5月28日(土)、神社・仏閣巡りと外へ出よう会サークル活動を2年ぶりに開催致しました。
天候に恵まれ聚楽園大仏、東海市立平洲記念館・郷土資料館の見学会に12名の参加者がありました。
聚楽園大仏は、愛知県東海市に昭和2年(1927年)に完成した日本最初の鉄筋コンクリート造大仏です。高さ18.79Mです。
完成当初は日本最大の大きさを誇りました。大仏を建立したのは山田才吉という実業家で、私財を投じて「昭和天皇御成婚記念行事」
として大正13年(1924年)に工事着工し、3年の月日をかけて完成しました。山田才吉が亡くなった後は企業の所有を経て、
昭和58年(1983年)から宗教法人大仏寺の所有となり、多くの市民の寄付によって大規模の修理が行われた。
聚楽園大仏は、誰でも訪れることができる公共性を持った建造物として市内外から親しまれており、東海市のシンボル的存在となっています。
ブレークタイムで、茶室「嚶鳴庵(おうめいあん)」で一休み。お抹茶と和菓子をいただき、特に女性メンバーの皆さんに大好評でした。

聚 楽 園 大 仏 集 合 写 真

吽形 阿形 茶室 嚶鳴庵
平洲記念館は、東海市出身の江戸時代の儒学者・細井平洲先生の記念館です。
平洲先生は、藩政改革で有名な米沢藩士・上杉鷹山の師として活躍し、晩年には、尾張藩士に仕え藩校・明倫堂の初代督学となった人物です。
「学んだことを生かす」という実学が平洲先生の信条で、吉田松陰や西郷隆盛にも影響を与えました。
平洲先生の業績や、書画等の作品を中心に展示しています。
郷土資料館には、知多式製塩土器をはじめとする東海市の考古資料や民具等を展示しています。
最後に昼食会(料理教室試食会)。東海市の歴史について話が盛り上がり和気あいあいとした楽しい一時でした。
細井平洲先生の教え「先施の心」。先施とは、自分からさきにおこなう、ということです。
相手から働きかけを待つのではなく自分の方から相手に働きかけていく心持ちが大切ですよ、ということです。
自分から進んで働きかけることによって、相手のこころを動かすのです、と平洲先生は説かれました。
次回計画時も多くの皆様の参加をお待ちしています。(森川リーダー)

東 海 市 立 平 洲 記 念 館

昼食風景 お食事処 おお田