うしくの辺り:魅力度最下位? 茨城県の南部

茨城県の牛久市を中心に、散歩やドライブで見つけた素敵な場所や不思議に思ったことをつづった。魅力度最下位茨城の地味な魅力。

秀峰筑波山:ケーブルカー

2020-11-28 08:00:00 | 名所

関東平野の真ん中。茨城県南部。

標高877mの筑波山。深田久弥「日本百名山」の最低峰である。

(昔は876mで覚えやすかったが、1m成長したみたい)

二つ峰があり,高い方が女体山,低い方が男体山。

 

万葉集にも筑波山が歌われているという。

調べてみると,その内容は,筑波山では男女が集い,歌い,踊り,私は人妻と交わし、妻も他の男と交われとおおらかに歌ったもの。

現代ではありえない歌の内容から、当然、石碑などにはなっていない。

 

麓に筑波山神社がある。山頂も筑波山神社の所有。

山頂が本殿で,山麓は拝殿なのだという。

 

拝殿裏から登山電車のケーブルカーがでている。

観光道路の中腹からはロープウェイもでている。

 

今日はケーブルカーを利用

ロープにつながれた赤(つつじ)と緑(わかば)の車両が交互に山腹を上下する。

1925年(大正14年)に開業した日本で2番目に古いケーブルカー(最古は箱根登山ケーブルカー)という。

wikipediaによると架線をひかずに,蓄電池で動いているらしい。確かに架線はない。

(筑波山の裏に東大の地磁気観測所があって、電流で観測に影響があるという)

 

中間点で赤い車両とすれ違う。

実にシンプル。切り替えポイントがない。ケーブルで横に引っ張っているようだ。

 

途中で緩くカーブを描いて,トンネルを抜けて山頂駅に向かう。

 

山頂駅は男体山と女体山の間で実は山頂でない。

最高峰の女体山へは右手に30分ほど歩く。

天気がよくけっこうな人出だったので,女体山はやめて左手の男体山にむかう。

10分ほどで山頂。

ここもそこそこの人出。

 

日光連山がきれいに見えた。

秋のよき一日であった。

 

ではまた、ぶらり。

 


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