十勝の活性化を考える会

     
 勉強会や講演会を開催し十勝の歴史及び現状などを学ぶことを通じて十勝の課題とその解決策を議論しましょう

教育「戦争しないとどうしようもなくないですか?」丸山穂高さん

2019-05-26 05:00:00 | 投稿

 

 

アッツ島玉砕との報伝えられる
校長先生涙ながらに   

  北見市在住「ブログ読者」89歳

 

 

  


アッツ島の戦いは、1943年(昭和18年)5月12日にアメリカ軍のアッツ島上陸によって開始された日本軍とアメリカ軍との戦闘である。山崎保代陸軍大佐の指揮する日本軍のアッツ島守備隊は5月29日に玉砕した。当時のアッツ島の様子を伝える貴重な史料である辰口信夫曹長の日記もこの日が最後となっている。最後の突撃の直前、山崎部隊長はほとんどの書類を焼却したため、当時の様子を偲ばせる数少ない資料である。

“夜二〇時本部前に集合あり。野戦病院隊も参加す。最後の突撃を行ふこととなり、入院患者全員は自決せしめらる。僅かに三十三年の命にして、私は将に死せんとす。但し何等の遺憾なし。天皇陛下万歳。
聖旨を承りて、精神の平常なるは我が喜びとすることなり。十八時総ての患者に手榴弾一個宛渡して、注意を与へる。私の愛し、そしてまた最後まで私を愛して呉れた妻耐子よ、さようなら。どうかまた会ふ日まで幸福に暮して下さい。ミサコ様、やっと四才になったばかりだが、すくすくと育って呉れ。ムツコ様、貴女は今年二月生れたばかりで父の顔も知らないで気の毒です。

〇〇お大事に。〇〇ちゃん、〇〇ちゃん、〇〇ちゃん、〇〇ちゃん、さようなら。”

『ウィキペディア(Wikipedia)』

北の海には凄惨な歴史が残されています。

丸山さんは酒に酔って、何も考えないで発言したわけではないと思われます。

「ナチスに学べ」と偉い人が言いましたが、自分で「突撃隊」を演じたあげく、はしごを外されたようですね。


「十勝の活性化を考える会」会員K


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シャンシャン総会

2019-05-25 10:54:52 | 投稿

                   

先日、令和元年5月23日付け「十勝毎日新聞」編集余禄の記事に、以下のようなものが書かれていた。

 『新年度に入り、管内の各団体・機関が相次いで総会を開いている。今年度は特に、平成最後の事業を総括し、令和初めの事業を決める節目の総会。取材の機会も多いが、気になることもある。

昨年後の事業・収支決算報告を承認し、今年度の事業計画、予算を決めた後、議長が「せっかくの機会ですので皆さんから何か意見があれば」と発言を促す。会場からは「・・・」。ものの15分で終わる総会もあった。まさに、「シャンシャン総会」。

「シャンシャン」はもともと、物事が円満に収まったときの手締めの音を表す。主催者が「それではめでたく、シャンシャンといきましょう」などと会を締める。シャンシャン総会は、その意味から質疑応答や議論などがなく、短時間で終わる会議のことを指す。(中略)

そんな折、帯広広小路商店街振興組合(組合員23人)の定期総会の出席者がわずか2人だったというニュースも。規約により書面出席を含めて総会は成立したが、わずか2人ではシャンシャンどころではない。団体はそれぞれ目的を持って設立されている。活発で多様な意見を戦わせてこそ組織の発展がある。シャンシャン総会からは何も生まれてこない。』

 「十勝の活性化を考える会」の総会では、活発で多様な意見が出た。私たちは「無関心」であってはいけないと思う。なぜなら、最近の「道新」や「週刊エコノミスト」に、国の長期債務増大(デフォルト)のことが詳細に書かれていたからである。国のデフォルトになれば十勝の活性化ごときではなく、起きないことを切に願うばかりである。

 また私は、当会や町内会など様々な会員になっているが、最近、会員が年々減少していることに不安を覚える。人口減少しているから仕方ないが、その減少が人口の減少以上に進んでいることである。その原因が、年金生活者の増大や「会」そのものに存在価値を見いださなくなった事かも知れない。

ただ一方で、自己中心主義や無関心層が増えており、引きこもりの増大、心の病や障害を持つ人の増加などにも繋がっているのではないかと思っている。

「十勝の活性化を考える会」会長


 


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人権も歴史検証もなく

2019-05-23 05:00:00 | 投稿

■九州の会員から「西日本新聞」の切り抜きが送られてきました。
アイヌ新法を取り巻く問題が、全国に紹介されることは大変意義が深いと思います。

「十勝の活性化を考える会」事務局


 

 


西日本新聞 2019.5.12
「アイヌの人々の誇りが尊重される社会を実現するための施策の推進に関する法律(アイヌ施策推進法)」が先月成立した。「蝦夷地」が日本政府に併合され「北海道」と改称されたのは1869年。以降、アイヌ民族を対象とした法律は三つだけだ。99年の「北海道旧土人保護法(旧土法)」、1997年の「アイヌ文化振興法」、そして今回のアイヌ施策推進法である。
 なぜアイヌ民族に独自の法律が必要なのか。北海道には「開拓使」が設置され、多くの移民が送り込まれた。アイヌの土地・資源の収奪、生業の破壊、文化の否定などが広がり、日本人移民との間に大きな経済格差やひどい差別が生じた。
 当初、「優勝劣敗」の結果と放置した政府も、福祉思想から旧土法を成立させた。しかし、狩猟・漁労民であるアイヌを、農耕化を通して強制同化させる同法は、保護法ではなく差別法であった。
 戦後、政府はアイヌの同化は完成し、日本人と同じ福祉対策があれぱ十分とした。しかし、植民地政策の結果の構造的な格差や差別は解消されず、1974年、北海道は独自に「北海道ウタリ福祉対策」を開始した。

---中略---


 民族最大の団体である北海道アイヌ協会は、アイヌ施策推進法の成立に「歓迎」と「感謝」の意を表した。22年ぶりの新法である。国立の施設も建設され、交付金も用意される。一定の規制緩和が実現し、施策も全国で展開される。
 他方、批判的なアイヌの視点からすれぱ、「先住民族」の言葉はあるが、22年経てもアイヌ民族の権利はどこにもなく、謝罪を含む政府の歴史検証もない。政府施策の根拠法であっても、国際水準の人権法ではない。率直に書けば、今回の法を心底から喜んでいるアイヌはいないだろう。
 むしろ危険なことは、日本の市民が、多文化社会に向けアイヌ政策が順調に前進しているという誤ったメッセージを受け取ることだ。改めて、共生社会の実現を、襟を正し批判的に検討したい。

恵泉女学園大教授 上村英明氏

 

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おもてなしとは・・・

2019-05-22 05:00:00 | 投稿

令和元年518日付け「道新」卓上四季の記事に以下のことが書かれていたので、その抜粋を記す。

 

「人を見たら泥棒と思え」とは嫌な言葉だが、こうしたご時世では仕方がないのだろうか。けれど、そんな世知辛い世の中で心温まる話を、沖縄の地方紙などで見つけた。

親戚の葬儀に参列するため、飛行機に乗ろうとしていた沖縄の男子高校生が、航空券代が入った財布をなくして、モノレールの空港駅で途方に暮れていた。たまたま出会った埼玉県の医師が6万円を生徒に貸して、身元も十分に確認しないまま出発便に急がせたそうである。埼玉に戻った医師がその話を周囲にすると、「だまされたんだよ」と笑われたそう。

しかし、この高校生が、地元紙などを通してこの医師を探していることを同僚がネットで知り、教えてくれたという、来週にも対面することになった。

医師は、「ずっと信じていた。沖縄の人は優しい。涙が止まらなかった」と話す。高校生も、「将来、他人に同じような優しさを分け与えられる大人になりたい」と感謝していたそうだ。

北海道にも国内外からたくさんの観光客が訪れる。なかには思わぬトラブルに遭う人もいるだろう。そんな時、なにかお手伝いができたらいい。「北海道の人は優しい」と思ってもらえたら、こんなうれしいことはない、(2019/5/18)

 

このような「おもてなし」を十勝人も出来たら、もっと観光客が増えるだろう。そして十勝は、もっと活性化するだろう。連続テレビ小説「なつぞら」も放映しており、チャンスだと思っている。

「十勝の活性化を考える会」会員


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障害

2019-05-21 05:00:00 | 投稿

障害

 

先日、「障害児を普通学級に!」の集いがあり参加してきた。私も障害のある身(介護1)なので、大変参考になった。なお、以下の文章は私が書いたもので、参考になればと思う。

 

【青春とは・・・】

あなたは、青春を謳歌していますか?
あなたは、夢や理想を追いかけていますか?

「青春とは人生のある期間を言うのではなく心の様相を言うのだ。人は年を重ねただけでは老いない。理想を失う時に初めて老いる。」

 

上記は、ユダヤ系ドイツ人の作家サムエル・ウルマンが書いた青春の詩の抜粋である。

ところで、平成三十年九月十五日、樹木希林さんがガンにより七十五歳でお亡くなりになりましたが、ガンが全身に転移してからは価値観も変わったそうである。

私も七年前、脳出血で倒れて救急車で病院に運ばれた。そして、八時間にわたる手術を受けて奇跡的に助かることが出来た。そして、倒れて気づいたことがある。それは、人は死ぬような大きなことに遭うと価値観が変わるということと、人間に差を付けるなど傲慢な動物であるということである。

そして倒れてからの自分は、同じ病気になった人と知り合いになった。人との出会いは、運命を左右することもあるので大切にしたいと思う。

また人が生き続けるということは、苦しいことや悲しいことなどがあって大変であるが、生きていると楽しいこともあるので、生きていることに感謝しなければいけないと思う。

ところで、2016年に「障害者差別解消法」が施行された。この法律は、「障害のある人もない人も、互いに、その人らしさを認め合いながら、共に生きる社会をつくる事を目指している」とされている。この十勝が、障害のある人と障害のない人が、共生していく社会が出来ればと願っている。

「十勝の活性化を考える会」会長


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