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うしくの辺り:魅力度最下位? 茨城県の南部

茨城県の牛久市を中心に、散歩やドライブで見つけた素敵な場所や不思議に思ったことをつづった。魅力度最下位茨城の地味な魅力。

牛久自然観察の森:平地林の原風景

2025-03-16 17:00:00 | 自然

牛久市の中ほど、市街地から外れたあたりに自然観察の森がある。

 

 

小学生はみんな一度は訪れる。

平地の荒れた雑木林に歩道などを市が整備したようだ。

昔は松林だったと思う。

今は落葉広葉樹の雑木林。

 

 

林床がアヅマネザサで覆われ人が入れない状態だったが、

ササを刈り払ったり民家を移設したり、池にくるカワセミを観察できるようにしたり、

中央に事務所を作って川魚をかったり、子供たりの工作ができるようにしている。

 

 

それ以外はないもない。

BBQもできない。

古民家は売店もなく人もいない。

 

 

静かに野鳥を観察して、すみれを観察する場。

つまらない場所とおもわれそうだが、

そこがいいのだ。

 

ではまた、ぶらり。


宝篋山:筑波山のお隣り標高461m

2025-01-18 21:00:00 | 自然
連休中は日本海側から大雪のニュースが届く。
そんな時、関東は晴天である。
天気にさそわれて、筑波山のとなりにある低山、宝篋山にいった。

駐車場はほぼ満車。
着いたのが12時なので、ちょうど帰る車がいてラッキー。
けっこうな人が登るようだ。
調べると最近は年間10万人ほどが来るらしい。

久しぶりなのでゆっくりと歩みを進める。
筑波さんはイノシシのすみかなので、田んぼの周囲はがっちり鉄で囲ってある。
入口のゲートを開けて入山。
スギ林の沢沿いの道を降りる人、登る人が行きかう。



約1時間半ほどかけて山頂に。
私の知人は70台にして45分で登るのを自慢にしている。
ここは昔、山城だったようで土塁や空堀も残っている。



この山麓は鎌倉時代に栄えていたようで、多くの寺院跡が点在している。
それから800年。
今は庶民の軽登山で親しまれている。

山頂は電波塔などあって興ざめであるが、関東平野は一望できる。


スカイツリーも確認。
かすんでいるが、富士山も見える。
富士を見ながら軽食。


インフルエンザが流行っている人ごみをさけて、穏やかな休日の午後であった。

ではまた、ぶらり。



軒下に蜂の巣:キアシナガバチ

2024-10-14 10:00:00 | 自然

お隣の家から連絡。

軒下に蜂の巣が見えて大きなハチが飛んでいる、

スズメバチかも?と。

 

 

 

のぞいてみると、確かに蜂の巣。

でもスズメバチらしくない。

ハチの巣穴が見える。スズメバチの巣はボール状で中が見えない。

 

とりあえずネットでハチの駆除を検索。

牛久市はスズメバチの駆除はやっていないが、駆除に対して5000円の補助がでることが分かった。

 

検索サイトにはたくさんの駆除業者が出てくる。

比較的評価が良く、料金の安そうな業者に連絡した。

 

翌朝、やってきたお兄さんは一目見て、キアシナガバチでしょうと。

アシナガバチの中では一番大きく、獰猛。

さっとはしごをかけて、防護服を羽織って、殺虫剤を吹きかけて、あっという間に巣を落とした。

幼虫はほぼいない。みな成虫になってそろそろおしまいのころだという。

 

 

ハチはかわいそうであるが、近所迷惑になるので、とりあえずよかった。

30分程度の作業であった。

今年は猛暑続きだったので、害虫の種類も多少違うとか。

5mの高所作業賃がプラスされ12000円。

心配したほど高くはなかった。(ネットでは3-5万なども)

スズメバチの巣ではなかったので補助金はでない。これは残念。

 

 

これで無事に秋を迎えられそうだ。

 

ではまた、ぶらり。

 

 


つくば市洞峰公園:市民の心と体の健康のために

2024-06-30 15:00:00 | 自然

茨城県つくば市の中心部に洞峰公園(どうほうこうえん)がある。

緑豊かな公園で、テニス、サッカー、野球、体育館、50m室内プール、ジョギングコール、子供の遊具などがあり、家族で楽しめる。

つくばの研究学園都市ができた当時からあるのでもう50年以上市民に親しまれてきた。

つくば地区の開発は国家事業だったため、公園も国設でつくられて、その後、茨城県が管理していた。

 

 

週末など多くの市民が集い、汗を流している。

樹木も大きく、緑豊かで気持ちの良い公園である。

 

カフェレストランもあって、

散歩するだけでも半日は楽しめる。

 

真ん中に池があり、冬にはカモなどが飛来する。

芝生にシートを敷いて家族連れが集っているのを見ると、セントラルパークのよう。外国人家族に人気のあることも納得できる。

 

この公園の施設も老朽化がはじまり、緑地の維持管理費も莫大にかかるため、県は民間業者に一部を貸し出して、グランピングなどで収益を上げようとした。

茨城県知事はドワンゴの副社長などの経歴がある。発想が大胆だ。

それにつくば市が反発し、市民運動の応援団もいて、結局、県知事はそんなに文句言うなら自分でやれと、無償で市に譲渡された。

さて、めでたしめでたし。しかし市の財政はもっと苦しい。

これからどのように管理されるのだろう。

 

にぎわっているといっても東京都内の大きな公園にくらべれば1割も人はいない。

そこがいいところなのだが、この良質な環境はどうやって維持されるのだろう。

 

ではまた、ぶらり。

 


春の林床植物:ギンランとアミガサタケみつけ

2024-05-11 16:00:00 | 自然

つくば市のいつもの散歩コース

ふと見ると、ギンランが咲いているではないか

キンランよりめずらしい。

それが5,6本もあった。

 

 

さらに進むとアミガサタケも。

高級食材として知られている。

でも1本しかないので、そっとしておいた。

 

 

こうなると、フデリンドウの群落は並あつかいで、特に感動はない。

 

春先に短い期間だけ咲く可憐な花はスプリング・エフェメラル(春の妖精)とよばれる。

花がおわると夏まで葉をつけているが、それも枯れてあとは地下で過ごし、来年の春を待つ。

美しいときはほんのつかの間。

だから美しい?

それでいいのだ。

 

ではまた、ぶらり。