつつ、これまで、
狭い国土のなかで、分裂することもなく、歴史を連綿とつむぎながら、リフレッシュしてきた。
宗教権力が支配的になることもなかった。
そのかわり、世俗と宗教の分離も生煮であった。
そのため、フランス革命のような、身体の復権も行われず、明治期の人は、ロダンの彫刻を見てびっくりした。
しかし、戦前の人は、農作業で鍛え上げた身体を保っていた。
解放を唱えた知識人、学生は、日本の根底にあった身体を否定することで、今のスマホ少年となにも変わらなくなった。
西洋の知識は頭だけ。
身体の処置を知らない、
学生運動は、男女の恋愛に身体のはけ口を求めた。
三畳一間の小さな下宿から、マイホームへ。
西洋哲学の姿はかけらもない。
言ってた方も、言われてた方も茶番だ。
このように、日本の身体を忘れた頭でっかちの
思想というものが、日本を駄目にした。
その証拠に、今、日本は、理系ですら、博士号をとることのない低学歴国家である。



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