関東平野の真ん中。茨城県南部。
標高877mの筑波山。深田久弥「日本百名山」の最低峰である。
(昔は876mで覚えやすかったが、1m成長したみたい)
二つ峰があり,高い方が女体山,低い方が男体山。
調べてみると,その内容は,筑波山では男女が集い,歌い,踊り,私は人妻と交わし、妻も他の男と交われとおおらかに歌ったもの。
現代ではありえない歌の内容から、当然、石碑などにはなっていない。
麓に筑波山神社がある。山頂も筑波山神社の所有。
山頂が本殿で,山麓は拝殿なのだという。
拝殿裏から登山電車のケーブルカーがでている。
観光道路の中腹からはロープウェイもでている。
今日はケーブルカーを利用
ロープにつながれた赤(つつじ)と緑(わかば)の車両が交互に山腹を上下する。
1925年(大正14年)に開業した日本で2番目に古いケーブルカー(最古は箱根登山ケーブルカー)という。
wikipediaによると架線をひかずに,蓄電池で動いているらしい。確かに架線はない。
(筑波山の裏に東大の地磁気観測所があって、電流で観測に影響があるという)
中間点で赤い車両とすれ違う。
実にシンプル。切り替えポイントがない。ケーブルで横に引っ張っているようだ。
途中で緩くカーブを描いて,トンネルを抜けて山頂駅に向かう。
山頂駅は男体山と女体山の間で実は山頂でない。
最高峰の女体山へは右手に30分ほど歩く。
天気がよくけっこうな人出だったので,女体山はやめて左手の男体山にむかう。
10分ほどで山頂。
ここもそこそこの人出。
日光連山がきれいに見えた。
秋のよき一日であった。
ではまた、ぶらり。
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